シン・ゴジラ 感想と行動ルートに関する考察2(ネタバレ有り)
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シン・ゴジラ 感想と行動ルートに関する考察2(ネタバレ有り)

2016-07-29 22:17
  • 16
待ちに待った「シン・ゴジラ」IMAX上映で見てきました!

早速ですが稚拙な感想と考察を書きたいと思います。
(7/31に2度目の鑑賞を行い加筆しています)

(以下ネタバレにつき嫌いな方はそっ閉じして下さい)

考察その1はコチラ

考察その3コチラ








①今回のゴジラの行動ルート(新規判明分)

前回の記事で今回のゴジラの行動ルートを予想しましたが、
今回劇場版を見て不明だった最初の上陸に関して判明したので
改めて考察したいと思います。

はゴジラの事です。

まず、予想通り最初にゴジラが現れるのは東京アクアラインでした。





俯瞰図



地図




この時は作中で言う所の所謂「第1形態」であり、尻尾と背びれしか見えません。
その後、コメント欄でご指摘があった様に呑川を遡上し大田区に上陸します。

画像はパンフレットより抜粋
(川の辺りに映っているのが背びれです)









(9/23加筆)
この後は想像も踏まえるので不確かになりますが、
予告にもあった様に呑川の最上流に当たるJR蒲田駅付近で上陸したと考えられます。
その後品川方面に渡って北上を開始します。

この大画面に映る場所は…

ここかと…


また映像には蒲田駅付近にまで迫る様子が映し出されてます。


蒲田駅前



恐らく撮影が行われたJR蒲田駅に近いあやめ橋辺りで上陸した後、
蒲田駅前まで進んだ後、北上して画像の真ん中より下辺りを通りつつ
概ねこの通りに沿って左に向かって北上し品川方面に向かいます。

まとめるとこうなります。


因みにパンフレットには東官房長官が記者会見した直後に一瞬だけ映る映像があります。
これです。


この場所は京急平和島駅近くに有る最徳寺の付近から撮られた物です。

俯瞰図


この奥にで囲ってある建物は都営大森西一丁目アパートです。
その手前あたりから黒煙が上がっている事を考えるとゴジラはかなり線路際に
近い民家の辺りを環七に向かって進んだようです。


地図


最も、煙の方向と私の記憶が正しければ映像上ゴジラは
右から左に移動していた様に見え、実際の方向とは真逆の方向に進んでしまいます。
(庵野監督は実際の行動ルートより映像美を優先したのかと思われます。)
まあ、あくまで「この辺通ってんだな」位に考えられた方が良いかと思います。


上陸時の第2形態は足が生えたもののまだ手は肘あたりまでしか生えておらず、
後ろ足を使って匍匐前進の様な状態で移動します。
あと可愛らしいお目々(笑)が特徴的でもあります。

因みに劇中では

・呑川から上陸して品川湊で姿を消すまで時間はおよそ2時間

時速13km/hで移動

・1回目の上陸で100人以上が死傷

と言及されています。
劇中の閣僚にも、「図体は大きいのに遅いな~」と嘆かれていましたw


こんな感じです


※7/30日加筆

コメント欄でご指摘頂いたことで特定できました!
品川の白狼 さん、情報提供ありがとうございます。

俯瞰図 右下の神社は鹿島神社です。


地図


(8/19加筆)
その後ゴジラは北品川駅付近に到着します。
ここでが1つ出来るのですが、後述の第3形態になる直前にこのシーンがあります。
これは赤○で囲ったビルから下記の場所だと推定できます。



俯瞰図


地図


しかし、この場所は第3形態に変化する場所よりも北の部分に位置しています。
つまり、変身前にここを通過した場合、一度南下しなければ矛盾が生じてしまいます。

分かりやすくまとめてみました。



この問題に関しては別のページで考察していますのでこちらもご参照ください。

下の画像の場所(北品川駅付近)で第3形態に進化を遂げ、

ここから手が生え、

何と両足による自足歩行が出来るようになりました…

※7/30 追記 この場所も情報提供により判明しました!


