Michael Schenker Group 「神」(帰ってきたフライング・アロウ)
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Michael Schenker Group 「神」(帰ってきたフライング・アロウ)

2014-11-15 09:19
  • 4
さて、今回は随分久しぶりになりましたが公式のCD紹介を再開したいと思います。
今回からしばらく紹介するのは「神」と呼ばれるマイケル・シェンカー率いる
マイケル・シェンカー・グループです。

Michael Schenker Group / The Michael Schenker Group


購入場所:地元のブックオフ

購入金額:500円

UFO脱退後にマイケルが一念発起して結成したマイケル・シェンカー・グループの
1stアルバムです。因みに私が持っているのは後年に再販された物で3曲の
ボーナス・トラックが付いています。

今作の収録内容は以下の通り。赤字はニコニコの音源あり

1. Armed and Ready
2. Cry for the Nation
3. Victim of Illusion
4. Bijou Pleasurette
5. Feels Like a Good Thing
6. Into The Arena
7. Looking out no Where
8. Tales of Mystery
9. Lost Horizons
10. Armed and Ready (LIVE)
11. Into the Arena (LIVE)
12. Cry for the Nation (Radio Edit)

さて、記念すべきマイケルのソロ・デビュー作ですが初っ端から
数多の不幸伝説も持つ彼らしい不運に見舞われます。

それは、ゲイリー・バーデン(Vo)以外の

    メンバーが全然集まらなかった…

という致命的問題ですw

これはM.S.G.ファンの中ですらかなり賛否両輪になっていますが、

    ゲイリー・バーデンはVoとして酷すぎる

という問題と合わせて少し語りたいと思います。
知ってる方はご存知かと思いますが、HR/HM分野のヴォーカリストから見て
ゲイリー・バーデンという人間はよく「不適格」「問題外」というのを耳にします。
確かにヴォーカリストとして彼を見てみると音域の狭さからシャウトは勿論のこと
高音域は絶望的で声質もまたお世辞にもHR/HM向きとは言い難い物です。
そういう意味ではまさにゲイリーは箸にも棒にもかからないとも言えます。

しかし、私なりに言わせてもらえば

 「ゲイリーしか固定メンバーに出来なかったマイケルの力量不足」

としか言い様がありません。
また2006年の再発に付属し、ブートでも有名なこのアルバムのデモ音源があります。
メンバーはMr.BIGのビリー・シーンにHeartで有名なデニー・カッマーシーと
人材だけで言えば実に豪華なメンツでした。
しかし、デモ音源作り中にマイケルの薬物リハビリが難航した結果、
2人とも「ヤク中をいつまでも待ってられるか!」とさっさと辞めてしまい、
結局残ったのは他に仕事の当てのないゲイリーのみでした。
結局、メンバー選考を諦めてセッションメンバーを集めてこのアルバムを制作する
羽目になったのですが、これもまた優秀なメンバーを引き留めておく事が出来なかった
マイケルの実力としか言いようがありません。

それにゲイリーにはマイケルには無かった素晴らしい才能がありました。

          歌メロの作曲能力がずば抜けて上手い

事です。
事実、彼の後任は「歌唱能力は超一流だけど歌メロ作りはポップ曲以外まるで出来ない」
グラハム・ボネットで、彼は黙示録では全然作曲に関わってません。
それに比べてゲイリーはこのアルバムでもマイケルのリフやソロが映える
素晴らしい名曲を作り上げており、彼なくしてこのアルバムは傑作になり得なかった
と言っても過言ではありません。

Cry for the NationのPV。私はこの曲がこのアルバムの中で一番好きです。



Armed and ReadyのPV
よく見るとスモークを焚いて2人しかいないのを誤魔化してるのが分かりますw



奇しくも同時期に同じ重度のドラッグ中毒でソロデビューを果たした
オジー・オズボーンがヤク中にも関わらずあれだけ優れたメンバーを
集めれたのもシャロン・オズボーンがその辺を一切仕切っていたお陰であり
マイケルには当時彼が売れると信じ、そういった事を仕切ってくれるだけの
人材が側にいなかったとしか言いようがありません。

このアルバムのもう1つの代表曲、Into The Arena


一方、今からしてみるとこうした事情はあれども、Bにモー・フォスター、
Dsに若き日のサイモン・フィリップス、KeyにRAINBOWが暇だった(笑)
ドン・エイリーとプロデューサーに同じくRAINBOWからロジャー・グローバーと
セッションマンとしては実力派&ベテラン、プロデューサーも温厚なロジャーと
メンバーにすごく恵まれたいた事は安定した演奏をバックにマイケルが縦横無尽に
優れたギターソロを繰り広げるという「理想の曲」に仕上がっており、
その意味では(後年のメンバー人選をめぐるゴタゴタやマネージメントとの軋轢を考えると)
デビュー・アルバムとしては実は良かったのではないかと思います。
特に次回作の音の問題を考えるとアーティスト側もあって自由奔放にリラックスして
レコーディングさせてくれたロジャーの存在はかなり重要だと思えます。

次回の音源紹介はその2ndアルバム「M.S.G.」(邦題:神話)を紹介したいと思います。
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MASAさん。お久しぶりです。
名盤が登場しましたね。さすがブックオフ、価値がわかっていないどんぶり勘定w
マイケルはこの直前にAerosmithに加入しかけたという
今の若い人には信じられない逸話がありましたね。
メンバーがドイツ訛りのすごい英語がわからなくてコミュニケーションが成立しなかったとかでw
バーデンの過小評価には大いに同意しますね
MASAさんならあのレイ・ケネディ事件をピックアップしてくれると思うので、期待しますw
64ヶ月前
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花園カオルさん、お久しぶりです!
コメントありがとうございます。
ブックオフでは「神話」以外の初期3作が
全部500円で売られていたので全部買いましたw
レイ・ケネディ事件…嫌な事件だったね~
っていうのは冗談できちんと紹介する予定です。
かつてデビカヴァがM.S.G.にいくかマイケルが白蛇に行く
という話は耳にしましたがエアロスミスとは…
でもジョー脱退時の後釜では美獣乱舞のマイケルVerとか
発表してボロクソ貶されてライブ中に失踪…とか有り得そうですね。
64ヶ月前
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 MSG観に行ったとき、暇そうな人とよく話をするんですけど、Vo.がゲイリーの時は、「なんでゲイリーなんだろ?」「他の人のがよかったなー」みたいな話はよくききます。

 いつだったか、来日公演の際、るろうに剣心の登場人物「相楽左之助」柄のワイシャツを着て、熱唱しているゲイリーを観て、一瞬混乱し、ポカーンとしたのを思い出しましたwww
64ヶ月前
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でゅら〜さん、コメントありがとうございます。
「他の人のがよかったなー」←こんな事言ってる
人には是非レイ・ケネディをオススメしましょう(笑)
冗談はさておき、「左之助」柄のワイシャツですかwww
背中に「惡」の文字があったのか非常に気になりますww
M.S.G.のライブではマイケルのせいで全然注目されないのか
彼も大胆な事しますね~
64ヶ月前
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