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younghopeさん のコメント

TPPは本来、中国を念頭に始めた巨大な米国経済圏構想であったはずである。米国の意図とは別に、中国は、米国経済圏のTPPに入らなくとも、AIIBによって、独自に中国経済圏を構築できる基盤ができたといえる。中国は使い道のなかった米国債券をインフラ投資に回すことができ、ドル資産を生かせて使えることになる。TPPにおける毒薬条項ISDも中国を巻き込まないのであれば、日本相手では、今まで苦渋を飲まされ続けてきた経過があり、米国の企業に意見の対立が出てきてもおかしくない。中国との経済圏争いに米国は敗れ去ったのであり、凋落の米国とは対照的に中国の時代が始まるのでしょう。
ただ、日本にとっては大変な時代が始まる。企業は米国企業に吸収され、国民は固定した賃金に固定化され、貧困化が数年のうちに深刻化するのではないか。米国、韓国の実態を直視すべきです。韓国は、ちょっとした不平等が政権を揺さぶるのは、貧困化が進んだが故の副作用なのです。他人事のように報道するマスコミは、狂っている。明日の我が身です。
No.1
116ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
TPP を巡り、民主党内が割れている。 A: その中で最も大きいのが、オバマ大統領とウォーレン米上院議員(元ハーバード大学ロースクール教授)の対立である。 すでにブログで紹介したがエリザベス・ウォーレンは、ヒラリー・クリントンに次いで、民主党の大統領候補の有力候補とされている(本人の出馬に対する態度は不明)。マサチューセッツ州選出議員で、元ハーバード大学ロースクール教授である。 ・米国は TPP 交渉の最終ステージ。誰が TPP で利益を得るか。 ・ ISD 条項が問題。「投資家―国家紛争処理条項」という名前にごまかされるな。 ・ ISD 条項への合意は一段と多国籍企業に有利。 . もっと悪い。それは米国の主権を損ねる。 ・ ISD 条項は米国法律に挑戦し、米国裁判所の関与なしに巨額を納税者から支払わせることになる。 ・米国がしばしばガソリンに添加される有毒化学物質を健康・環境への影響で禁じたとしよう。もし、外国
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。