俯瞰図(分かりにくいので上記の赤丸を参考にしてください)


地図





ゴジラ「見て!見て!立てるようになった(笑)」


俯瞰画像



初代が壊した由緒ある八ツ山橋


初代で山根博士一同が避難した品川神社まで再現…庵野監督、流石っすw


地図



その後、一度は命令が下された自衛隊による射撃が中止になり、
このまま進撃を続ける…かと思いきやゴジラは初代を忠実に再現する為
そのまま進路を東に変え品川埠頭から東京湾へ姿を消します。


最初の上陸ルートをまとめるとこうなります。

⑴アクアライン襲撃から蒲田上陸まで



⑵蒲田から品川まで(8/24修正Ver)
(映画内でのデータではもっとジグザグ行動を繰り返していた記憶があります)




再上陸に関しては前回の考察がほぼそのまま当てはまりますのでそちらをご覧下さい。
ただ、再上陸後のルートに関して新たに一部判明したのでお知らせしたいと思います。

映画にちらっと出たゴジラの進行ルート
(但し、これ実際のゴジラの進行ルートとの映像と齟齬があり、(ここ参照)あくまで
「制作スタッフがロケ地などを無視して考えた進行ルート」の可能性があります)



扇町の昭和電工の工場から見たゴジラ


俯瞰画像


地図








②感想と考察

皆さん色々な感想をお持ちでしょうし、他の方もそれぞれの視点に立った感想を
述べられておりますので私自身が感じた事だけを述べたいと思います。

⒈実写パート

上記の品川上陸を見ても分かる様に庵野監督が「初代ゴジラ」をリスペクトしています。
それは特撮部分だけでなく所謂ドラマパートにおいてもそれが強く伺えます。

ゴジラが出てくる時間は大体20分前後、上映時間のおよそ6分の1程度です。
これは初代ゴジラも割合としては大体同じ

これ以上少ないとゴジラの存在感が希薄になってしまう

これ以上多いと単なる特撮怪獣映画になってしまう

という事を考慮した結果なのではないかと思います。
そして残りの6分の5を占めるのが膨大な「人間ドラマ」の部分です。

アクアライン出現後から呑川遡上までの閣僚会議やレセプション、
有識者会議などは監督自ら丹念に取材した事もあり、
映画を見る人の読解能力を無視して(笑)専門単語が飛び交う
リアルさを追求したものとなっています。

ゴジラ上陸後になると次第にテーマは「自衛隊の武力行使の可否」に移っていきます。

  「あれ(ゴジラ)は害獣駆除なのか防衛出動なのか」

巡る議論は、考えてみれば歴代のゴジラ映画や他の特撮映画(ガメラ)等では
無条件且つ迅速(笑)に自衛隊が出動していただけに現実に即すとかくもムダで(笑)
膨大かつ長時間かかるものなんだと改めて実感しましたw
(官僚のセリフの多くに「前例がありませんので」と躊躇してしまうのも
かなり生々しいリアル感が漂ってますw)

また、実際に役者さんたちも(監督の要望で実際の官僚の方の話し方に合わせた)
非常に膨大なセリフを早口でまくし立てるので一瞬でも気を抜くと何を話しているのか
観客側も分からなくなるほどテンポが非常に速い(因みに大臣役の方のセリフはゆっくりw)
ので観る側は常に映画に集中する必要があるのも特徴です。

一方でベテラン俳優たちが演じた大臣役の方々も殆どがゴジラによって死亡しますが
前半から中盤にかけてのストーリーに大きな厚みを与えていて安心感があります。
特に後半運良くオーストラリアに海外出張していたお陰で総理大臣代理にまで出世し、
飄々としながらも主人公達の作戦を遂行させるべく国際社会と板挟みになりながらも
活躍する平泉成演じる農林大臣や防衛大臣役の余貴美子は「総理、良いですか?」と
しつこいくらいに尋ねるシーンも相まって非常に印象に残るキャラとなっています。

