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SPRIT ON A MISSION IN JAPAN OSAKA & NAGOYA

2015-08-22 09:40
    さてここ最近公式ものばかり紹介していたので
    そろそろ最近出たばかりのブートも紹介したいと思います。

    GRAHAM BONNET BAND & MICHALE SCHENKER's TEMPLE Of ROCK
    / SPRIT ON A MISSION IN JAPAN OSAKA & NAGOYA


    グラハム・ボネットとマイケル・シェンカーのカップリング来日公演より
    2015年6月14日と15日に行われた大阪公演と名古屋公演をAUD録音で収録した物です。

    本作の収録内容は以下の通り。

    青字は動画UP。
    緑字は公式で配信中。

    Disc1、3

    Graham Bonnet Band
    1. Intro
    2. All Night Long
    3. Love's No Friend
    4. Band Introductions (名古屋公演は5と順番が逆)
    5. God Blessed Video

    6. Makin' Love
    7. Since You Been Gone
    8. Suffer Me
    9. Mirror Lies
    10. Night Games

    11. Lost in Hollywood

    Michael Schenker's Temple Of Rock
    12. Intro
    13. Doctor Doctor
    14. Live and Let Live
    15. Lights Out
    16. Where the Wild Winds Blow

    17. Natural Thing
    18. Victim of Illusion


    Disc2、4

    1. Lovedrive
    2. Coast to Coast
    3. Vigilante Man
    4. Saviour Machine
    5. Shoot Shoot

    6. Before the Devil Knows You're Dead
    7. Lord of the Lost and Lonely

    8. Desert Song (with Graham Bonnet)
    9. Rock You Like a Hurricane
    10. Rock Bottom

    11. Holiday
    12. Assault Attack (with Graham Bonnet)
    13. Blackout


    本来なら東京公演に行く予定だったのですが別のフェスに行ける事になり
    予算の都合上(涙)で行けなかっただけに色々詳細に語りたいと思いますw

    この2人の関係に関しては以前公式アルバムでも触れましたが、
    「1982年8月27日シェフィールド工業芸術大学公演」の珍事件(笑)以来
    アルバムでの共演こそ見られたものの、ライブでの共演はついぞ実現してきませんでした。
    (2005年に共演する話もあったそうですがお流れになったそうです)

    そういう意味では双方とも近年かなりの頻繁に来日し(グラハムは2013年、
    マイケルは2014年にそれぞれ来日)新鮮味と有り難みが薄くなっていた所に
    33年ぶりの歴史的共演を実現させた主催者側の手管はGood Job!といえると思います。
    そんな両者ですが終盤に「Desert Song」と「Assault Attack」の2曲で遂に共演しました。

    Desert Song

    Assault Attack

    個人的にはグラハムが2013年に演奏した「Dancer」も共演して欲しかったり
    何故かAssault AttackでドゥギーとVoを分け合う必要があったのかとか
    色々不満を言い出したらそれこそキリがないですが
    よもや両者が生きている内に実現するとは思わなかった
    33年ぶりの共演ですので不満は今後の再共演に期待するとします。

    次に注目なのが両者のバックのバンドについてです。
    私も観戦した2013年の来日ではグラハムのバンドは
    「Alcatrazz featuring Graham Bonnet」名義でしたがどうやら解散したらしく
    今回はGRAHAM BONNET BANDという新バンドを結成しての参加で
    メンバーはそれぞれ

    コンラード・ペシナード (G)
    ・ベスアミ・ヘヴンストーン (B)
    チェイス・マンハッタン (Ds)

    となっています。(キーボードは打ち込み音源を使用)

    因みにベスアミは女性(!)で日本語も話すことができ

    「あ、17年前です。日本を勉強していまして……
    でも、とっても忘れてます。
    あなたに会えて嬉しいです」


    忘れているくせに妙に流暢な日本語MCまでしてくれていますw
    グラハムも67歳とは到底思えないほど調子よく、前回の来日では
    最後の方に歌った為に喉が嗄れて何言ってるのか分からなかった(笑)
    All Night LongとSince You Been Goneもキチンと歌えています。

