3月14(土)15時から行われる、麻雀最強戦2015女流プロ代表決定戦・桜の陣4dcd671bfd95dce3b959456dcdb43bfaa4a0dc8b

昨日に続きB卓の紹介。

まずは茅森早香。

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2012年の代表決定戦では他プレイヤーとは一味違うセンスの良さを見せつけて優勝した。そもそもつい最近まで「麻雀の勉強をしたことがない」「間4軒って何?」という感じだったようで。つまり今までセンスだけで勝ってきたということもできるのだ。茅森の武器は場面を正確に読んでそれに合わせて手作りできる力。また、麻雀でよく起こりがちな理不尽さに対しても冷静に対処するメンタルの強さである。インタビューでは珍しく「勝ちたい」というやる気を見せた茅森。ファイナルに勝ち進んで男性プロをキリキリ舞いさせるところも見てみたいものだ。


続いて和久津晶。

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女性プロはもちろん男性プロを含めても和久津ほど攻めっ気の強い打ち手は少ないだろう。昨年まで色々な対局であと1歩届かずという本人にとって歯痒い時期が続いたが、プロクィーンで優勝し久々にタイトルを獲ったことで本人も今年はスッキリした気持ちで対局に臨めるだろう。今回の対局者の中では一番の「勝ちたがり」の肉食系女子であり、最後まで諦めないハートの持ち主だ。ほぼ全局、前に出て手を作ってくるだけに、他の対局者も親を何度もやらせてもらえるとは考えないほうがいい。注目ポイントもそこで、親と和久津の手がぶつかったときにどういう決着になるかが楽しみである。

続いて宮内こずえ。

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最強戦での出場回数は決して多くないが、オールスター最強戦では決勝にも進出しており本人にとっても相性の良いタイトル戦と認識している。本人のキャラクターもあって、他の選手からはノーマークのように見られているが、意外と戦略家で麻雀の引き出しも多い。他の対局
を見る限りでは「強気に前に出ているときのほうが良い成績を残している」という印象がある。相手のリーチや仕掛けに対し、押しにくい牌でも強引に通していくときのほうが勝っている。当日、宮内がどういうスタンスで臨むのかが注目される。

最後に豊後葵。

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夕刊フジ杯や野口賞などニコニコ生放送の麻雀対局ではすっかりお馴染みの打ち手だが、決勝戦ではことごとく苦杯をなめてきた豊後。だが昨年、ようやく悲願の初タイトル(女流雀王)を手にし、決勝では勝てないというコンプレックスを払拭した。豊後も強気な打ち手であり、前に出てくる局面が多い。和久津とのぶつかり合いは必至であろう。また、女流プロには珍しいビッグマウスを持っており、当日のマイクパフォーマンスも注目される。おそらくAKB総選挙における誰かのセリフのパロディでくるのではないかと筆者は予想している。

以上がB卓のメンバーである。こちらは和久津・豊後という超攻撃型がいるため乱打戦が予想される。和久津・豊後が揃って勝ち上がるパターンは考えづらいか。両者が放銃する合間を縫って、茅森や宮内がどう立ち回るかにも注目したい。
決戦は今週土曜日15時に開始される。無料枠もあるので、まずは一度ご覧いただきたい‼︎