現行犯逮捕
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現行犯逮捕

2016-07-08 12:00
  • 1
「17:51殺人の疑いで逮捕する」
「ちょっと待って下さい...私のこの腕時計は寸分の狂いのない腕時計です。時間を見て下さい」
「...17:45か」
「その手を離して下さい。貴方が行った時間まで後6分ある。6分間だけ自由にして下さい」
「お前は殺人犯だ。自由にしたらまた死人が出るかもしれん」
「6分間人を殺さないと誓います」
「君は6分間で何をするつもりだ?」
「私は料理人です。最後に渾身の料理を貴方に振る舞います」
「6分で出来るのか?」
「出来ますとも!!幸いここは私の家です。食材は全部揃っている。さぁさぁ座って待っていて下さい」
男は、刑事を座らせて台所に立った。
「確かにこの男、高級レストランの料理長。テレビにも出ている。一度料理を食べてみたかった。さぁどんな料理を私に振る舞う」
早速男は料理にとりかかった。
まず冷蔵庫から飛りだしたのは、小さなパック。そのパックを破り皿に素早く載せる。その時間10秒...早業、プロの仕事であるである
「...まさか最初から私に料理を振る舞うつもりだったのか?毒が入っているのか?」ピッ
また、男は食材を取り出した。男は食材にお湯を注ぐ。残り時間は後5分。
「刑事さん完成です。話でもしましょう」
「私は貴様の本気の料理を食べたかったのにもうお終いか?期待させるだけ期待させよって、がっかりだよ」
「私は本気ですよ。5分後貴方は美味しいと言うはずです」
「そんなこと言うけど私はグルメだぞ。舐めるなよ」
「舐めてるのは貴方だ」チン
ジリリジリリジリリジリリジリリジリリジリリジリリジリリジリリ
アラームが鳴った時刻は17:51
「さぁ美味しいものを食べさせろ。まぁ期待はしていないがな。食べてお前を牢屋にぶち込んでやる」



「フフフ...セブンプレミアムを舐めないほうが良い」
「セ...セブンプレミアムだと」

男が小さいパックを破り皿に移していたのはセブン-イレブンの角煮であった



「グヌヌ...確かにうまいだが、それだけで私をまん」
その刹那
男がお湯を注いでいた食材から漂う絶対うまい奴の香り
「とっておきお見せいたしましょう」ドン



with白米



以上昨日の晩ごはんでした。
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かこつ。
美味しそうですね。でも野菜もとってください。
37ヶ月前
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