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TOKYO 2016

2016-10-07 00:41
  • 4
すごく久しぶりに音源紹介をしたいと思います。
今回は「夢の共演」という言葉がぴったしのこの音源です。

MICHAEL SCHENKER FEST / TOKYO 2016



購入場所:新宿

購入金額:2800円

2016年8月24日、東京国際フォーラム公演をAUD録音で収録した物です。
今年のAUD録音とあってもはや音質はクリアそのものです。


本作の収録内容は以下の通り。
赤字がゲイリー・バーデンがVo
青字がグラハム・ぼネットがVo
緑字がロビン・マッコーリーがVo
紫字が3人共演

Disc 1
1. Intro
2. S.E.
3. Into the Arena
4. Attack of the Mad Axeman
5. Victim of Illusion
6. Cry For The Nations
7. Let Sleeping Dogs Lie
8. Armed and Ready
9. Coast to Coast
10. Assault Attack
11. Desert Song
12. Dancer

Disc 2
1. Captain Nemo
2. This Is My Heart
3. Save Yourself
4. Love Is Not a Game
5. Shoot Shoot
6. Rock Bottom
7. Doctor,Doctor

大阪、東京、北海道と珍しい組み合わせの3公演ですが、
セットリストとしては大阪公演では演奏しなかった
Cry For The Nationsが
追加されています。
(因みに北海道公演ではグラハムが更にBroken Promisesを歌ったとか…
そこはSamuraiでしょう(笑))

それはさておき、今回Voが3人という利点を最大限に活かしたセットリストになっています。
具体的なポイントを言うと

・1人当たりの持ち時間が30分前後(ゲイリー:約25分、グラハム:15分、ロビン:40分)と
 なっており、声の状態がピークを保てる範囲内且つ代表曲のみになる為にだらけもない。

・Voと次のVoの交代時間をマイケルの十八番であるインスト曲を挟む事で
 観客の頭もリセットされ非常にスムーズに次のVoへとバトンタッチ出来ている。

・リズム隊もクリス・グレンとテッド・マッケンナ、Keyもスティーブ・マンと
 3人のVoと縁のあるメンバーを揃えて人選に手を抜いていない。

といった事が挙げられます。

まず、いきなりの「Into The Arena」という贅沢な出囃子で登場してきた
先頭バッターのゲイリー・バーデンは、実に6年ぶりの来日となりますが
ちっとも変わらない「あのVo」で安定感ありすぎる歌声を披露してくれます。
選曲も持ち時間が5曲とあってか、4thアルバムの「限りなき戦い」を棄てて
「神(帰ってきたフライング・アロウ)」と「神話」の代表曲に絞るという
大胆な選択で「ファンの見たい曲だけ」見せるという最大公約数を満たしています。
(ファンも完全に「サビは客任せ」のゲイリーの為かマイクを向けられたサビを全員で
完壁に合唱するといういつものお約束をこなす団結力も聞いてて嬉しくなります)

そして2016年現在、在籍時のクレジット表記の問題などを巡り実兄のルドルフを
ボロクソに罵っている事が記憶に新しいスコーピオンズの「Coast to Coast」を
出囃子に”やっさん” ことグラハム・ボネットが登場してきます。

昨年の30年ぶりの共演も記憶に新しい両者ですが、昨年は今回も演奏された
2曲のみの共演だったのに対して今回は私も2013年に実際に生で聞いた
「Dancer」も演奏され、ちゃんと「昨年よりもスケールアップしてるよ!」感を
出しています。
もっともやっさんの声は寄る年波に勝てないのか1曲目から高音部分がひっくり返りますが
それでもフェイクをせずに歌いきる潔い姿は実にやっさんらしいです。
(歌わなかった部分は多分歌詞のカンペを見忘れてると信じますw)
3曲目のDancerには高音部分の出ないのを心配したのか出番が終わったばかりのゲイリーと
急遽出番前にも関わらずロビンが駆けつけサポートコーラス兼歌えない所をフォローする
3人共演が早くも見れ中盤の見所の一つだと言えます。

そしてCaptain Nemoを出囃子代わりに登場するのが実に20年ぶりの来日となる
ロビン・マッコーリーです。
思い起こせばマイケルと秀逸なアルバムを作っているにも関わらず、
メロディーがポップなど、サウンドが中途半端にHRすぎるなど、
マイケルがいきなりアンプラグド路線に目覚めるなどして
お世辞にも正当な評価を受けていないと言える彼ですが、
3人の中では一番若い事もあって全盛期の声を保っています。

そんなロビンですが、明らかに前者2人に比べると「ファンが少ない」のか、
演奏中は明らかに「静か」であり(笑)、「Save Yourself」の様なマイケルが弾き倒す
曲では違和感を流石に感じます。
しかし、幸か不幸か他の2曲が「ポップなバラード曲」であった事もあり、
そこまで聞いて分には「し~んと静まり返ってる」という状態がマイナスに
あまり作用しないのが救いです。

3曲でロビンの持ち歌パートは終了し、その後は「お約束」のUFOのカバー3曲が続きます。
Voは引き続きロビンが務めつつ、最後は再び3人合唱で締める形となっています。

そして、当のマイケル本人は至って「安定した」演奏を見せてくれています。
2010年までは「落ちぶれる所まで堕ちた」かの様に不運の連続に見舞われていた彼ですが、
近年は「新しいM.S.G」ことMichael Schenker's Temple Of Rockの活動が好調な為か
「トラブルと不幸が代名詞」であったのが嘘の様に「高いレベル」で安定しています。
Michael Schenker's Temple Of Rockでは元スコーピオンズのメンバーが3人もいる為か
かなり意識的に(そして兄ルドルフへの当てつけも含めて)スコーピオンズの楽曲が
多く演奏されているのが特徴的ですが、その反面としてM.S.Gの楽曲が少なかった事は
前回の来日公演でも話題となりました。
今回はその反動か1曲を除いてM.S.G及びUFOの曲が占め、且つ歴代のVo&メンバーとの
共演という「今までの来日公演にも来なかったファン」を多く動員させた事が今回の
来日公演が成功した要因ではないかと思います。

今回はこの音源以外にも大阪公演が出ている他、話題性もあってかオーディエンスショットが
ブルーレイでも出ていますので映像も見たいという方はそちらもオススメです。
(殆どのメンバーが年相応のに対してクリス・グレンの激太り気味が目に付きますw)

それは兎も角、M.S.Gファンとしては手に入れて間違いない1枚だと思います。

次回はディープ・パープルの音源を紹介したいと思います。
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いつも楽しく拝見させて頂いてます。もしディオのブートレグを見つけたら紹介してください!
38ヶ月前
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SOUNANCEさん、いつも見て頂きありがとうございます。
DIOについては前のブロマガ(http://ch.nicovideo.jp/masanoheya/blomaga/tag/DIO)
で書いたDIOについてのブート一覧もありますので良ければご覧下さい。
新作のDIOが出たらその内紹介したいと思います。
38ヶ月前
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ゲイリー、グラハム、ロビンそれぞれの良さが発揮されてて良かった!
個人的には「Dancer」聴けて良かった!
37ヶ月前
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でゅら~さん、続けてコメントありがとうございます。
私は2013年に既にソロで聴きましたが、やはりマイケルとの
共演での演奏は嬉しいですね!
37ヶ月前
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