Master Of Puppets
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Master Of Puppets

2015-03-07 11:04
  • 6

前回メガデスの公式作品を紹介したので今回は逆に
メタリカの公式アルバムを紹介したいと思います。

Metallica / Master Of Puppets


購入場所:地元のBook Off

購入金額:1400円

メタリカの3枚目の公式アルバムです。
全米ビルボード29位・全英ビルボード41位に入り、
アメリカだけでも600万枚以上の売り上げを記録した前期メタリカの代表的アルバムです。

今作の収録内容は以下の通り。赤字は動画有り。

1. Battery
2. Master of Puppets
3. The Thing That Should Not Be
4. Welcome Home (Sanitarium)
5. Disposable Heroes
6. Leper Messiah
7. Orion
8. Damage, Inc.

このアルバムに伴うツアーの最中に事故によりベースのクリフ・バードンが他界した為、
彼の参加した最後のアルバムとしても評価が高い作品となっています。

今でもライブの常連曲且つ山場の一つであるMaster of Puppetsの素晴らしさは
今更語るまでもないですが、見落とされがちなのが他の曲です。

「Cliff Em All」より貴重なクリフが演奏するMaster of Puppets


収録曲はどれも「怒り」、「不信」、「反逆」に満ち満ちており、

Batteryは自分たちを評価しない評論家に対して、

Master of Puppetsは薬物中毒の恐怖を、

Welcome Home (Sanitarium)は精神病患者の内面について、

Disposable Heroesは権力者達に操られ戦場で死んでいく兵士を

Leper Messiahはカルト宗教とその教祖
と、

どれをとってもとてつもなく重いシリアス且つ現実的な内容の歌い上げており、
当時大物バンドへのし上がっていく最中の若さ故の勢いと
メンバー各自の脂に乗っていた作曲能力も後押しして
冒頭のBatteryから強烈なまでのパンチの効いた曲が突き刺さってきます。

Battery

そんな激しく重々しい曲がこれでもかと続く中で唯一清涼剤的な役割を果たしているのが
クリフ・バートンのベースがメインとなるインストゥルメンタル曲のOrionで、
最後のDamage, Inc.へと繋がる橋渡しと同時に丁度ランディ・ローズの
「Dee」の様なポジションの役割を果たしており、クリフの非凡さが伺えます。

因みにOrionはクリフの死もあってか長い間完全な形で演奏されることはなく、
発売20周年を機に行われた2006年の「Master Of Puppets 完全再現ライブ」で
始めて完全な形で演奏されました。

今聞いてみても30年近く前に出された作品とは思えないくらい
色褪せていない名作である事は間違いなく、それだけにメインコンポーザーであった
クリフの死という事実がメタリカにもたらした影響の大きさが分かります。
時代が既にHR/HMは無論のこと、スラッシュメタルさえも「過去の遺物」として
扱われ始め、猫も杓子もグランジへと走り始めていた時期だけにジェイソン加入後の
路線変更による大ブレイクはある意味時代のもたらした必然とも言えますが、
もしクリフが生きていてもう1枚アルバムを作ってくれたなあ~と思ってしまいます。
(HIDE然りランディ・ローズ然り若くして逝った天才ほど余計そう感じてしまいます。)

メタリカ初心者の方でどれを購入すれば良いのか迷っている方にはこれと
「Metallica(通称ブラックアルバム)」を押さえておけばとりあえずは問題ないと
言い切れる程の名盤ですので是非お聞きすることをオススメ致します。

次回はいよいよブートに突入し、このアルバムが遺作となったクリフ・バードンが
メタリカに加入する前の音源から紹介する予定です。
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MASAさんこんばんわ。
「メタル・マスター」(とあえて呼ぼう)が出た86年ってのは
まさにポップメタル全盛期ですよね。仲間内でも、Metallicaを聴いていたような奴は
皆無でした。
ところが次作「メタル・ジャスティス」(と呼ぼうw)の頃になると、もう様相が変わっていました。
ポップ・メタルが急激に古臭くなりつつあった。
Metallicaを聴くようになったのは「ブラック・アルバム」(もういいってw)からですが
皮肉なことにプロデュースしていたのは、かつてのポップメタル(の音)を作っていた
張本人ボブ・ロックだったのだがら未来はわからない。
張本人がポップメタルの息の根を止めたんですからね。
63ヶ月前
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花園カオルさん、コメントありがとうございます。
私のような当時のリアルタイムを知らない人間にとっては
隔世の感がする話ですね‥
この頃MetallicaはDIOの前座としてツアーをしていましたが
DIOの声援よりもMetallicaの声援の方が大きくてロニーが
「何であんな若造の曲が俺の曲よりもウケが良いんだ?」と
苦悩したとロニー本人が述べてたようにこの頃がLAメタルの
終焉とスラッシュメタルの隆盛が狭間だったのだと思います。
63ヶ月前
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どうもです。
自分が、歴史が変わったなと思わされた瞬間は、現在はジャニーズで独占されている
東京ドームファイナルカウントダウンの1991年の時だった気がします。
面子がThunder、Tesla、EuropeそしてMetallicaでした。
いろんな意味でもうありえない組み合わせですよねw
残りの3組は現在も根強い人気はあると思いますが、Metallicaとは
もう何光年も離れた存在でしかない。
1991年の時点で、大差がすでに出来上がっていました。



63ヶ月前
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花園カオルさん、再びコメントありがとうございます。
やはり「Metallica」がどんだけ世間に迎合したと言われても
2000万枚売れたという「重み」は如何ともしがたいですからね。
同様に路線変更したWHITESNAKE、AC/DCやプログレでいうと
ピンク・フロイド等も同業者とは「一線を画した」扱いなのも
やはり「売上」の強み故ですねw
63ヶ月前
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>>4 MASA-DF07
 スラッシュメタル四天王というくくりではあっても、Metallicaは明らかに別格ですもんねw
 
63ヶ月前
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でゅら~さん、コメントありがとうございます。
そうですね~確かに四天王という枠を超えて
「HR/HMシーンの代表的バンド」という扱いですね。
やはりなんと言われようとも「アルバムの売上」が
大きなステータスを占めるのはKISSやフロイド同様
大きいと思います。
63ヶ月前
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