東方WITH A MISSION~狼達が幻想入り~ MISSION22 サンちゃん人里へ
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東方WITH A MISSION~狼達が幻想入り~ MISSION22 サンちゃん人里へ

2016-10-31 03:52
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守谷神社に滞在して3日ほど経過した。さすがに3日もあれば、早苗やその御両神達と打ち解けることは何の造作もない。へべれけになりながら飲み明かした甲斐があったというものだ。

(休肝日ガ欲シイナ……)

 さすがの究極生命体でも三日連続の酒宴は厳しいらしい。ポツリと一つため息をついて縁側で涼を取るサンタモニカ。山の風が心地よくサンタモニカを包み込む。その後ろから一人の声が聞こえてきた。東風谷早苗だ。手に持っているお盆の上にはお茶の入った急須と湯呑茶碗がのっている。散々飲み明かした後には嬉しい一杯だ。

「サンタさん、お茶でもいかがでしょうか?」
(オ茶、グリーンティー、飲ミタイデス)

 早苗とお盆の上のお茶を見るなり、すかさず2度、3度頷いた。そんな仕草をみた早苗は小さく笑った。カワイイ。しかし、今日はもう昼に差し掛かる頃だというのに、御両神を見ない。

(ソウイエバ、アノ二人ハマダ寝テルノカナ)

 そう思い部屋の奥へ視線を向けるサンタモニカを見て、早苗は

「諏訪子様と加奈子様でしたら、まだ御就寝中ですよ。三日連続の深酒が効いたみたいですね」
(ナルホド)

 そして加奈子、諏訪子の御両神はと言うと……、

「あうー……、もう飲めない……」
「んぐあ……、おっぱい重い……」

 どちらも熟睡していることに変わりはなかったが、諏訪子が加奈子の豊満な二つのL玉スイカップに抱きつく形で眠っていた。対する加奈子は、まるで猫が上で眠っている人間かの様にうなされていた。

「んへぇ……、カルーアミルクの匂い……」
「んぅ……、早苗ぇ……、あたしのは出ないよぉ……」

 一体全体どんな夢を見ているのやら。
 所戻って早苗とサンタモニカは居間に移動していた。昼食にするのだろう。サンタモニカは布巾で食卓を拭いていた。

「すみません、サンタさん手伝ってもらって、では昼食をお持ちしますので」
(気ニシナイ、一宿一飯ノオカエシ)

 サンタモニカは構わないと言いたかったのだろう、軽く布巾を持っていない左手を振った。早苗は台所へと向かって行った。食卓を拭き終わったサンタモニカは、足を伸ばして座り、ぷらぷらと遊ばせて時間を潰していると、ほどなくして昼食の香が漂ってきた。空き腹には効果抜群なようで、直ぐに腹の虫が飢えた悲鳴を上げた。

「諏訪子様、加奈子様、もうお昼ですよー、そろそろ起きてくださーい」

 まるで子供を起こす母親の様に、早苗の声が響き渡る。そんな家庭の音を耳にしながら、ふと目にした新聞を手に取る。「文々。新聞」と書かれていたそれは、軽く目を通すだけで週刊誌の様な文章であることがわかった。

(スポーツ紙かな?)

 そう思い手に取るが、内容としては地方紙の様な内容だった。やれ竹林で火事が起きただの、やれ紅魔館の吸血鬼姉妹が悪魔のような音楽にお熱になっているだの、当たり障りのない内容が主だった。

(悪魔ノヨウナ音楽……、聖飢魔Ⅱカナ?)

 頭に入れるような内容でもないので適当に流し、読み終わるや否やまた元の場所に置いた。それとほぼ同時に、諏訪子と加奈子が眠気眼を擦りながら居間へと入ってきた。飲み疲れた二日酔いの顔だ。

「あ、頭が痛い……」
「あーうー……、キモチワルイ」
(顔ガ死ンデル)
「さあ、ご飯の準備が出来たので皆で食べましょう!」
「あうぇーい」
「諏訪子、あうぇーいって何よ、あうぇーいって」
「いただきまーす」

 食卓には白米と、大根のみそ汁と、小皿に乗せられた五切れ程のタクアンが出てきた。飲み明かした後にはちょうどいい。

「あー……、みそ汁沁みるわー」
「タクアン美味しい」
(オ米甘クテ美味イ)
「三人ともよく食べますね」
「早苗のごはんは全部美味いからね、それに腹減ってるし」
「えへへぇ、ありがとうございますぅ」
(アザトカワイイ)
「早苗ー、お汁お代わりー」
「かしこまりました、諏訪子様」
「あ、早苗私もー」
「はいはい、かしこまりました―、サンタさんはお代わりはいりますか?」
(オ米食ベタイ)
「お米ですね、では少々お待ち下さい」

 四者四様、昼食を食べ終え、昼食の片付けが終わると、諏訪子と加奈子は境内の賽銭箱の前でストレッチをしていた。サンタモニカは遠く、集落の見える方向を見ていた。

「人里に行きたいのですか?」

 サンタモニカの傍に歩いてきた早苗にそう聞かれると、サンタモニカは黙って頷いた。

「おう、行ってこーい」
「てこーい」

 その様子を見ていた加奈子と諏訪子は、目を海苔の様にして軽く言い放った。

「お前なら一人で行っても大丈夫だろうよ」
「道中危険な妖怪が襲ってきても対処できそうだしねー」
「もう、お二人ともそんな簡単に……」
(ジャア、行ッテキマス)

 サンタモニカは軽く手を上げると、そのまま階段を下りて行った。

「ちょ、ちょっと、本当に大丈夫なんですか!?」
(大丈夫ダ、問題ナイ)

 大丈夫だ、と言わんばかりにサムズアップするサンタモニカ。それを見た早苗は仕方ないとばかりに承諾した。

「はあ、しょうがないですね、でも、危ないと思ったらすぐに知らせてくださいね! 遠吠えかなんかで」
(遠吠エカナンカテ……)

 サンタモニカは若干困りながらも手を振って参道を下って行った。

(マア、ユックリ歩イテモ夕方カ夜ニハ付クカナ)

... to be NEXT MISSION!!


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トリックオアトリック!!
ハロウィーンですね。そして長らくお待たせいたしました。シーズン2開幕です。
ここからは合流したり、茶番をしたり、なんやかんやあるかもしれないわけでして、というかもう我慢できない、キャラ崩壊させまくりたい、小町とかぐーやとかもこたんとか……。その他いろいろ。
それにしてもあれですね、諏訪子様そこ変わってください、ウぷ主も加奈子様のカルーアミルクの香り漂うL玉スイカップに顔をうずめたいです。
そして、いささサン、コメントありがとうございます!!
まさか、こんな便所の肥溜めのようなウぷ主のブロマガにコメしていただけるとは思いもよらず、変な声が出ました。
これからも東方WITH A MISSION~狼達が幻想入り~をよろしくお願いします!!
43ヶ月前
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