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  • 短時間で最高の成果を手に入れるための「科学的勉強法」

    2019-05-22 11:50  
    306pt
    2019/4/2配信ブロマガの再配信です
    科学的に証明された教師も真っ青な最強の勉強法とは?
    1. 圧倒的短時間で記憶の定着をはかるための復習法
    「1:5の分散学習」
    今から本番のテストまでの日数を5としたら、今学んでいることの1回目の復習までの期間が1となります。
    本番までに35日間あったとしたら、最初の復習は、今勉強始めたとして7日後ぐらいにするのがベストです。
    1回しか復習ができないのであれば、この比率が最も復習に適しています。
    仮に、試験まで一週間だとしたら、今日学んだ内容の復習は1日から2日後にするのが良いとなります。
    本番から逆算して復習していくことが大事です。
    記憶というものは、どうしても消えていくものですから、繰り返し復讐するしかありませんが、大事なのは、本番にその覚えた記憶が最も出やすい状態にすることです。そのためには、この1:5の比率を守ってください。
    2. たった一度の復習で42日以上記憶が保つベストな復習タイミングとは?
    勉強する時には、参考書をただ見返すよりは、小テストや実際の問題を見返した方が効果が高いです。
    勉強をしてから参考書などただ見直しをするだけの場合と、問題のどこで間違えたのか思い出すというように小テストを見直した場合、記憶に残りやすいのは小テストです。
    小テストを復習に利用するだけで記憶の残存率は全く変わり、42日間経っても記憶の減衰が少ないということが分かっています。
    手で書かないと覚えれないという人がいますが、実際はそんなことはありません。手で書くのではなく思い出す作業によって記憶は定着します。
    ノート術でも分からなかったところや難しいところは問題化するというテクニックを紹介しましたが、これをするかしないかで記憶の定着が全く変わってきます。
    小テストを見直す時には、試験までの時間がない時など時間がなければ書く必要はありません。ただ見て解き方を頭の中で想像してください。解き方がすぐ出てくるようであれば、その問題はもう OK です。
    小テストを学校であまりしてくれない場合は、わざわざ買う必要もありません。参考書などで学ぶ時に空いてるところにクエスチョンを作って書くようにします。
    参考書の中に書いてあることをノートにまとめたり、参考書の空いているところにまとめを書いたりする人がいますが、まとめではなく、クエスチョンを書くようにしてください。そのクエスチョンを使って小テストができるようにしておくことで復習が効果的になります。
    3. その記憶を長期記憶に昇華させるためネ申の復習周期とは
    1回復習した後はどうすればいいのか。徐々に期間を長くしながら復習する方法は正しいのか。実は効果がないことはないですが薄いです。
    最初の1回目の復習は、先ほどの1:5の分散学習を守ってください。その後は、一定の周期にしてください。その1回の周期は7日間から10日間がベストです。
    一定周期で小テスト形式で復習をしていき、ある一定回数以上に正解が出たらもう復習しなくてもいいというようにします。このようにすると記憶に定着しやすいです。
    一定周期で復習をした人と徐々に復習の期間を長くした人たちを比較した実験では、一定周期で復習した人たちの方が最終のテストのスコアが高かったということです。 
    1回目の復習は分散学習に沿って1:5の比率で復習をする。それ以降は7日から10日間で一定の周期で復習をするということです。
    続きの内容は・・・4. 使い分けることで最大の成果が出る2つの勉強スタイル5. 復習すればいいってもんじゃない!実は○回以上復習しても効果は変わらない6. 心理学が発見してしまった単語帳などのよくある暗記法の弱点とは7. 問題といたらすぐ答え合わせしなさいといった教師がスライディング土下座しなければいけない科学的根拠8. 数学ができるようになる方法はチェスに学べ9. 数学は問題集を木っ端微塵にするとあっという間にマスターできる10. まんべんなく記憶に残すための系列位置効果の使い方11. ポジティブステレオタイプを利用して、思い込みの力だけで成績を上げるには12. 本番前の頭真っ白の原因、ワーキングメモリー不足を3分で解消する方法