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Cross Purposes

2014-01-25 23:53
    コスタ・メサでの瞬間再結成後、アイオミとギーザーはオジー側との再結成を交渉しつつ、
    「不首尾に終わった場合の保険」として新作アルバム制作に乗り出していました。
    しかし、ロニーとヴィニーが脱退してしまった為、人選は難を極めました。
    アイオミとしては「TYR」期のメンバーをそのまま呼び戻したかったそうですが、
    ギーザーが残留した事とニール&コージーのコンビが元QUEENのブライアン・メイの
    バックバンドに参加した為断念し、只1人、2作目のソロアルバムを制作中だった
    トニー・マーティンを呼び戻します。(この「滑り止め」の如き扱いにも関わらず
    Noといわず素直に戻ってくるマーティンは本当に立派だと思う)

    そして、ドラムはこの時仕事が無くてヒマだった自薦してきた元RAINBOWの
    ボビー・ロンディネリを迎えてアルバムを制作。
    程なくしてオジー側との交渉が決裂したのに伴い正式にリリースされました。
    今回はそのアルバムを紹介します。

    BLACK SABBATH / Cross Purposes



    購入場所:御茶ノ水

    購入金額:1100円

    本作の主録内容は以下の通り。

    1. I Witness ←ココ注目
    2. Cross Of Thornes ←ココ注目
    3. Psychophobia
    4. Virtual Death
    5. Immaculate Deception
    6. Dying For Love
    7. Back To Eden
    8. The Hand That Rocks The Cradle
    9. Cardinal Sin
    10. Evil Eye
    11. What's The Use ←ココ注目

    本作では初めて「マーティンとギーザーが同居するアルバム」となり、ロニーに似ていると
    言われているマーティンとあって「第2のMob Rules」になるかと期待されたそうですが、

    結果はまるで正反対でした。

    マーティンからすればギーザーが脱退してからの7年間の内半分以上にあたる4年も在籍してたとあって「古参メンバー」としての誇りがありました。対してオリジナルメンバーである
    ギーザーは「所詮雇われVo」としか見ておらず、マーティンの事などお構いなしに
    彼の歌声と全くフィットしない「へヴィ」な曲を作曲します。
    それにマーティンが持ち前の「典型的様式美メロディ」をつける為、何とも言えないチグハグ感が目立つ作品となりました。勿論個々の曲は素晴らしいのですが、アルバム全体の方向として「へヴィネスなの?様式美なの?」とも分からぬ散漫な作品となってしまいました。

    そんな中でも注目すべきは1,2,11で

    ・へヴィネスながらも疾走感溢れるI Withness

    ・サバスの曲の中では異色のパワー・バラードであるCross Of Thornes

    ・そして何でボーナストラック扱いなのかに苦しむ出来栄えのWhat's The Use

    が文句なくオススメできる曲です。

    またこの天使の羽が燃えているジャケットのカッコよさもたまらず、
    個人的にサバスのアルバムのジャケットの中で一番お気に入りです。
    (それだけに何故次作のアルバムジャケットがあんな残念な事になったのか
    理解に苦しむところですが‥)

    次回はこの「 Cross Purposes Tour」の音源で94年以降別人の如く喉が衰えてしまった
    マーティンが「奇跡の全盛期の声で歌う」ブートを紹介する予定です。

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