東方WITH A MISSION~狼達が幻想入り~ MISSION9 カミカゼボーイが幻想入り
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東方WITH A MISSION~狼達が幻想入り~ MISSION9 カミカゼボーイが幻想入り

2016-01-12 20:30
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天高く突き上げたその両腕は、天を貫かんとする矛の如く、鋭く、勢いよく頭上へと伸びていた。その高らかに腕を突き上げた者の正体は「カミカゼボーイ」だ。例の如く頭は狼、体は人間の謎の生き物。そのカミカゼボーイと対峙するものがいた。相対する形でカミカゼの向かいにいた者はどうやら女性の様だ。その女性は、腰辺りまで伸ばした赤い髪が美しく輝き、身につけている緑色の服が一層彼女の美しさを際立たせていた。
 彼女の名前は「紅 美鈴」紅魔館の庭師兼門番だ。本来であれば接点どころか合うことすらも無いはずの一人? と一匹? である。ではなぜこの様なめぐり合わせをしたのかと言うと、事の発端はこうだ。

「今日もいい天気だな~、眠くなってきちゃうな~……、ダメだダメだ。この前咲夜さんに怒られてお昼ご飯と晩御飯抜きにされたばっかりじゃない。寝るな、わた……し……、あれ? 紫さんのスキマだ」
「かーっ、ぺっ」
「あっ、なんか吐き出した……、頭が狼で体が人間……、外の世界から来た新手の妖怪かな?」
(「゚Д゚)「「!?」
「凄い驚いてる」
(「゚Д゚)「「!」
「あ、こっち見た」
(「゚Д゚)「「……」
「……な、何でしょう」
(「゚Д゚)「「……」
「……どうしよう」

 こんな感じである。ここから約一時間ほど対峙して現在に至る。
 美鈴がどうしようか考えていると、後ろの門が開き、一人の少女が顔を出した。

「美鈴、起きて……る、何そいつ?」
「あ、咲夜さん、それがいきなり紫さんの隙間から吐き出されて……」
「ふーん、外来人……、と呼ぶには人じゃないわよね」
「そこなんですか……」
「違うの?」
「違うと思いますけど」

 門から出てきた彼女の名前は「十六夜咲夜」紅魔館のメイド長を務める、おそらく瀟洒なメイドだ。

「取り合えずどうしましょうか?」
「……。此処で考えても埒が明かないし、お嬢様に聞いてみましょう」
「それもそうですね」
「じゃあ、私はお嬢様に聞いてくるから、美鈴はそいつ見張ってて、逃がしちゃだめよ」
「逃がしちゃって……、取り合えず見張っておきますけど……」
(「゚Д゚)「 ポカーン

 カミカゼボーイの意見を他所にどんどん話が進んでいき、ひとまず館の主に話を通してから事を進めるようだ。カミカゼは、何も知らない土地で一匹のたれるよりかはましだろうと考え、その場に留まることにした。ずっと立ちんぼで疲れていたこともあり、その場に座って待っていた。草が茂っていたのが幸いしていて、くつろぐことが出来た。

「美鈴、その生き物通していいわよ、って、メッチャくつろいでるわね、そいつ」
「そうなんですよ、どうやら私たちの言葉は理解できてるみたいで」
「そうなの、じゃあこちらとしても色々と楽ね」
「そうですね」
「じゃあ、せっかくだしそいつをお嬢様の所に連れていくわね。後、美鈴、お昼ご飯出来てるから、冷めないうちに食べちゃいなさい」
「良いんですか!? やったー! 今日のお昼はなんですか?」
「天津飯よ」
「やったー!!」
(「゚Д゚)「(ドウスレバイイノ?)
「そこの生き物」
(「゚Д゚)「(me?)
「ええ、あなたよ、ついてきなさい、お嬢様があなたと話がしたいそうよ」

 取り合えずメイド姿の少女についていくカミカゼボーイ。お嬢様とか言う女の子が話がしたいということらしく、まずはその子に合わなければいけないらしい。まあ、その後のことはその時考えよう。

(「゚Д゚)「(ア、俺喋レナイヤ、ドウシヨウ)
to be NEXT MISSION!!
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超今更ですが、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
年男です。美鈴大好きです。
例えどれだけ期間があこうとも、完結させますよ!失踪しませんよ!
まあ、それはさておき。今現在これとは別にダミアン陛下が幻想入りするお話も考えているのですが、こちらが完結したら書いてみようか考えてます。
57ヶ月前
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