younghopeさん のコメント
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自民党の攻勢は異常だ。民主主義の危機に日本は突入している。
民主主義の大前提に報道の自由がある。
メルケル独首相が訪日した際の講演のやり取りの中で、彼女は次の発言をした。
「私は言論の自由は政府にとっての脅威ではないと思います。民主主義の社会で生きていれば、言論の自由というのはそこに当然加わっているものであり、そこでは自分の意見を述べることができます。法律と憲法が与えている枠組みのなかで、自由に表現することができるということです」
「34~35年間、私は言論の自由のない国(東ドイツ)で育ちました。その国で暮らす人々は常に不安におびえ、もしかすると逮捕されるのではないか、何か不利益を被るのではないか、家族全体に何か影響があるのではないかと心配しなければならなかったのです。そしてそれは国全体にとっても悪いことでした。人々が自由に意見を述べられないところから革新的なことは生まれないし、
最近の個別案件に対する政府政権の関与ははなはだしい。共産党員であるから危険だというのは、政府が画一的体制内人間を求めており、政府に反する発言を抹殺しようとしているといえます。福島氏の「戦争法案」も同じことである。彼女は政府の法案を「戦争法案」とみなしたのであり、議事録からカット削除する必要性はない。これが議論の経過発言であり、次の時代に見直されることがある。この時代を生きた人間としての証明でもある。政府は、戦争が是認されるものでなく、政府が行っているのでなく、国民の総意として戦争するという無責任体制を敷こうとしている。まったく、先の戦争に突入したと同じ事を行おうとしている。
孫崎さん御指摘通り、同じ敗戦国として、ドイツのメルケル首相が助言したことを全く理解しようともせず、門前払いの政府、マスコミは、世界から反省しない傲慢な国家というより、理性無きむき出しの欲望に操られた国家としかみなされかねないでしょう。
個人の直観力、洞察力が今この時ほど求められているときはないのであるが、低レベルの官僚、政治家、マスコミ、さらに貧困者までが国の異常な法案をバックアップしている状況は異常としか言えない。何が何でも米国に縋り付く深情け、国家が情にほだされてよいのであろうか。理性を取り戻すべきでしょう。
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