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KISS 40

2018-12-03 01:20
    今回は前回も触れたようにKISSのベストアルバムを再び紹介したいと思います。

    KISS / KISS 40


    購入場所:近所のレンタルビデオ屋

    購入金額:432円

    KISSが結成40年となる2014年に出したベストアルバムです。

    収録内容は以下の通り。赤字は音源あり

    Disc 1
    1.Nothin' to Lose
    2.Let Me Go, Rock 'N' Roll
    3.C'mon and Love Me
    4.Rock and Roll All Nite
    5.God of Thunder (デモ音源)
    6.Beth
    7.Hard Luck Woman
    8.Reputation (Demo)
    9.Christine Sixteen
    10. Shout It Out Loud (Live)
    11. Strutter ‘78
    12. You Matter to Me
    13. Radioactive
    14. New York Groove
    15. Hold Me, Touch Me (Think of Me When We're Apart)
    16. I Was Made for Lovin' You (Single edit)
    17. Shandi
    18. A World Without Heroes
    19. I Love It Loud
    20. Down on Your Knees
    21. Lick It Up
    22. Heaven's on Fire

    Disc 2

    1. Tears Are Falling
    2. Reason to Live
    3. Let's Put the X in Sex
    4. Forever (Remix)
    5. God Gave Rock 'N' Roll to You II
    6. Unholy (Live)
    7. Do You Love Me? (Live Unplugged)
    8. Room Service (Live)
    9. Jungle (Radio edit)
    10. Psycho Circus
    11. Nothing Can Keep Me from You
    12. Detroit Rock City (Live)
    13. Deuce (Live)
    14. Firehouse (Live)
    15. Modern Day Delilah
    16. Cold Gin (Live)
    17. Crazy Crazy Nights (Live)
    18. Hell or Hallelujah
    19. Hell or Hallelujah (Live)

    前回の地獄列伝のあと「Sonic Boom」、「Monster」の2枚のアルバムを出したKISSは 今や毎年恒例となっている「KISS Kruise」を始めたり、40周年記念ツアーでの「ラスベガス常駐公演」を行うなどライブ活動を主軸に置き始め音源関係のリリースは再び消極的になっていました。そんな中結成40周年という節目もあり再びベストアルバムを出すこととなりました。
    「結成40周年だから全部で40曲」と実に彼ららしいといえば彼ららしいコンセプトですが、

    前回が「各アルバム(時代)ごとに1曲」だったのに対して今回はデモ音源からライブ音源、
    未発表音源に1978年の「4人同時ソロアルバム」にベスト限定曲、リミックス曲にラジオエディット曲と

    「40周年なんだからか堅苦しいこと抜きにしてレア音源を収録しちゃえ!」

    という具合にとにかく鉄板曲から物珍しい曲まで「何でもござれ」レベルで収録しているのが特徴です。(因みに日本盤の為、ボーナストラックとして2014年の来日公演のライブ音源が1曲加わり計41曲になっております)

    さて、前回も書きましたがKISSは

     「ベストアルバムでは必ず何か変な事しないと気が済まない病のバンド」

    の為、我々日本人がアーティストのベストアルバムに求めるような

    ・各時代の代表曲を全て網羅

    ・当然音質はベストの為に行われた最新リマスター

    ・シングルズ・コレクションやベスト・セレクション(KISSの場合だとVoが4人いる為、それぞれの代表曲を含む)といったコンセプト

    を望むこと自体「端から諦めた方がいい」という前提があります。
    前回も「これ収録するくらいなら何故これを収録しない?」という曲がありましたが、
    今回もご多分に漏れず

    ・Black Diamond

    ・Love Gun

    ・Calling Dr. Love

    ・Firehouse

    といったライブでは必ずセット入りする曲が漏れている他

    ・よりにもよって40曲目と41曲目が同じ曲という痛恨の選曲ミス

    ・ライブ音源も意図的なのか全部バラバラの公演で統一感がまるでない

    ・Voもポールとジーンの割合は置いとくとして、ピーターは概ね代表曲を網羅しているのに対してエースはソロアルバムの曲僅か1曲のみと明らかにアンバランス

    とざっと挙げただけでこれだけ突っ込みどころ満載の状態です。
    なので今回の場合はあくまで「レア曲・レア音源ベスト」として割り切ると非常に楽しめる音源だらけとも言えます。

    例えばDisc1の5は通常であればライブでの「血吹きパフォーマンス」の後にゆっくり且つおどろおどろしいベースのイントロと共にジーンが吠えるようなVoを担当する曲としてファンでは周知の曲ですが今回は2012年にリリースした「Destroyer」のデラックス・エディションに収録されたデモ曲Verを収録しています。
    このデモ曲VerのVoはポールであり、曲のスピードも途轍もなく早く女性のコーラスは入るはと我々が知っている「God of Thunder」とは完全に別曲状態だったりします。



    これを聴く限り「Destroyer」におけるボブ・エズリンの貢献の偉大さが如実に分かりますw

    また2014年にリリースされた「Love Gun」のデラックス・エディションに収録されたReputationという曲はジーンのVoですがピアノが入っていたり、曲調も非常に明るく
    「Love Gun」自体エディー・クレイマーをプロデュサーに迎えてピアノを大胆に取り入れた作風とはいえかなり「ジーンらしくない」曲でもあります。
    (ボツになったのはこの曲の次に収録されている同じ系統の曲で完成度がより高いChristine Sixteenが出来た為かと思われますが続けて収録しているのもその裏付けでしょうか?)


    これら以外にもポールが「黒歴史扱い」している「Music From "The Elder"」からも1曲収録されたり、ノーメイク時代、現行メンバーでのライブテイクなどの楽曲なども多く収録されているなどかなりマニア向けに攻めた内容となっています。

    現在KISSが「最後のツアー」として明言し発表されている「The End Of Road Tour」の2019年の予定では日本は含まれておらず、非常に気にはなりますが「Monster Tour」の時もツアー終盤での来日であったので3年といわれているツアーのいずれかには来日すると思われます。

    そしてKISSのメンバー全員が「新作アルバムは作らない(だって儲からないから)」と明言し、結成45周年となる今年にはとうとうベストアルバムを出すことすらしなくなるなど今後もリリース関連には消極的になっている為、今後もこういった企画ものが出る可能性は極めて低くなっています。
    ですのでKISSアーミーにとっては(内容的には色々あるものの)手に入れておくべき品だと思います。
    また、途中にも書きましたがピーターの代表曲は概ね収録されている事からピーター好きの方にとっては今までのベストアルバムと比べると比較的購入するハードルは低いのでお勧めかと思います。

    次回は再びブートの紹介をしたいと思います。




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