これらの事から今回の「シン・ゴジラ」は

・初代のゴジラをベースにして「ゴジラVs人間(日本)」を主題にしている

・一方で冒頭に船のシーンを使ったり政府の活躍を主に描いた「ゴジラ 1984」の
 要素も所々で入り混じっている

と言えるかと思います。

⒉ゴジラ

今回12年ぶりに蘇った日本のゴジラですが、今までのゴジラとは全く違った
新しいゴジラ像となりました。

まとめると

太古から生きている生物が世界各国が秘密裏に海底に捨てた放射性廃棄物を
 食べる事により放射性物質をエネルギー源とする混合栄養生物に突然変異した事
 (また可能性として水と大気さえあれば体内でエネルギー変換が可能だとか…)

・短時間で且つ凄まじいスピードで進化を遂げる事が可能…
 (劇中では第一形態:オタマジャクシ第二形態:足が生えて匍匐での陸上行動可能
 →第三形態:手が生え、二足歩行が可能と僅か2時間でこんなに進化します)

・しかも無生殖による個体増殖が可能なのが示唆される
 (要は平成ギャオスと同じくどんどん進化が可能…)

・口からだけでなく何と背びれや尻尾からも放射熱線(?)が発射可能に…
 (但し、エネルギーを使い果たすと2週間フリーズするという欠点も追加w)

体中が赤いのは常に体内で核融合が行われている事により放熱が必要な為、
 表面から放熱している

フルCGであるものの、実際の動作を担当したのは野村萬斎!

とざっとこんな感じとなりますw
こんな「チート生物」と化したゴジラに「ヤシオリ作戦」という

・ゴジラは体内で核融合をして動力源とする為、膨大な放熱が必要である事
                 ↓
・体表の放熱では賄いきれないので血液循環による冷却を行っている
                 ↓
・つまり、大量の血液凝固材を体内に注げば血液循環が行えず、放熱が出来なくなり
 強制的なフリーズ状態になり、行動不可能となる

某「ヤシマ作戦」を彷彿させるような(笑)壮大すぎる作戦を遂行する
後半はその躍動感も相まって

  「こんなんでゴジラ倒せるのか?」

と思っている観客の不安をよそに、エヴァ風のBGMをバックに
「血液を凍結させて活動を停止させる」という意外な形での勝利(?)した時には
緊張のあまりか思わず感動してしまいましたw
そして、上記にあるように無生殖による個体増殖が可能である伏線
最後に張られるなど続編を作れるかのような描写も非常に意味深です。

こんなあまり感想にもなってない感想ですが、
兎に角、先が読めない展開と圧倒的スケール感で
今までとは全く違う「庵野ゴジラ」を創り上げた事は紛れもない事実です。
ゴジラファンであれば当然、エヴァファンも当然(笑)、どちらも知らない
方にもオススメできる映画ですので是非ともご覧ください。

