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前原雄大のすっげぇ一打

2014-06-30 20:00
    麻雀最強戦の対局で飛び出した「凄い一打」をピックアップ。その一打のどこが凄いのか? 打ち手が考えていたことは何か?
    視聴者の皆さんも実戦ですぐに使えるかもしれないテクニック・戦術について、麻雀最強戦オフィシャルレポーターである梶本琢程(梶やん)が丁寧に紹介します。[毎週月曜日更新]


    皆さん、こんにちは。麻雀最強戦オフィシャルレポーターの梶本です。


    さて、今回は2011・2012の鉄人プロ代表決定戦を制した前原雄大プロの一打を紹介します。

    鉄人プロ代表決定戦予選A卓東三局、南家・前原プロの手牌です。
    74cf5af60ae2eac53b87bc5958f7c451ffcae335

    ドラ五萬がトイツの手。三索六索が入ればカン二萬待ちでもリーチ行きそうな感じなので、安全牌候補の西を温存し六萬を捨てるかと思われた。

    だが、前原プロの選択は西切りだった。

    この六萬残しの意図はどこか?

    それは四萬を引いたときにぐっと手が広がるのである。
    一萬三萬四萬五萬五萬六萬三索四索四索五索五索七索八索九索

    ここで一萬を捨てれば、二萬三索六索から二萬三萬四萬五萬六萬七萬二索三索四索五索六索一気にテンパイチャンスが広がる。ドラの余る三萬六萬引きがあまり嬉しくない感じもあ
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