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あざみと学ぼう。歴史ッ!!のコーナーで〜す♫
その94 何を惜しみ 何を恨みん 元よりも この有様に 定まれる身に
こんばんわあざみです。
この歴史をまなぼう☆では、魔界には欠かせないファクターである“歴史”を一緒に薊と学んでいこうではないか!!というブログです。
魔界での歴史上の武将たちのその生き様や、心意気、はたまたどうして死んだのかといういわゆる歴史を紹介し、魔界をさらに楽しんじゃおうという気持ちをもって筆をとらせていただいている次第です!
「ぉぉぉおのれえええ。」
隆房の怒りはMAXでしたが、かといってもはや打つ手は無い。
敗戦を悟った隆房は、自刃を覚悟しますが、、、
「NOーーーーーーーー!!!」
これを家臣の房清(ふさきよ)に止められます!!
「隆房の旦那ぁ!!!あんたぁ最期まであきらめちゃ〜いけねえよい。」
「ふ、ふさきよ〜〜。わかった!」
そうして隆房は、厳島を脱出すべく、岸へと向います。
主君を逃がすべく殿(しんがり)←たしか最後尾で敵を食い止める存在
のようなのをつとめた房清は
「先に行け!!あっしもすぐに追いつく!!」
この途中で壮絶な討死を遂げました。(説明は省く)
こうして岸に向かった隆房ですが、そこには、もう、動ける船はなく、やむなく、さらに西岸沿いに馬を走らせますが、ここまで、無事な船は1隻もなく・・・
「あわや、ここまで・・」
覚悟を決めた隆房は、側近と水盃を交し、自ら自刃して果てました・・・
隆房35歳にして、逆臣の汚名を着た猛将は、弁解の余地を許されず、厳島に散ったのです。
何を惜しみ 何を恨みん 元よりも この有様に 定まれる身に。
↑この句は、隆房の残した辞世の句。(遺言です。)
意味は、こうなることは生まれた時から決まっていたのだから、何を惜しむことや恨むことがあろうか。
なんだか悲しい最期です。
ふーーむ。なるほどです。
いや〜本当に恨みもなく死んだのか。薊はそこが気になります。
つづく。
それではまた明日のこの時間にお会いしましょう。
今宵はここまでに致しとう御座います。
あざみ
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