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MONSTERS OF ROCK LIVE AT DONINGTON 1980

2016-04-27 21:48
  • 2

さて、いよいよ今回はかつて「幻」と言われたRAINBOWの最高傑作である
「1980年のドニントン公演」を紹介したいと思います。

RAINBOW / MONSTERS OF ROCK LIVE AT DONINGTON 1980



購入場所:川越の某CD店

購入金額:6800円

言わずと知れた1980年8月15日にイギリス・レスターシャーで行われた
第1回モンスターズ・オブ・ロックのRAINBOWのライブを収録した公式CD/DVDです。
長年に渡り「ライブ全編」があるのではないかと言われ続けてきましたが
(不完全な形ながら)遂に世に出る形となりました。

今作の収録内容は以下の通り。
赤字は音源有り。
青字は映像あり。

Disc1
1. Pomp and Circumstance ~ Over The Rainbow
2. Eyes of the World
3. Since You Been Gone
4. Stargazer
5. Catch The Rainbow
6. Lost in Hollywood ~ Guitar Solo
7. Difficult to Cure ~ Keyboard Solo
8. Drum Solo(Overture1812) ~ Lost in Hollywood (reprise)

Disc2
1. Lazy
2. All Night Long
3. Blues
4. Will You Love Me Tomorrow
5. Long Live Rock ‘N’ Roll
6. Ritchie Guitar Crush ~ Kill The King
7. Long Live Rock ‘N’ Roll (reprise)

この公演については私も以前、公式EPに収録されたAll Night LongとStargazerの
2曲が入ったブート
前日のリハーサル当日のAUD音源等を紹介してきました。
個人的にRAINBOWが好きになったのはこのドニントンの公演を最初に聴いたから
それ以来、私にとって(というかRAINBOWファン)は「80年のドニントン」
多くの人を引きつけては止まない伝説のライブでもあります。

Eyes of the World


しかし、これだけ伝説でありながら公式に世に出ていた音源は

・上記のAll Night LongとStargazerの2曲

・「Finyl Vinyl」に収録されたSince You Been Gone

・映像に収録されているCatch The Rainbow

・近年企画物で出たWill You Love Me Tomorrow

の計5曲のみであり、30年以上に渡って

 「この公演の完全な音源がある(はず)」

という論争は絶えず続いてました。
今回「不完全収録」という形でありながら(ほぼ)全編の音源が出るのはやはり
ファンとしては堪らないものがあります。
「不完全」というのは本来ならDisc1の2と3に演奏されていたLove's No Friendと
4と6の間に演奏されたいたMan on the Silver Mountainが”欠落”している為です。
(厳密に言うとSince You Been Goneの後のブランデンブルグ協奏曲も)
某リッチー狂いの日本語解説によると今回の音源化に当たり2種類のマスターを
使用したそうですがそのどちらにも2曲は収録されていなかった様です。

こればかりは今後新たな3本目のマスターが見つからない限り
「完全盤」を期待する事は難しいかと思います。

さて、肝心の音質ですが断片的に出ていた曲からも察する事ができる様に
やはり公式で収録された物とあってかなり手が入れられています
(All Night Longのリッチーのギターの差し替えは有名ですが
特にロジャーのベースに関しても本人が後年

公式(恐らくEPを指している)で出すに当たって
ベースが全然拾われていなくて新たに弾いて入れ直した


という証言があるので全編に渡り手が入っているのは間違いないかと思います)
因みにそれ以外で重箱の隅をつつくような事を言いますと

マスター起因と思われるノイズが何箇所が散見される(顕著なのがStargazer終盤)

モノラル音質

欠落している箇所の繋ぎが少しお粗末

ドニントン名物の飛行機音は勿論編集済み(まあ、これは仕方ない側面がありますが)

All Night Longのギターはギターソロ以外音源差し替えVerを使用

といったマイナス点があります。

参考までにAll Night Long のオリジナルVer

公式Verに使用されているのと同じ音源差し替えVer

音質だけ言えば「ブートの方が音イイじゃん」と言われる方もいるかと思いますが
私個人の意見とすれば

「これが公式として出た事に意味が有る」

ので(そもそも野外ライブに音質を求める事自体がナンセンスとも言えますが)
こういった面に目を向けなければ十分楽しめるかと思います。
また、AUD物でどうしても確認し辛かったグラハムのMCがきちんと聞き取れるのも
この公式音源のプラスポイントでもあります。

そして、当の演奏者はというと全員が全員凄まじいハイテンションを保っています。
今回初めて公式で登場したギターソロやドラムソロ、キーボードソロを聴いても
分かりますが各人がいつもの1.5倍くらいの密度でソロを披露してくれます。

そしてこのライブの主役は何と言っても当時これが「ラストライブ」だと公言していた
コージー・パウエルであり、
昔から伝説と言われてきた
グラハムの歌うStargazerやコージーのドラムソロの最後にグラハムが叫ぶ

 「コ~ジ~・パウエ~ル!×3」

や打ち上がっているであろう花火までもがきちんと収録されているのを聴くと
「ああ、この日の主役はやっぱコージーなんだな~」としみじみ感じたりします。
またこれだけ人気がありながらもRAINBOWの中で唯一公式ライブアルバムがなく、
ブートに頼らざるを得なかっただけに公式ライブアルバムの発売はようやく

  「グラハム時代も陽の目を浴びる時が来た」

と感慨深い思いがあるかもしれません。

そして気になる映像の方ですがこれは既出と同じ30分のみの編集済み映像
細かく見るとフィルムのノイズがデジタル処理されて比べてみると

   「ああ、言われてみれば綺麗になったね~」

と思われるかもしれません。

上記の様に欠落や編集が数多く見られる為に中には「こんな高い金出して買いたくない」
という方には私が以前紹介したAUD音源など各種ブートで堪能するのをオススメしますが
「ブートまで手を出したくない」という方には是非オススメできるかと思います。

次回の音源紹介はモンスターズ・オブ・ロック繋がりの音源を紹介したいと思います。
(その間に別の記事を挟むかと思いますが)

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やぁやぁ、満を持してですね!
これでリッチー来なかったらウソだろってレベル!
63ヶ月前
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でゅら〜さん、コメントありがとうございます。
RAINBOWの歴史において唯一欠けていたピースが揃いましたね。
今年の6月の3公演が楽しみですね。
63ヶ月前
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