凄いどうでもいい話
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凄いどうでもいい話

2014-05-03 15:42
    人の夢って、面白いですよね。同じ夢(目標)を持つ人同士でも理想像は違うし、最終的に自分に満足しても手前だったり奥だったりする訳ですよね。野球選手に憧れる少年が夢が実現した場合、将来はプロ野球で活躍し国内を盛り上げ最後は華々しく引退したり、又はアメリカのメジャーに飛んで体格が全然違う選手を相手に全力で挑み続ける野球人生もあるわけですよね。どちらも素敵ですし、こっちの方が良いなんてケチつける気は更々ありませんが、人の夢という物は無限の可能性を秘めています。
    それで、僕も自分の夢を再認識する機会が先日ありました。大学で一年学び、きりきり舞いしていた僕ですが今自分は夢に向かっているのか心配になってきました。
    僕の夢は、以前からお伝えしている通り、作家です。細分化すると小説家です。中学三年生の頃に突然「小説家になりてぇ」と思い立って、現在まで突き進んできました。飽きっぽいで有名な僕ですが未だにその想いは変わらないのでやって良かったなぁと思っています。
    所で、小説家って色々形態がありますよね。そもそも、小説家って単語そのものがかなりテキトーなカテゴリーです。雑誌で連載したり、新聞で連載したり、どこぞの出版社で本を出したり、文庫で出したり、小説そのものにもジャンルがあるので更にそこから細かく分かれますよね。

    僕の他に「小説家」になりたい人はどんなヴィジョンを持ってるのか、そういえば僕それを聞いた事がありませんでした。でも、同級生の誰かは直木賞で受賞して~とか言ってた気はします。小説家にとって、新人賞等は良いステータスになると思います。それがデビューの切っ掛けになるのは間違いないですし、何よりそこで業界の人に顔を合わせる事が出来たら、デビュー出来なくても何かの拍子に引っ張り上げて貰えますからね。
    小説家といえば誰もが『一室に引篭もって机の原稿用紙に筆を下ろす姿』を想像しますよね。それで、部屋の出口には編集部の人間が居るのがセオリーですよね。でも、良く考えたらこの編集部の人って、要はその小説家が出版社で本を出してそこから遣われて居る訳ですよね。
    でも、今から2~3年前って携帯小説が他メディアに飛び出してきて散々幅を利かせていたと思ったら、今現在は電子書籍が大流行じゃないですか。正直言って、こんな流れ僕だって予想しませんでした。というか、予想できた方居るんですか?あの頃は、僕のイメージではけいおん!やらハルヒも映画館のスクリーンで観る様になり、他メディア移植という点では携帯小説と争っている様にも見えた時代ですが。

    アッハイ。携帯小説も電子書籍も同じ?いや、これが違うんです。携帯小説と電子書籍の最大の違いは『電子書籍はビジネス』という所ですね。電子書籍といえば、現在はKINDLEさん最強説が提唱されていますね。電子書籍の一番の魅力は収入が見込めるという点でしょうか。
    電子書籍は本を無償提供するのではなく、本を読むときには購入していただくんですね。この時、書籍の値段の大体3割~7割が印税として作者の懐に入る訳です。普通の小説家の場合、僕の記憶が正しければ印税は小説の5~6%なので、破格な訳です。これには、もちろん理由があり、まず出版社の様に編集さんが付かないのでその人件費が浮くんですね。そして、電子書籍は言ってしまえばデータなので木を伐採して紙を作ってそこに印刷する必要がありませんので、そこの費用も浮きます。
    要は、KINDLEさんは市場で、創作者達はそこに自分達の商品を並ばせて貰う事で印税以外は持っていかれるという事なんですね。こういう風に言うと、悪口みたいでアレですが、その市場はKINDLEさんでしっかり管理されていますし、自分の本が何冊売れているのかも簡単にチェック出来るんでそういう部分は本当に便利だと思います。それに、自分の本が売れたという実感を持てば、創作意欲が刺激される事もありますよね。僕はそういう人間です。
    ただ、編集さんがつかないという事は、誤字脱字の入念なチェックも自分で行う事になりますし、お金をもらうという事はビジネスですから色々気をつけなくていけない事が増えます。そういう注意を怠ると、下手すると法律関係で痛い目見ることになります。

    ですが、普段から意識していれば問題ない事ですから。そして、次は携帯小説について。
    僕が利用していた時代はの話ですが、携帯小説って基本無料で読めるんですよ。先ほどのKINDLEさんの話と大分変わりますが、その理由としては「そもそも書き手も読み手も素人だから」これに尽きます。あ、じゃあKINDLE市場はみんなプロなのかと聞かれると僕はお答え出来ませんので。一応。
    携帯小説って、うたい文句が「気軽に読めて気軽に投稿できる」みたいなのが多いじゃないですか。今だから分かりますが、絶対に小説家は自分の作品を気軽に作る事なんて出来ないんですよ。だって、どの社会も基本は競争社会じゃないですか。そんな中で、読者に手にとって読んで貰うために頑張りぬいている小説家達がどうやって気軽に小説を書くんだって話じゃないですか。つまり、ここで小説を書いている人はただのアマチュアか、ギャランティ貰って依頼されて作品を創っているプロの小説家さん位って訳ですよ。そのアマチュア達の中でも、本当の偉才は実際に書籍化したり出版社に雇われたりして成り上がるのでしょうが、アマチュア達の作品をすき好んで読むのは大体同類な訳で、そこを離れない限りどんな作品を書いても正当な評価は絶対に受けられないんですね。

    何か夢の話をしていたのが、何故か書籍の話になりました。脱線してすいません。
    まぁ、私の夢ですが、私の夢は広がっていく一方で、縮まりつつあります。
    小説、つまり文学ですが、普通の小説もラノベも海外の小説もどれも好きなんですよね。私にとっては、どれも小説なので、自分の思う小説を書きながら生計を立てられたらそれが一番だと思っています。しかし、ですよ。現実は甘くないんですよねー。私が通っている大学は芸術系を教える大学ですが、そこにはもちろん小説で活躍されている講師の方がいらっしゃいます。でも、少し考えてみれば彼等は小説だけで生計を立てられないから大学で講師をしているのだという事に気付かされます。いつから前線に居て、どんな賞をとって、立派な経歴を持つ先生である程、目の前に居るのがサンプルに見えてしまって現実の厳しさを痛感します。(物凄く失礼な話ですが)

    だからこそ、この時代の人間である事を喜ぶべきなのでしょうか。別に出版社にしがみつかなくても、今は電子書籍で自分の作品を世に送り出せる時代です。りっちゃんみたいにセルフプロデュースしながら、いずれどこかの出版社の目に留まる事があったら、その先の人生もまた面白い事になりそうです。ですので、小説家になる!という凄いシンプルな僕の夢は「新人賞で入賞する」ではなく「電子書籍で本を販売する」からスタートしそうです。ちょっと前は、前者が普通でしたが、多分今は後者の方が多いのではないでしょうか。もしかしたら、出版社の世話にならなくても食っていける小説家っていうケースがこれからドンドン出てくるかもしれませんね。
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