オリジナル・ブラックサバス再結成特集②~1992年
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オリジナル・ブラックサバス再結成特集②~1992年

2013-08-31 03:09
    さて、1985年の一瞬の再結成から7年の月日が流れた1992年、
    彼らは再び運命に導かれたかの如く2度目の再結成を果たします。



    それはオジーのライブ活動引退宣言(後に撤回)に伴う”最後のツアー”とされていた
    「NO MORE TOURS」(アルバム名「No More Tears」に引っかけた洒落です。)
    最終日の11月15日、コスタメサ公演で実現しました。

    当時のオジーはソロ活動こそ「ランディに次ぐ傑物」ザック・ワイルドを手に入れ
    NO REST FOR THE WICKED」も大ヒットし、ジェイク時代のLAメタルの頂点から
    へヴィ・メタルのカリスマ的ポジションに路線変更し順調そのものでしたが、
    私生活の方はブラック・サバス時代以来のドラッグ&アルコール中毒症状の泥沼に
    どっぷり漬り深刻な状態で、ラリって何と子供の目の前でシャロン夫人の首を絞めてしまい
    傷害・殺人未遂罪で現行犯逮捕されてしまうなど限界に来ていました。
    そこでライブ活動を一旦長期間休止してドラッグ&アルコール依存中毒のリハビリを
    始める為
    「ツアー活動休止宣言」を発表しました。

    一方85年以降ずっと”1人サバス”を続けてきたアイオミとロニー復帰に伴い
    サバスに5年振りに復帰したギーザーは同じく戻ってきたヴィニーと共に
    新作「DEHUMANIZER」を発表し、黄金期再びを夢見ていたロニーと
    「DEHUMANIZER TOUR」を行っていました

    しかし、ライブ自体は相変わらずの人気ぶりでしたが、余りにロニーが求めてた
    へヴィネスさを前面に出してしまったアルバムの方は往年の傑作程の売り上げを
    上げられず、失望と行き詰まりを見せながらツアーを続けている状態でした。

    因みにビルはと言うと、1989年にオジーの手助けもあって何とか初ソロアルバムを
    発表し念願のホームレス生活から脱出する事こそ出来たものの(笑)仕事は
    皆無と言っていい状態でした。

    そんな中行われたこのライブ、85年の”お仕事”感的なライブでは無く
    70年代に戻ったかのような熱いライブを披露してくれました。









    この日披露したのは

    Black Sabbath

    Fairies Wear Boots

    Iron Man

    Paranoid

    の4曲です。

    85年の時には時間の関係上演奏時間が長い為セット落ちしたBlack Sabbathが演奏された
    のは兎も角、Fairies Wear Bootsが取り上げられたのはちょっと意外でした。
    「Children Of The Grave」が前座のロブ・ハルフォードをVoに迎えたブラックサバスでは
    14日には演奏されなかったものの当日に他のオジー在籍時の曲と共にセット入りしている事を考えると本番直前になってセットリストに変更があったのかもしれません。

    公式の映像を見るとこのオジーの引退と言われていたステージに恩讐を超え7年振りに
    4人が集まった姿は85年の時とは違い終始にこやかな笑顔のままで4人全員が、
    心から演奏を楽しんでいるのが良くわかります。


    この92年の一夜限りの再結成が大成功であったからこそ5年後の本格的再結成に
    繋がる事になり、今のサバスがあるわけでそれを考えるとこの92年の再結成が
    如何に重要であったかが窺えると思います。

    続いて96年~97年の本格再結成について取り上げる予定です。(続く)
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