• このエントリーをはてなブックマークに追加
16.アニメーションとマンガの境界線について(前編)
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

16.アニメーションとマンガの境界線について(前編)

2014-08-22 13:20
  • 1
マンガが3DCGデータで作成されるような時代になると、
今度は、アニメーションとマンガの境界線が従来のマンガと比べかなり曖昧になってきます。

漫画用の3DCGデータキャラクターがあれば、
動かして表情をつけカット割りを行えば、
すぐにアニメーションにする事ができる為です。


今回のブロマガは、3DCGマンガが広がった後に、
どのようにアニメーションへ繋がって行くのかについて、
いろいろと考察してみたいと思います。



僕は今、アニメーションの制作手法や製作スキームを、
マンガロイド(3DCGマンガ)に応用できないかなと考え、
アニメーションや映像業界を作って来た方々から、
いろいろと学ぶ機会を得ているのですが、
最近になって、ようやくこれからのマンガ(アニメ)の
新しい方向性が見えてきた気がします。


ちょっと話は飛びますが、
まず今後の10~20年を考える上で、
一番重要なメディアが何になるか、
考えてみたいと思います。


これはあまり異論は出ないと思いますが、
スマホ以上に重要なメディア(デバイス)は、
今後10~20年は出ないように思います。

マンガを読むのを、
アニメーションを見るのも、
テレビのオンデマンド視聴も、
新聞を読むのも、
音楽を聴くのも、
すべてスマホを通して得る機会が、
一番多くなると思います。
※先日、スマホで2時間の映画を見たのですが、
かなり厳しかったので、映画は除外してあります。




通勤時間や空き時間を有効活用できる
スマホの重要性と優位性は、
テレビやパソコンといった場所を選ぶ
メディア(デバイス)より、数段高い為です。

それを踏まえると、
(3DCG)マンガの進化の方向性が
見えてきます。

スマホに最適化した(3DCG)マンガが、
勝ち残り話題になる可能性が高くなる筈です。


マンガを、スマホに最適化させる・・・とは、
どのような事を指すのでしょうか?

一言で言うならば、
「媒体特性に紐付いた(活用した)コンテンツを制作する」
という事になるのですが、
媒体特性とは、「動画が見れる」「画像がフルカラーで見れる」
「文字が読める」「声・音楽が聴ける」「一人で見る」「バズられる」
「空き時間に見る」「細切れで視聴する」等々を指します。

これらの媒体特性を、よりうまく活用したマンガが、
優位性を発揮し、人気を得る可能性が高くなると思います。

(中編に続く)
コメント コメントを書く

スマホ+タブレットですね。 5インチ〜6インチの当りはどちらとも取れる境目です。6インチあればマンガ数コマは十分表示できます。そうなると、4、5インチ用と6、7インチ用に別に表示するのが良いかな。 いっそ、表示アプリで画面サイズを指定するとそのサイズに最適化した表示をするとか、読者が表示方法を変えられる様にすれば良い。となると、原稿はコマ単位で作っておく必要があるのかな?

No.1 122ヶ月前
コメントを書く
コメントをするにはログインして下さい。