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TYR UK

2018-09-23 08:23
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さて今回は予告通り「TYR TOUR」2本目の音源を紹介したいと思います。

BLACK SABBATH / TYR UK


購入場所:確か新宿のディスクユニオン…だったはず。

購入金額:忘れました。確か中古で買ったような…(笑)

1990年9月5日のイギリス、ケンブリッジ・コーン・エクスチェンジ公演と
9月8日のロンドンハマースミス・オデオン公演AUD録音で収録した物です。
ブロマガの更新を辞めてから手に入れたのは確かなのですがいつ手に入れたのかは忘れてしまいました。
それはさておき、9月8日の公演にはHeaven and HellとParanoidの2曲でQUEENのブライアン・メイが、Black Sabbathで元メンバーのギーザー・バトラーがゲスト出演しています。

収録内容は以下の通り。全曲の動画あり
9月5日 ケンブリッジ・コーン・エクスチェンジ公演

Disc1
1. Ave Satani~The Gates Of Hell
2. Neon Knights
3. Iron Man
4. Children Of The Grave
5. Headless Cross
6. When Death Calls
7. War Pigs
8. The Shining
9. Bass Solo
10. Heart Like A Wheel
11. Guitar Solo~Sabbath Bloody Sabbath
12. The Law Maker
13. Drums Solo (Mars, The Bringer Of War)

Disc2
1. Sign Of The Southern Cross
2. Black Sabbath
3. Guitar Intro
4. Die Young
5. Heaven And Hell
6. Paranoid ~ Heaven And Hell (reprise)

9月8日 ロンドンハマースミス・オデオン公演

Disc3
1. Intro: Ave Satani~The Gates Of Hell
2. Neon Knights
3. Iron Man
4. Children Of The Grave
5. Anno Mundi
6. Headless Cross
7. When Death Calls
8. War Pigs
9. The Shining
10. Bass Solo
11. Heart Like A Wheel
12. Guitar Solo~Sabbath Bloody Sabbath

Disc 4
1. The Law Maker
2. Drums Solo (Mars, The Bringer Of War)
3. Sign Of The Southern Cross
4. Guitar Intro
5. Die Young
6. Heaven and Hell (with Brian May)
7. Paranoid ~ Heaven And Hell (reprise) (with Brian May)
8. Black Sabbath (with Geezer Butler)

9月5日の公演の音質は録音している客席から比較的ステージに近い為か
マーティンのVoやアイオミのギターは比較的クリアに収録されています。
ただ、最初の内は音籠りが強いのと録音している席が上手寄りの為か、
全体的にマーレイのベース音が強めに収録されている為、

  ベース>越えられない音の壁>他の楽器(ヴォーカル含む)

みたいな感じで音のバランスは若干アンバランスです。(ベースが前に出ている様な印象)
元々アルバムでは、エフェクトや空間処理によってマーレイのベースは完全に埋没していた為「アルバムや公式音源では埋もれがちなマーレイのベースプレイを聴きたい」という
マニアックな方にはオススメかも知れません。
またコージーのドラムもクリアに収録されているのでコージー&ニールのリズム隊コンビが好きの方にとっても堪らないかと思います。


実際に聴いてみてください。


続く9月8日の公演の音質としてはミラノ公演は無論の事、9月5日の公演と比べてみても
数段落ち籠りや近くの観客の声もモロに収録されている「よくある」AUD録音の1つです。

面白い事としてはIron Manの前半でマイクトラブルがあったのか暫くヴォーカル無しの状態があり、マーティンも思わぬハプニングに観客を煽るしか出来ないのには思わずクスリときます。

さて、ツアー4公演目と6公演目とあってセットリスト自体に大きな変化は見られません。
ただ、8日はギーザーがゲスト出演する為かBlack Sabbathがラストに移動しています。

8日の公演の最大のポイントはやはり最後の2名のゲスト出演に尽きると思います。
ブライアン・メイといえばアルバム「HEADLESS CROSS」でもゲスト参加する等、
交流がありこれは普通のゲスト出演なのですが、もう1人のギーザー・バトラーのゲスト参加については色々と憶測を含みますがその後のサバスの運命を大きく変えたのではないかとされています。
この件について説明するには、話を1985年にまで遡る事になります。
当時オジーとの再結成を模索したものの、ライブエイドでの1日限りの再結成に終わってしまいバンドは活動停止状態でした。

その後、レコード会社の思惑や行き違いによりギーザーはバンドを脱退、サバスはアイオミのソロバンドとして再出発します。

ギーザーはソロアルバムを作ってみたりはしたものの、結局アルバムはお蔵入りしソロ活動はすぐに行き詰まり1988年にオジーのソロバンドに加入し翌89年までツアーに参加してしましたが、この当時はオジーのバンドも脱退しフリー状態でした。

そんなギーザーはこの公演の直前の8月28日に元バンドメイトのロニージェイムス・ディオ率いるDIOにゲスト出演します。

その時の音源


ロニーは後にこの時ギーザーに「サバス再結成を持ちかけられた」と話しており、
その直後にギーザーがサバスにゲスト出演、翌91年にはロニー時代のサバスの再結成を実現させている事を考えるとこの時のギーザーのゲスト出演はアイオミに対してロニー時代のサバスの再結成を持ちかける為の政治的思惑を含んだものであるのは明白でした。
その後のサバスの状況についてはこちらなどをご参照ください。

そんな裏の事情があるのを知る由もない観客は共演に非常に盛り上がり、
(客席から「ギーザーだ、ギーザーだよ!マジかよ!!」という声が何度も拾われてます)
ギーザーも「明らかに彼だと分かる」疾走感溢れるベースを披露しています。



マーティンとマーレイ(後にコージーも)にとってはまさかこの時の共演により自分たちがバンドを追われる身になるとは想像もつかず、ギーザーやアイオミにとってもこの日の出来事が
90年代のサバスの活動(ロニーとの再結成からの紆余曲折を経てのオリジナルメンバーでの再結成)を大きく決定付けるとは思ってもみなかったに違いありません。

そんな歴史的意義を考えるとこの音源はサバスマニアにとっては外す事は出来ない1枚になると思います。また音質については色々書きましたが、癖こそあるものの決して聴いてて耳が痛くなる様な類の音質ではない為、普通に聴いて楽しむ分には問題ないかと思います。

次回はTYR Tourシリーズ第3弾を紹介したいと思いますので暫くの間お待ちください。
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投稿お疲れ様です
14ヶ月前
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SOUNANCEさん、コメントありがとうございます。
まだ暫く「TYR Tour」の音源紹介が続きます。
もし興味がありましたらお読みいただけたらと思います。
14ヶ月前
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