最強戦ファイナルを戦った選手は対局中に何を考え、どう決断していたか? 気になる局面をピックアップし、直接選手に聞いてみた!

決勝卓の優勝予想でも小林人気は50%オーバーと圧倒的。キャリア・実績だけでなくB卓の勝ち上がりをみたらそれも当然のように思えた。しかも有利なラス親である。

だが、東1局に藤田へ三暗刻の6400の放銃からスタートした小林。そのまま爆発した藤田に追いつくことはできなかった。だが、随所に「コバゴーらしさ」が見える一打を披露してくれた。今回はその局面などについて触れていこう。

まず南1局。トップ目・藤田と4万点弱開いた状況で、久々に先手を取れた場面である。pai_s_8p.jpgをアンカンして単騎待ちテンパイを入れた後、pai_s_pe.jpg単騎のヤミテンを経てpai_s_4s.jpgpai_s_7s.jpgのノベタンになったところでリーチをかけた。
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梶本「pai_s_pe.jpg待ちではリーチをかけず、pai_s_7s.jpgツモのところでノベタンでリーチ。この決断の理由を教えてください」

理想はpai_s_3s.jpgpai_s_6m.jpgといったドラ引きのノベタ