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LEGENDARY QUARTET : FIRST & LAST
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LEGENDARY QUARTET : FIRST & LAST

2015-03-15 20:47
  • 4
前回、前々回とムスティン&クリフ時代のメタリカの音源を紹介してきましたが、
今回はいよいよ本命である初日と最終日を収録した音源を紹介したいと思います。

METALLICA / LEGENDARY QUARTET : FIRST & LAST


購入場所:新宿

購入金額:3500円

1983年3月5日のアメリカ・サンフランシスコ、The Stone公演と、
4月9日のNY・ブルックリン、L'Amours公演をそれぞれAUD録音で収録した物です。

本作の収録内容は以下の通り。赤字は音源UP。

Disc 1

1. Introduction
2. The Mechanics
3. Phantom Lord
4. Jump In The Fire
5. Motorbreath
6. No Remorse
7. Seek & Destroy
8. (Anesthesia) ~ Pulling Teeth
9. Whiplash
10. Am I Evil ?
11. The Prince
12. Blitzkrieg
13. Metal Militia

Disc 2

1. Hit The Lights
2. The Mechanics
3. Phantom Lord
4. Jump In The Fire
5. Motorbreath
6. No Remorse
7. (Anesthesia) ~ Pulling Teeth
8. Whiplash
9. Seek & Destroy

まずいきなりで失礼ですがこの2つの音源は「完全無欠」ではなくて、
初日の音源は冒頭のHit The Lightsは欠落している他、
最終日は終盤の下記の4曲が欠落している可能性があると思います。

・Am I Evil ?
・The Prince
・Blitzkrieg
・Metal Militia

そういった意味では初日と最終日、それぞれが欠落している部分を
相互に補完しあっている趣があります。

とは言え、貴重性の話ともなれば間違いなくメタリカ極初期のライブの中では
ピカイチレベルの凄さを誇ります。

言うまでもなく初日はバンド側も思う所があったのか、

 何と自らオープン・リールを使って録音しており

オーディエンス録音とは言え極めて安定した、そして高音質な音源となっています。

そして言うまでもなくクリフ加入後初のライブであり、早くも初披露となる
Pulling Teethを演奏する等、既に前任者を凌駕するかの如き活躍を見せています。
そして残りの3人もサンフランシスコという新天地でのライブで興奮しているのか
それとも新メンバー加入という変化を受けたのか定かではありませんが
爆発せんばかりの猛烈な演奏を繰り広げます。

Pulling Teeth

まず演奏されるのがThe Mechanicsで、これはメタリカの「Kill 'Em All」に収録された
「The Four Horsemen」Verではなく、メガデスの1stアルバムである
「Killing Is My Business... and Business Is Good!」に収録されたアレンジに近い
オリジナルVerでの演奏となっています。

参考までに「The Four Horsemen」


メガデスVer


The Mechanics

紛れもなくこの4公演のみしか披露されなかった
「オリジナルVer」の曲だけに是非聴き比べしてみたください。

それ以外にも29年後の共演で披露されたPhantom LordSeek & Destroy等、
当時からすれば出来立てほやほやの新曲を演奏する4人からはとても1ヶ月後の
ムスティン解雇が信じられないくらい「バンドらしさ」を見せています。

因みにアンスラックスのスコット・イアンが
ムスティン解雇の時の様子を語っているので参考までにどうぞ。

Phantom Lord

Seek & Destroy

それに対して最終日のブルックリン公演は初日には未収録であった
Hit The Lightsまず注目のポイントです。

Hit The Lights

もうこの時には既にムスティンの解雇が2日後に迫り、バンドとしての結束力は
「ムスティン追放」で一致していたにも関わらず、ライブでは何も知らない
ムスティンと3人がこれから訪れる運命を感じさせない熱演を披露しています。

Seek & Destroy


この時3人は「ムスティンとの最後のライブ」をどの様に捉えていたのかは定かでは
ありませんが、(ジェームズは解雇宣告の際に泣いていた事からも辛かったのは分かります)
ムスティンの方は上記のようにMEGADETHの1stで「The Mechanics」を収録したり
たった4日間しか共演しかったクリフへの追悼曲「In My Darkest Hours」を書くなど
これでもかという位にメタリカに対する愛着と裏返しの嫉妬を剥き出しに出してきました。

2010年にBIG4として共にツアーを行い2011年にはMEGADETHとしてではなく
”元メンバー”としてMETALLICAと共演するなど近年になって和解が進み、
丸くなってきた大佐ですが、もし大佐がメタリカに留まっていればどんな歴史に
なったのかというのを考えると良くも悪くもデイブ・ムスティンというギターリスト
人生はこの時を境にガラリと変わってしまうだけに言わば変化する前の
無垢なムスティンを垣間見ることができる最後の貴重な音源だと言えると思います。

次回からはこの決裂から10年後の1993年、両者が「スラッシュメタル四天王」と
呼ばれる様になりまさかの再会を果たしたライブの特集を行いたいと思います。


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 メタリカと関係ない話ですが、マイク・ポーカロが亡くなってしまいましたね・・・
76ヶ月前
×
でゅら~さん、コメント、そして情報ありがとうございます。
今確認しました…以前に車いす姿の写真を見た時に
「ああ、かなり症状が進んでいるな…」と思いましたがこんなに早くとは…
ご冥福をお祈りするばかりです。
76ヶ月前
×
こんにちは。
私もM・ポーかロの死を今知りました。
ただ、このMetallicaは1983年の音源。世はまさにTotoを代表とする
産業ロックの全盛期でしたね。
ラーズにしてもジェイムズにしても、90年代を境に音楽シーンが
ガラリと変わる、ましてや自分たちが変えることになるなんて
思ってもみなかったでしょうね。
76ヶ月前
×
花園カオルさん、コメントありがとうございます。
ムスティンも2012年のインタビューで
「誰かが俺たちに『キミたちは世界を変え、
ここから世界の果てに至るまでの全ギター・キッズたちが
キミのギター・プレイ・スタイルをやっていることだろう』
なんて言いでもしたら、俺は『オマエどうかしているよ』と言っていただろうね。」
と述べてますのでその通りだと思います。
76ヶ月前
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