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歴史をまなぼう☆ その90 来ない村上水軍
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歴史をまなぼう☆ その90 来ない村上水軍

2015-08-18 22:00

    あざみと学ぼう。歴史ッ!!のコーナーで〜す♫

    その90 来ない村上水軍


    こんばんわあざみです。
    この歴史をまなぼう☆では、魔界には欠かせないファクターである“歴史”を一緒に薊と学んでいこうではないか!!というブログです。

    魔界での歴史上の武将たちのその生き様や、心意気、はたまたどうして死んだのかといういわゆる歴史を紹介し、魔界をさらに楽しんじゃおうという気持ちをもって筆をとらせていただいている次第です!

    いや〜〜ついに90まで来ちゃいましたね〜〜いやっふうう!!突っ走るぞ〜!

    1555年9月21日、隆房率いる2万の大軍は500艘の船に分乗し、岩国から一路

    厳島へと渡り、大元浦近くから上陸・・

    「厳島を制圧せよ!!!!!」

    おおおおおおおおおお

    隆房軍は早速、宮尾城の南にある塔の岡に本陣を構えたほか、大元浦近くの多宝塔や弥山にも兵を配置し、もちろん、海には兵船を並べて、毛利の到着に備えます。


    こうして、完璧な布陣を行った後、軍議で息巻いた房清を先頭に宮尾城に攻撃を仕掛けます。


    当時の最先端の兵器=鉄砲を駆使して攻める隆房軍に、守る宮尾城は、わずかに600人あまり・・・そのワリには決死の抵抗を続けますが、やがては水の補給路も断たれ、落城は時間の問題となります。


    一方、宮尾城への攻撃開始を24日に聞いた元就・・・早速、重臣に留守を任せて進発しますが、元就が厳島へ向かうには、もう一つ条件があったのです。

     

     

    この作戦に不可欠なのは水軍


    島の周囲に船を配置して、城への攻撃を仕掛けている彼らを袋のネズミにするためには、コチラにも、それなりの水軍の力が必要です。


    しかし、今のところ、毛利氏が有する水軍は、川内警固衆と小早川の水軍と、援軍として駆けつけた因島(いんのしま)村上水軍・・・これらを合わせても、わずかに120艘・・・隆房の500艘には到底及びません。


    そのために、元就は、能島(のしま)村上氏&来島(くるしま)村上氏にも声をかけていたわけですが、彼らの水軍が現われる気配は、まだありません。


    そうこうしているうちに、更なる宮尾城の知らせが・・・
    「今や、城兵の着物を裂いて作った大縄で櫓を縛りつけて、倒壊を防いでいる状態です!
    あと10日ももちません!」
    と・・・


    この厳島へのおびき出し作戦・・・宮尾城が落とされて厳島を制圧されてしまっては、THE END。


    何がなんでも、宮尾城が落ちる前に、元就本隊が駆けつけなければ意味がありません。


    迫る落城・・・
    来ぬ水軍・・・

    ど、どうなる!?厳島合戦!!




    つづく。

    それではまた明日のこの時間にお会いしましょう。
    今宵はここまでに致しとう御座います。


                                            あざみ



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