    対するマイケル側も2010年を最後にM.S.G.の名義を封印し
    2012年に出したアルバム「Temple Of Rock」に因んで
    Michael Schenker's Temple Of Rockという名義で活動しています。

    メンバーは当初変動していましたが2013年以降は固定化し、他のブートの紹介文では

    安定しない歌唱力と残念なステージングでお粗末過ぎる

    と酷評されたドゥギー・ホワイトと元SCORPIONSのフランシス・ブッフホルツ、

    グルーヴやドライブ感の欠片も無い、モッサリ感が半端ない

    とこれまた酷評されていた元SCORPIONSのハーマン・ラベル、
    そして2006年以来ずっとマイケルの全活動に参加し続けているウェイン・フィンドレイの
    5人で活動を行っています。

    さて気になるドゥギーの声ですがグラハムに比べると色んな箇所で「あれ?」
    と思う様なフェイクや高音部分での「客に歌わせて誤魔化す」がちと目に付きます。
    前回の来日の際には3曲とボロが出にくい出番の少なさにも関わらず
    やはり声の枯れ具合が目に付いたので上記の酷評も当たらずも遠からずといった
    感じだと思います。

    そして両者の演奏曲についてですが、
    両者共に非常にバランスが取れた内容となっています。

    グラハム側は

    ・RAINBOW 5曲

    ALCATRAZZ 2曲

    ・ソロ 2曲 (「Night Games」、「Mirror Lies」)

    でやはりRAINBOW優位であるのは変わらないもののアルカトラズ名義では無い為に
    アルカトラズ時代の「喉に強烈な負担が来るハイシャウト曲」を演奏せずに済み
    結果としてライブ全体を通してグラハムの喉の調子が良いという事に繋がっています。
    (日本初演奏であろうMakin' Love への反応が薄いのはご愛嬌です)

    それに対してマイケル側も

    TEMPLE OF ROCK 6曲

    ・UFO 5曲

    ・SCORPIONS 5曲

    ・M.S.G. 3曲

    とTEMPLE OF ROCK名義の為に近年の作品が多く、MSGの曲が割を食ってるものの
    見事なまでに各バンドの曲を散りばめており、近年のMSG名義の来日公演と比べてみても
    ヴァラエティに富んで新鮮なセットリストになっています。
    ご覧のように元SCORPIONSのメンバーが3人も揃っている事もあり
    曲もSCORPIONSの曲が従来よりも大目に演奏されており特にマイケルが古巣に戻っても
    演奏しないBlackoutとRock You Like a Hurricaneは大変貴重です。

    (因みにソロ曲の「Saviour Machine」は大阪が初演らしくその点でも評価できると思います)

    そして最大のポイント(らしいの)が音質です。
    一見すると普通に両公演とも近年のAUD録音らしいクリアランスな音質なのですが
    どうやら大阪公演はPAの出力が最悪だったらしく、
    録音者が苦心惨憺の上で録音した事が紹介文でもくどいくらい書かれていました。
    それだけ特筆するだけあってか音質・音像・分離感は申し分ない
    (あえていうとグラハムの打ち込みのキーボードの音が強すぎてベースが
    やや引っ込みがちなのが挙げられますが)出来のいい音源になっています。

    一方名古屋公演の方は大阪公演に比べると良くも悪くも「こじんまり」とした
    印象で最前列での興奮がダイレクトに伝わるのが大阪公演だとすると
    「公式感覚の安定したバランスで聴く事が出来る」といった感じです。
    どちらが好みかは聴く人それぞれですがタイプの異なる2種類の音源が
    ある事でヴァラエティがあるのがこのブートの見所だと思います。

    因みにグラハム側の音源に関してはブート対策なのか

    現在公式HP『Escape From Alcatrazz : Alive In Japan』
    というタイトルで6曲のみ無料配信を行っており


    現在は

    ・All Night Long
    ・Love's No Friend
    ・Since You Been Gone
    Suffer Me
    Night Games
    Lost in Hollywood

    が配信されており

    (日付は不明ですが)そちらで聴く事が可能となっています。

    次回のブート紹介は多分随分昔に出た物を紹介する予定です。

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