THE PURPLE TOUR OSAKA
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THE PURPLE TOUR OSAKA

2016-08-15 17:15
  • 2
さて、暫く時間が経ちましたが音源紹介をしたいと思います。
今回はリッチーと同じく過去への懐古路線に舵を切ったWHITESNAKEの
音源を2本紹介したいと思います。
まずは前のブログでも書いた事がある「全曲パープルカヴァー」である
THE PURPLE ALBUMを引っさげて来日した時の音源を紹介したいと思います。

WHITESNAKE / THE PURPLE TOUR OSAKA


購入場所:御茶ノ水

購入金額:2800円

2015年の来日公演初日の10月20日のツアー初日、
大阪グラン・キューブ公演での公演をAUD録音で収録した物です。
流石近年の日本での録音だけに音質が非常に明瞭且つクリアに録音されています。
但しIs This Loveの4分32秒から39秒にかけて録音ミスと思しき謎の音声が混じってます!
恐らくSE音源のMy Generationではないかと思いますが‥謎です(笑)

収録内容は以下の通り。

Disc 1
01. Pre Show Music (The Who / My Generation)
02. Intro
03. Burn
04. Fool For Your Loving
05. Love Ain't No Stranger
06. The Gypsy
07. Give Me All Your Love
08. You Keep On Moving
09. Ain't No Love In The Heart Of The City
10. Reb Beach & Joel Hoekstra Guitar Solo
11. Mistreated

Disc 2
01. Blues Harp Session feat. Michael Devin
02. You Fool No One
03. Drum Solo
04. You Fool No One (Reprise)
05. Band Introduction
06. Soldier Of Fortune
07. Is This Love
08. Stormbringer
09. Here I Go Again
10. Still Of The Night
11. We Wish You Well

(因みに最終日の東京公演では終盤にBad Boysがセット入りしたそうです)

元々2012年のジョン・ロードの逝去を縁にリッチーとの友好が復活した
デビカヴァが企画していた「再結成第3期DEEP PURPLE」がご破産になった
事で生まれたアルバムですので、曲の半分がDEEP PURPLEとなっています。
しかし、事前の北米ツアーと比べると

・WHITESNAKE枠の部分の2曲が「80年代曲」から「70年代曲」に変更する

・それに伴いSlide It InがFool For Your Lovingに、
 Bad BoysがAin't No Love In The Heart Of The Cityに変更

Forevermoreがセット落ち

・新たにSoldier Of FortuneとStormbringerの2曲が追加

セットリストがパープル及び初期スネイクへの拘りが強い日本のファンに向けて
「日本仕様」に変化しているのも注目すべきポイントであります。

さて、肝心の演奏についてですが、

  デビカヴァのVoは…お察し下さい

という状態となっていますw
北米ツアーの公演に盟友グレン・ヒューズがゲスト出演した際も
(グレンのVoが超人じみてるとは言え)絶望的なまでに格差を感じてしまいましたが、、、
弦楽器隊の分厚いコーラス隊にサビやシャウト部分を全部任せているとは言え、
「あれ、こんなに声出てなかったけ?」と感じてしまいます…

やはり、60を超えたデビカヴァに20代の時に歌っていた曲の再現を期待する事自体
無理なのは承知ですが、デビカヴァもイアン・ギランみたいに割り切って今の喉に
適した歌い方にすれば良いのに矜持なのか無理にシャウトを出してしまうので思わず

      (´-ω-`)

みたいな気分になってしまいます。

一方でデビカヴァの代わりにサビを歌うと同時にグレン・ヒューズのパートを担当する
ジョエル・ホーケストラ、レブ・ビーチ、マイケル・デヴィンの3人は非常によく
頑張っていると思います。
特にギターの2人は必ずと言っていいほど「リッチーの幻影」を求めらてしまう
損な役回りにも関わらず、「だって俺達、リッチーと関係な~いもん」と言わんばかりに
粛々とこなしているのはもっと評価しても良いかと思います。
マイケル・デヴィンもグレン・ヒューズのベースパートを演奏するのに加えて
コーラスも大変だとは思いますが、2010年から早5年も在籍しているだけあって
無難に立ち回っています。

残りのトミー・アルドリッチやミケーレ・ルッピに関しては…

 「ロードやペイスを期待するとがっかりするけど白蛇として見れば最適」

といった感じです。
これは人間云々よりもWHITESNAKEのメンバーに求められている能力
DEEP PURPLEの楽曲を演奏しているのに適しているのかが
別の問題である事を理解しないと割り切れにくいと思います。
(単純なセッション/サポートメンバーであればロードやペイスの再現を求められて
ナンボですが、前にも書いた様にこれはあくまで
「第3~4期DEEP PURPLEの楽曲」を”今のWHITESNAKE"で演奏する
という主旨ですので…)

RAINBOWのリッチーも若いメンバーを入れる事で衰えた自らのギターの演奏力を
補った様にデビカヴァもまた昔の面影が皆無なVoを補う為に若いメンバーが彼を
サポートする図式になっています。
当然彼らはパープルを聴いて育ったにせよ、多くが80年代のNWOBHMの
洗礼を受けたりしてデビューしたり、活動を行っています。
当然、ギターのアレンジもツイン・ギター編成用になっていますし、
曲の音楽性も「へヴィメタル」の影響が色濃く、インプロ/ブルースの影響下に
あるパープルの本来の音楽性とは全く異なっています。
Mistreatedも「おじいちゃんが昔の失恋を振り返る」みたいな
風になっているのも(違うかな?)細かなツッコミを上げたらキリがありません。

ただ、以外にもリッチーが予想以上の名演奏を披露した
Soldier Of Fortuneは枯れ果てたデビカヴァのVoと予想外にマッチし
RAINBOW Verほどではないものの、こちらも期待以上の出来になっています。

こんな感じですので、「白蛇は全年度の音源を手に入れたい」と言う方などの
(演奏レベルとして)中~上級者向けの音源です。
曲数だけ言えば上述の様に「Bad Boys」が演奏された東京公演もありますし、
単純に「声がまだまともな音源が欲しい」と言う方にはこの来日子演前の
北米ツアーの音源(中にはグレン・ヒューズ客演時の音源が入ってる物もあり)
やこの後の欧州ツアーの音源がありますので、そちらを手に入れるのもアリかと
思います。

次回の音源紹介はこのLIVEの9か月後に当たる
「2016年の白蛇」のライブを紹介したいと思います。
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MASAさんこんばんわ。
カヴァーデイルとヒューズといえば、2016年の今、Deep Purpleの
カリフォアルニア・ジャムを見て何を考えさせられるか、といえば
その後圧倒的に不健康な生活を送ったヒューズがどうして
このときと全く変わらない声も今も出せているのか、に尽きますよ。
(そして、40年以上の歳月というのは残酷だなぁ、デヴィカヴァさん、とw)
現在の高校生の吹奏楽ではDPはもはや定番になっているそうですが
ああいう子達に、是非にカヴァーデイルの紆余曲折のその後がわかるぐらいに
DPやWhitesnakeに興味を持ってもらいたい、と切に願いますね。
40ヶ月前
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花園カオルさん、いつもコメントありがとうございます。
グレンのあの謎の持続力は今を以てしても理解不能です(笑)
デビカヴァに関しては「1987」以降のHM路線でのハイトーン路線が
仇になったという感じはあります。(あと喫煙ですねw)
ヴォーカリストたるものヴォイスケアは大切なんだよ?と
グレンを横目に見つつ語りたいものですw
40ヶ月前
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