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ファイナルへの意気込み 全日本プロ男性代表・森下剛任
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ファイナルへの意気込み 全日本プロ男性代表・森下剛任

2014-11-10 11:00
    麻雀最強戦ファイナルまであと僅か。各対局者はどんな気持ちで今を過ごしているのか。麻雀最強戦レポーターの梶本琢程が選手への直接インタビューを試みた!


    梶本「ではよろしくお願いします」

    森下「お願いします」

    梶本「ファイナルまであと1月ほどですが、今の心境はいかがでしょうか?」

    森下「今はまず最強戦の前にある王位戦、こちらは現・王位なので現時点ではこちらに向かって集中しています。そこでいい麻雀を打って、よい状態で最強戦に臨みたいと思います」

    梶本「王位戦は何日から参戦されますか?」

    森下「私自身はベスト16からですから、11月28日の土曜日です」

    梶本「それ以降がなかなかハードなスケジュールですね。東京と地元の往復が続きますが、体力的には大丈夫そうですか?」

    森下「そうですね。まだ若いので大丈夫です。対局前の新幹線の移動中に麻雀のことを考えて集中しています。その移動時間がいい効果をもたらしているのかなと思います」

    梶本「ちなみに最近の麻雀の調子はいかがでしょう?」

    森下「最近はやや下降気味ですね。先日V7(★)で敗退し、リーグ戦でもマイナスしましたし。この(インタビューの)後、セット麻雀をするのですが、調子を取り戻して王位戦や最強戦に臨みたいです」



    梶本「では、ファイナルA卓のメンバーについてのお話を聞かせて下さい。まず、二階堂亜樹プロから」
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    森下「二階堂さんは、3人の中で唯一対局経験があります。二階堂さんは精神的に強くて、押し引きもシビアだし、よい麻雀を打つなあと思っています」

    梶本「なるほど。ただ、対局経験はないとはいえ、藤崎さんの対局はよくご覧になるのでは?」

    森下「そうですね。藤崎さんの麻雀は僕と正反対とまではいかないまでも、かなり違いますね。同じメンゼンタイプではありますが。見ていて凄く面白くて勉強になります」

    梶本「藤崎さんのような受けタイプの打ち手に苦手意識はありますか?」

    森下「そういうのはないですね。藤崎さんが前に出てきたら警戒しなければと考えています」

    梶本「萩原さんについてはいかがでしょう?」
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    森下「萩原さんも映像で見ただけですが、やはりメンゼン主体ですよね。僕よりやや手が遅く、その分打点力があるイメージです」

    梶本「では、この卓で勝つならどういう展開をイメージされますか?」

    森下「この卓だと仕掛けがなく、メンゼンの手数勝負になりそうです。そこで押し切りたいです。あと後手に回った藤崎さんと萩原さんがどう押し返してくるか。とは思いますが、結局自分の麻雀を打ち切るだけです。ギリギリまで押して、ギリギリの場面で判断して、それで勝ちたいですね」

    梶本「では、ここを勝ちあがって決勝戦で戦いたい相手は誰でしょう?」

    森下「沢崎さん、あと1回しか打ったことがない瀬戸熊さんですね。沢崎さんとはグランプリで負け、先日の十段戦でも負け、負けっぱなしなんで、とりあえず沢崎さんをクリアしないといけないという気持ちが僕にはあります。やはり沢崎さんに勝ちたいですね」

    梶本「沢崎さんの強さはどのあたりにあると思いますか?」


    森下「雰囲気というか間合い、仕草などが上手く、いつの間にか沢崎さんのペースになっているんです。場の主導権を取るのが巧みですよ」

    梶本「ファイナル決勝で今までの借りを返すことを期待しています。ところでファイナル当日は森下さんのお店(★★)ではスタッフさんがPCを見ながら応援する感じになりそうですか?」

    森下「そうですね。1号店も2号店でもそんな感じになります」

    梶本「お客さんから祝福や激励の言葉はありましたか?」

    森下「もちろんありましたよ。今回のファイナル進出になった全日本プロ代表決定戦もタイトル戦のようなものじゃないですか。常連さんも喜んでくださいましたし、ニコ生や近代麻雀の記事を読んでお店に来てくれる人もいましたよ」

    梶本「同じ決勝で戦った櫻井プロも『あそこまで勝つのが奇跡的な確率だ』と仰ってましたが、そこで優勝することは森下さんにとっても大きいですよね」

    森下「そうですね。麻雀の大会『勝つ』ってことは凄く難しいじゃないですか。ベスト8まで進出しても、そこで負ければやはり『負け』になるんですよ。優勝以外は『勝ち』じゃない。勝つのは本当に難しいので、それだけに全日本プロで優勝できたのは大きかったです。自信にもなりました」

    梶本「なるほど。ありがとうございました。ファイナルでの対局も期待しています」

    森下「はい、ありがとうございました!」

    最強戦ファイナルまであと36日!

    ★V7…日本プロ麻雀連盟主催の勝ち抜きバトルV7のこと。男性プロオーディションに合格したプロを対象とした対局番組。
    ★★お店…森下プロは三重と名古屋に雀荘を経営している。

    ちなみに実際のインタビュー音声はこちら!
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