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DIO AT DONINGTON UK: LIVE 1983 & 1987

2014-01-06 23:27
    サバスシリーズも第1期マーティン時代が終わりを告げ、第2期ロニー期が訪れます。
    その前にちょっとサバスシリーズを離れてロニーが1982年にサバスを脱退して
    立ち上げたバンドのDIOを少し紹介したいと思います。
    このブロマガでも84年のライブを2本86年のライブを1本取り上げた事がありますが、
    今回は結成間もない83年とグレイグ・ゴールディーに代わった直後の87年に
    HR/HMバンドにとって伝説のフェスティバル「モンスターズ・オブ・ロック」に
    出演した時のライブをまとめた「公式ライブアルバム」を紹介したいと思います。

    DIO / DIO AT DONINGTON UK: LIVE 1983 & 1987


    購入場所:御茶ノ水

    購入金額:2000円

    1983年8月20日の「第4回モンスターズ・オブ・ロック」と1987年8月22日の
    「第8回モンスターズ・オブ・ロック」のDIOの出演部分を
    それぞれBBCが放送したマスター音源を元にリマスターを施した公式ライブアルバムです。


    本作の収録内容は以下の通り。

    Disc 1
    1. Stand Up And Shout
    2. Straight Through The Heart
    3. Children Of The Sea
    4. Rainbow In The Dark
    5. Holy Diver ←ココ注目
    6. Drums Solo
    7. Stargazer
    8. Guitar Solo
    9. Heaven And Hell ←ココ注目
    10. Man On The Silver Mountain
    11. Starstruck
    12. Man On The Silver Mountain (Reprise)

    Disc 2
    1. Dream Evil
    2. Neon Knights ←ココ注目
    3. Naked In The Rain
    4. Rock'N'Roll Children
    5. Long Live Rock'N'Roll
    6. The Last In Line
    7. Children Of The Sea
    8. Holy Diver
    9. Heaven And Hell
    10. Man On The Silver Mountain
    11. All The Fools Sailed Away
    12. The Last In Line (Reprise)
    13. Rainbow In The Dark

    以前からこの2つの音源はBBCが放送したラジオをエアチェックしたFM・SBD音源と実際会場で録音されたAUD音源の2種類のブートそれぞれが存在し、DIOブートの大激戦区でした。
    FM音源は受信度の差によりアイテムの好き嫌いがあり、「これぞ決定版!」という音源は
    見当たりませんが、83年のAUD音源に関しては何年か前にこの時ヘッドライナーで出演した
    WHITESNAKEのAUD音源とカップリングしたMONSTERS OF ROCK 1983という
    音源が登場しこの公式音源にも未収録であるアンコールの「Evil Eyes」を収録しており、
    今ではこの音源を持ってAUD系統は「終戦」となっています。

    そしてもう1つのFM系統に終止符を打ち込んだのが本作で2010年のロニー死後、
    前夫人のウェンディ・ディオがロニーの残したライブ音源を発表すべく設立した
    「Niji Record」レーベルから発売した物です。
    因みにこの作品に関してだけはロニーの生前から計画は進められていたそうです。
    言うまでもなく研ぎ澄まされた音質と分厚い音圧はピカイチ
    創世記と爛熟期のDIOのライブをトコトン楽しめます。


    まず83年ですが、この時はまだ結成してから僅か10公演目と本当に出来たてほやほやの時で
    しかも私が把握する限りDIO最古の音源でもあります!
    (もしこの公演より前の音源についてご存知の方がいましたらご教授頂きたいです。)
    この時はヘッドライナーであるWHITESNAKEに誘われて2番手で参加しました。
    その為演奏曲は9曲と大変少ない上に結成直後とあってDIOのオリジナル曲は僅か4曲、
    (しかもその内Evil Eyesは未収録)と半数がレインボー/サバスの曲で占められ、
    オマケに一番ファンが聴きたいであろう「Stargazer」は1分弱の短縮Ver
    ファンにとってはフラストレーションが溜まる内容かもしれません。
    しかし、まだまだ粗削りではあるものの、既にカリスマ性を垣間見せるヴィヴィアンを筆頭にジミー・ヴィニーのベテランリズム隊とクロード・シューネルが奏でるキーボードをバックに
    「遂にオレがリーダーなんだ!!」と言わんばかりに鬼のVoで歌うロニーが
    圧倒的存在感を見せつけます。そんな熱いライブを超高音質の公式サウンドで聴けるのは
    ファン冥利に尽きると言う物です。

    続いてDisc2に収められた87年は正反対にセミ・ファイナルとして参加しました。
    この時も「Dream Evil Tour」3公演目と前回以上にバンドの肩慣らしギグとしての色合いが強く、83年は1曲のみ未収録なのに対して今回は1曲目(!)のStand Up And Shoutを始め、
    中盤のI Could Have Been a Dreamer、The Mob Rules、更にはアンコールのWe RockとStarsという一番盛り上がる場面すら丸々カットしてしまった不完全Verとなっています。
    (ライナーノーツではリハーサル不足が原因云々と書いてますが
    つい先日手に入れた初日公演を聴く限り放送時間の制限という方が実情らしいです。)
    こんな不完全な形ですが、2曲目の「Neon Knights」は

      サバス・DIO時代を通じてベスト・テイク

    ではないのか思えるくらいの素晴らしさを誇ります。
    この頃ヴィヴィアン脱退とHR/HM界を取り巻く環境の変化からかつての勢いを失いつつあったDIOですが、このライブを聴く限りまだHR/HM界の頂点にいたまさに絶頂期の残香を漂わせる
    文字通り「爛熟期」に相応しいライブとなっています。

    公式と言う高音質が保障されている代わりにライブの全容が楽しめないと言う制約こそ付いていますが紛れもなくDIOの歴史に残る2本のライブだけにDIOファンには無論の事、
    レインボー/サバスファンの方にも必須のアイテムですので是非手に入れる事をお勧めします。

    次回は上で少し触れた87年初日のブートを紹介する予定です。

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