第1回の開催から今年でちょうど四半世紀が経つ麻雀最強戦。麻雀最強戦レポーターの梶やんが、近代麻雀で掲載された過去の名対局やエピソードなどをピックアップし紹介する[不定期連載]
第7回最強戦。決勝戦に進んだのは山崎一夫さん、植島啓司さん、飯田正人プロ、藤田敏八監督の4名。この年の決勝戦は、予選のポイントを持ち越して行なわれました。
山崎 +203.7
植島 +139.0
飯田 +123.8
藤田 +121.5
山崎さんの有利は一目瞭然です。2着ならほぼ安泰。他の3名はトップが絶対条件です。ただ、当時の山崎さんは「棒テン即リー全ツッパ」打法を提唱されていて、基本的に守らない雀風です。波乱の展開は十分に予測できました。