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The Battle Of The Demos 1985

2014-10-05 17:25
  • 2
今回紹介するのは前回紹介した音源にオマケで付いて来た
「Seventh Star」関連のデモ音源です。

BLACK SABBATH / The Battle Of The Demos 1985


購入場所:新宿

購入金額:0円(オマケ)

アルバム「Seventh Star」のデモ音源とギーザー・バトラー・バンドの
デモ音源及び1984年のデモ曲1曲で構成されたカップリング物です。
副題にTony Iommi Vs. Geezer Butlerとありますが単に両者のデモ音源が
収録されている
事だけであり、別に戦っていたわけではありません(笑)

本作の収録内容は以下の通り。赤字は音源UP
()内の曲名は完成後の曲名

1. Star Of India #1 (Seventh Star)
2. Star Of India #2 (Seventh Star)

3. Take My Heart #1 (No Stranger To Love)
4. Take My Heart #2 (No Stranger To Love)

5. Eye Of The Storm #1 (Turn To Stone)
6. Eye Of The Storm #2 (Turn To Stone)

7. Love On The Line (Heart Like A Wheel)
8. Chance Of Love (Danger Zone)

9. UnKnown Instrumental #1
10. UnKnown Instrumental #2
11. Unknown Song
12. Lock Myself Away (Can't Stand Much Longer)
13. Don't Turn Away #1 (Patrol)

14. Don't Turn Away #2 (Patrol)
15. Love Has No Mercy #1 (I'm Leaving)

16. Love Has No Mercy #2 (I'm Leaving)
17. No Way Out (The Shining)


1~11がアイオミが1985年に後の「Seventh Star」の収録曲となる曲の
デモ音源を収録した物で、12~16がGEEZER BUTLER BANDのデモ、
17のみが1984年のデモ音源です。

「Seventh Star」のデモ音源に関しては、ジェフの後に正式に(?)加入したグレンが
歌入れする直前に当たるバッキング・デモやベーシック・トラックを収録した
SEVENTH STAR INSTRUMENTAL DEMOS」というブートで聴く事が出来ます。

このブートではまだ「曲の骨組み作り」や「仮唄状態」の域を脱していない状態ですが、
どちらかというとレイ・ギラン系に近いジェフ・フェンホルトが歌っており、
それなりに「楽曲制作中」といった雰囲気を楽しむ事ができます。
後に「Seventh Star」となった時は

「様式美メタルのサバス」

      や

「アイオミのソロがたまたまサバス名義になっただけ」

と批判を受けましたが、こうしてデモを聴いてる限りでは
「まだまだヘヴィネス路線」や「ロニー時代のサバスの延長線上」といった
印象を受けるのが不思議です。

また2テイクある曲もありますが、「Star Of India」の様にキーボードの冒頭部分が
追加されていたりエフェクトや空間処理が施されている等、ギターソロが変更されてたり
「単なるセッション」が段々と「音源」へと微妙に変化している所も聴き所かと思われます。

一方5曲しかないギーザーの方のデモですが、ギーザーはこの時期甥っ子でギターリストの
ペドロ・ハウス等と共にソロ・バンドを結成し音源作成に取り掛かっていたそうですが、
結局アルバムは作ることなく何回か行われたライブ活動に留まりました。
(彼がソロアルバムを初めて出すのは1995年)
その為、長らくの間「86年の音源は存在しない」と考えられており、この音源も当初は

      「偽物」

扱いされていました。
しかし、86年のライブを収録したブートが発売され、
その中で上記の5曲が演奏されていた事から「本物」である事が判明しました。
この音源の特徴でもあり、皆が「偽物」と信じて疑わなかった理由の一つでもあるのが

 何故かサバスと1万光年位離れたポップやAOR調の曲

なのです。
特に13、14のPatrolの冒頭のキーボードを聴いたら誰しも後年オジーと共に作った
「No Rest For The Wicked」やg/z/rの「PLASTIC PLANET」の様な作品を作った人と
同一人物とは思えないくらい「軽っ!」と思う事間違いなしかと思われます。
ジェフ・フェンホルトがどういう経緯でギーザーのデモ音源作成に参加したかは不明ですが
偶然にも同時期に同じヴォーカリストを用いて全く異なる音楽性の曲を作っていた事により
この1985年のサバスの空白期間に起こっていたことが分かり、デモ音源から見ても
当時のギーザーとアイオミが求めていた音楽の方向性が分かる貴重な資料かと思います。

しかし、アイオミ、ギーザーの両名のデモ作りにまで参加したジェフ・フェンホルトですが、彼はJesus Christ Superstar(ブロードウェイ版)のジーザス役を務めたシンガーであり
決して実力の面に関しては不足がないと思うのですが何故か本採用に至りませんでした。
アイオミの自伝では「Voは悪くないけどなんかしっくりこなかった」との事でしたが、
私が勝手に推察するには後述するデイブ・ドナートと同様につまるところ
「知名度が足りなかった」事ではないでしょうか?
当時どうしようもないドラッグ中毒状態でジェフより明らかに歌唱力が劣っていた事を
知りながらアイオミがグレンを「アルバムで歌うだけなら多分大丈夫」と判断して参加させた
のも「元トラピーズ元パープル」という肩書きがあったからではないかと思いますし
少なくともドン・アーデンがイアン・ギランを加入させたのと同様かと思います。

最後に1曲だけ収録されている1984年のデモですが、
Voはジェフではなくデイブ・ドナートです。
(後にWhite Lionというバンドを作るもすぐに消えた人です)

正直ジェフに比べると「サバスのVo?(笑)」と言われそうな歌唱力で、
(恐らく歌メロを作ったであろう)No Way Outも後にThe Shiningとなったのと比べると
箸にも棒にもかからないような出来映えです。

ただ、注目すべき所は所謂楽器隊で、

ギター:トニー・アイオミ
ベース:ギーザー・バトラー
ドラム:ビル・ワード

と何とオリジナルメンバー3人が演奏しているという事です。
この曲をもしロニーが歌っていればサバスの歴史に残る曲として記憶されたであろうに…
という妄想想像に駆り立てさせてくれたりしますw




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確かにロニーならしっくりくるねw
81ヶ月前
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でゅら〜さん、コメントありがとうございます。
ロニーの声で是非歌って欲しい曲でした。
81ヶ月前
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