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SLIDER

2015-09-05 14:03
  • 2

えー、8月末に計算を誤ってあわや不渡り寸前にまで陥った私ですが
その前にこそこそ仕入れていたブートを紹介していきたいと思います。
(このような経緯もあって9月、10月はブートの購入はないです)

WHITESNAKE / SLIDER


購入場所:御茶ノ水

購入金額:1080円

1984年6月29日、30日のスイス・ザンクト・ガレンフェスティバル公演と
その前日に行われた公演をFM録音で収録した物です。
以前も書きましたが私は1982~5年のWHITESNAKEが一番好きで
特にこの1984年の「Slide It In Tour」は通称”6人組”、”5人組”、”4人組”と
時期毎にメンバーが目まぐるしく変化するWHITESNAKEの歴史の中でも
特異極まる時期でありそれぞれ音源を持っていますがこれは4人組編成の
デビューライブとなります。

本作の収録内容は以下の通り。
1~4曲目までが29日
5~14曲目までが30日です。
赤字は動画有り

1. Walking In The Shadow Of The Blues
2. I Don't Know (リフのみ)
3. Guilty Of Love
4. Fool For Your Loving

5. Ready An' Willing
6. Slow An' Easy
7. Walking In The Shadow Of The Blues
8. Love Ain't No Stranger
9. John Sykes Guitar Introduction
10. Cryning In The Rain ~ Soldier of Fortune
11. Ain't No Love In The Heart Of The City
12. Fool For Your Loving
13. Slide It In
14. Don't Break My Heart Again


29日は曲数の少なさからしてレギュラーライブというよりも
事実上のサウンド・チェック兼ウォームアップ・ギグ、
ないしは公開リハーサルと捉えた方が良いかと思います。

翌日のフェスにしても主目的はこの頃のロックバンドにありがちな

  「ツアーのゲネプロを兼ねて演奏時間の少ないフェスに出演して
   最終調整を済ました上で万全を期して本ツアーに出る」

という意味合いが強い出演となっています。
特にWHITESNAKEはこの直前にメル・ギャレーの負傷とジョン・ロードの
PURPLE再結成に伴う脱退で2人も人数が減ってしまいバンドアンサンブルの
再構成が不可欠となっていました。

4月14日の5人組の最終公演から1ヶ月半のオフと
サポートメンバー補充を経て望んだライブなのですが

案の定グダグダなライブとなってしまいましたorz

まず1曲目のWalking In The Shadow Of The Blues」の途中、
3:18秒辺りから
機材トラブルが発生しギターがオフ状態になってしまい
ボーカル+リズム隊+キーボードのプログレ風味の演奏となってしまいます。
1曲目終了後も機材は回復せずデビカヴァとエンジニアの

カヴァ「機材の方はOK?(;一_一)」

エンジニア「まだ、ダメ。暫くMCとかで間を繋いで(・へ・)」

カヴァ「何時ごろ治りそう?(´・_・`)」

エンジニア「分からん…(´・ω・`)」

といったやり取りがそのまま録音されているのには思わず笑ってしまいますw
「武士は喰わねど高楊枝」を人一倍意識してインタビューでも強気と余裕の
姿勢を崩さないデビカヴァですがこの日は公開リハーサルと割り切ってるのか
上記のトラブルを受けて

     「えー?ゴメンね!」

と普段からは想像もつかないほのぼのした姿を見る事ができます。
(後年の94年にロシアのフェスでSmoke On The Waterを演奏した
時もそうですがたまに見せるデビカヴァのサービス心は貴重でもあります)

そんなグダグダ感に加えてカヴァの間を繋げという無茶ぶりにサイクスは


 何とオジーのI Don't Knowを弾き始める!!!

という超展開なアドリブを見せます。



元々サイクスは82年頃にランディ・ローズの後任を決める
オーディションに参加していたのは知る人ぞ知る有名な話で
結果的に合格こそしませんでしたが恐らくオーデションの為に
この曲を練習したのでたまたま覚えていたので弾いてみたという
のが感じられる一コマでした。

しかし自分のバンドで他人のバンドの曲を弾く行為に
デビカヴァも心象を悪くしたのか

カヴァ「他にリクエストで弾いて欲しい曲はあるかい?いや、ゴメン。ジョークだよ、、、」

と早々にMCを打ち切ってしまいますw
幸いにも機材は2曲目から何とか持ち直し
このツアーでは「Gambler」からのメドレー方式で
演奏されるのが定番だったGuilty Of Loveが単体で演奏されたのに
続き4人組になってからセット落ちしてしまうFool For Your Loving
珍しい2曲であっさりライブが終了してしまいます。

翌日のフェス本番は前日のグダグダのお陰で色々吹っ切れたのか
前日とは打って変わってビシッと決めたライブになっています。
しかし出演時間の関係もあってかOPがツアーのこの定番であった
「Gambler」ではなくReady An' Willing」で始まる他に
前日に引き続きFool For Your Loving」が演奏される
イレギュラーなライブとなっています。

この様にイレギュラーな要素に満ち充ちているので
貴重性は言うを跨がず音質もラジオ放送された事もあって
音の分離も音像もクリアですが若干フェス当日の音源の方は
前日と比べるとエアチェックに起因する少し篭もりやノイズ、音揺れが
感じられ、それ以外に「Slow An' Easy」の冒頭に数秒のカットが
ありますがどちらにしても「ノーストレスで聞ける最低限の一線」は
余裕で超えているのでそ〜いうのが気になる方以外は問題ないかと思います。
一通り84年のスネイクの代表的音源を揃えた上で「珍しいのを手に入れておくか」
という方に打って付けな音源と言えるかと思います。

私のブロマガでは6人組のSBDAUD、5人組のAUD、4人組時代も
これより数段レベルが上のFM音源最終公演を紹介しているので
もし宜しければそちらの方も参考に見られるのをオススメ致します。

次回のブートは、、、久しぶりにフロイドの音源を紹介したいと思います。

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 ライブに機材トラブルはつきもので、それをどう乗り切るか、その姿勢にミュージシャンの本質がみえることもあり、そういったことも含め、ホント、ライブは楽しいですね。
51ヶ月前
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でゅら~さん、コメントありがとうございます。
仰る通りライブのトラブルに対する対処は本当に
その人の実力が試されますね。
1曲目からマイクトラブルが起きてもアカペラで
ほかのマイクが拾うほど大声量で歌うロニーや
演奏放棄の常連魔リッチー(笑)のせいでいかなる
トラブルもケロッと乗り切るパープルとかを見ていると
この人たちが「一流」と呼ばれるだけの事はあるなと
思いますね。
51ヶ月前
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