城巡り11~篠山城
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城巡り11~篠山城

2014-01-19 23:21
    さて、昨日も暇があったので城巡りをしてきました~!
    今回訪れたのは城好きの中では有名な城のものの、一般的な知名度がやや低めではある
    兵庫県の名城篠山城です。

    篠山城



    慶長14年(1609年)藤堂高虎の自ら縄張りの元に豊臣家と西国の大名を監視する為に築城された平城です。こじんまりとした城ですが、宇和島城、今治城、津城など数々の名城を手掛けた高虎の事あって正方形の外堀に馬出を3か所設け、更に内堀内と石垣の間に隙間を設ける事で敵を狙いやすくする等、戦に伴う籠城戦を完全に意識した難攻不落な造りになっています。
    そのあまりの堅城さに幕府も「ここを統治する藩が謀反を起こした時厄介だ」と懸念し、

    仙台城同様天守台まで設けたのに一度も天守閣を作らなかった
    変な城になってしまいました…


    復元模型 シンプルながらも考え抜かれた設計になっています。


    こんな感じで殆ど二の丸だけで構成されている城だと言う事をご理解いただけると思います。



    同じアングルで地上から。昔は塀があって見えなかった大書院がちらりと見えます。



    内堀と石垣の間にある間。敵を狙いやすくする工夫が今でも分かります。


    天守台



    その代わりとも言うべきか、二の丸にはこの城の規模では考えられない程の立派な大書院が
    設けられました。現存する二条城二の丸御殿にも匹敵するこの大書院は篠山城の象徴として、
    明治時代の廃城令の嵐を潜り抜けて健在でしたが‥

    今から70年前の昭和19年(1944年)1月6日の深夜、
    失火により全勝してしまいました…orz


    在りし日の初代大書院。焼失が惜しまれる建物でした。


    その後篠山城は昭和28年に崩壊した石垣を修復した以外は石垣を残すのみの他の廃城と
    なんら変わらない日々を過ごしてきましたが、平成に入り折しも話題になっていた
    「第2次お城復元ブーム」に篠山市民が応える形で古写真や図面を基に

    2000年、遂に大書院を復元させました!


    56年振りに蘇った大書院は今もドラマの撮影に利用される等脚光を浴びています。

    大書院内部の様子。残念ながら闇りの間は非公開でした。


    写真撮影OKだった事もあり、今回は色々撮影してきました!

    虎の間。旗だけは辞めて欲しかった~


    手鞠の間


    孔雀の間


    葡萄の間 お洒落なネーミングセンスですね!


    次の間から上段の間にかけて 絵は江戸初期の狩野派の屏風の絵を転載している為、
    本物ではありません。焼失前の絵柄は残念ながら不明です。


    復元大書院だけでも個人的には十分でしたが、欲を言えばあれだけ復元模型で
    精密に再現しているのであれば、櫓や塀なども復元して欲しいな~と思います。
    流石に丸裸で大書院が見えるのはちょっとゲンナリしました。

    とはいえ、復元大書院は戦前は二条城二の丸、名古屋城本丸と並ぶ
    江戸時代の御殿建築物の代表格存在であったので、
    それが今の時代にコンクリでは無く木造で楽しめるだけでも個人的には幸せでした!

    復元が進む名古屋城本丸御殿、既に完成した熊本城本丸御殿と共に
    復元三大御殿の先駆けとなった城だけにこの辺りを訪れ際には是非ご覧下さい。

    因みに写真は撮りませんでしたが、篠山城は今も江戸時代の城下町の雰囲気を
    良く残しており、散策も十分楽しめます。




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