またなにか判明したら加筆追加する予定です。
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他6件のコメントを表示
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Whitesnakeブログからやってきましたw
何に驚いたかといえば、私花園カオルの生誕地を最新ゴジラは破壊していること
もっと驚きはMASAさんの口から呑川とかあやめ橋とか出てくるとはww
何もあんな狭く汚い川を遡上しなくったて・・とはいえ
ゴジラにあまり興味のない私も見たくなること必至ですねwww
30ヶ月前
×
花園カオルさん、まさかのコメントありがとうございます。
この前Twitterでも「俺の旧自宅&現自宅を直撃しやがって」とか
「わざわざ高台に来てくれて俺の家は100%下敷き」というコメントを頂きましたw
一応アニメ絡みのイベントで2度ほど蒲田から京急蒲田まで歩いた事があるので存在は知っていました。
今までのゴジラ映画とは一線を画す程の衝撃的内容なので宜しければご覧ください。
30ヶ月前
×
MASAさん、どうも。
そうですね、ブログの内容全体を拝見させていただいたところ
高校性ぐらいの頃の私であれば、このゴジラの現れ消える
場所すべてに出没しているので、必ず踏まれるか
けっとばされるかで死亡ですね
つまり、花園カオルゆかりの地を大破壊してるわけですよww
30ヶ月前
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花園カオルさん、引き続きコメントありがとうございます。
何とまさかの「100%死亡フラグ」ですかw
つくづく今回のゴジラの行動範囲の恐ろしい事やら…
30ヶ月前
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川崎区扇町の俯瞰画像では昭和電工から大黒方向を見ているのに、地図では水江町から西北西を見ていることになっていますね。テロップが出た映像は昭和電工から大黒方向が正解なので、戸塚付近からの予想ルート図円よりも海側を通ったということなんでしょうか。
30ヶ月前
×
maniさん、コメントありがとうございます。
俯瞰画像についてなのですが、当初は大黒方向にさせたかったのですが、
そうすると、カメラの撮影箇所である煙突が映ってしまい再現できませんでした。
その為煙突がギリギリ映らない上記の俯瞰画像という形を取らせて頂いてます。
映画では上郷から武蔵小杉までの移動経路が明確にされていないので確定は
出来ませんが、今回のゴジラが横須賀線に沿って移動している事から
港南台辺りから北上し保土ヶ谷辺りで東海道新幹線の橋脚を破壊して
移動中を捉えたシーンかもしれません。
30ヶ月前
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気になってたところに、ピンポイントなブログを拝見させていただきました。
鎌倉からの再上陸後のルートですが、洋光台の西側を通っていたんですが、
横須賀線の大船ー本郷台ー港南台ー洋光台ー杉田のラインは山あり谷ありでそこ縦断するのかなぁというのが初見の感想です。
南からだと一度山上って下った谷部分に線路があって洋光台の北あたりも山になってるます。
戸塚東側も山が続くので、本郷台西あたりを北上して東に回して、横須賀線に沿ってブルーラインと横須賀線の間を東に抜けて磯子から16号線に沿ったのではと考えました。
ゴジラの図体で山越えはできるんでしょうか?
30ヶ月前
×
ヨウタさん、コメントありがとうございます。
上郷からのルートですが、ヒントとして考えられるのが上の昭和電工から映像です。
この映像だと粗くて分かりにくいですがパンフの画像だとゴジラの右横に
「横浜ベイブリッジ」が映っています。
つまり、ヨウダさんの仰る「ブルーラインと横須賀線の間を東に抜けて磯子から16号線に沿った」
説は信ぴょう性があるかと思います。
ただ、明らかに栄区を横断している映像がある事から港南台~洋光台辺りを
北上したのではないかとおもいます。
最後にゴジラの山越えに関してですが、少なくとも上郷位までの高さであれば可能なのでは
ないか?としか現時点では分かりません。
(あの逞しい両足なら出来そうな気もするんですがねw)
30ヶ月前
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はじめまして。
Googleマップで品川区の昭和大病院前交差点(35°36'33.1"N 139°42'17.7"E)を西に見ると、映画の中の0:18:23~25の場所が映ってるんですが、これってゴジラは環七あたりにいるんですかね?男女サウナにしきゆの看板、天龍薬局の看板、ファミマの看板などが映ってて、近所なのですぐ分かりました。遠景やゴジラが破壊してるビルは合成だと思いますが。
17ヶ月前
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jyujyuさん、コメントありがとうございます。
以前もコメントした思いますがこのシーンについては後に第4形態になった時に通過するルートとして同じ場所が使用されていました。
恐らくロケで撮影し、アングル的に申し分ない事と、風評被害の観点から倒壊するマンションについては架空の場所を拵える必要があった点から侵攻ルートとは全く関係ない錦湯付近が使用されたのではないかと思います。
因みにこれは私のあくまで個人的な推察ですが蒲田上陸後品川に移動する際に一時的に環七通りを移動したのでは?という推察をしております。
17ヶ月前
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