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  • 一問一答「自分を信じて進む事ができていますか?」【心が強くなる自己効力感の鍛え方】

    2021-06-22 12:00  
    330pt
    あなたは自分を信じて挑戦することができていますか?
    その結果、何を手に入れたいと思っていますか?

    今回は、彼女が男性の多い部署に異動したことで嫉妬心に悩んでいる方からの相談をもとに、自己効力と自己肯定の鍛え方についてまとめてみたいと思います。

    Q. 「最近彼女が男性の多い部署に異動して、どうしても嫉妬心を抱いてしまいます。どうしたらいいですか?」

    嫉妬の感情を活かしたり自分の力に変えることを考えた方がいいと思います。
    嫉妬を感じるということは、基本的に自分に自信がないということによるものです。ですから、自己肯定感を高めることを意識したり、自分が自信を持てるように自分の能力を高める方向にモチベーションを求めた方が、おそらくはうまくいくと思います。

    ただ、女性は周りの環境に応じて恋愛対象が変わるものです。男女が最も別れやすいタイミングは、クリスマスの2週間前と3月の末ぐらいです。クリスマスの2週間前は、クリスマスという男女にとって大切なイベントに対しての、ふたりのモチベーションの違いが如実に現れることによる破局です。3月の末は、部署の移動などの環境の変化が多いので、その環境の変化により自分の好みが変わるからです。
    この好みが変わったことによって、新しい人に目がいってしまい破局につながるということが結構あります。
    ですから、このようなタイミングは特に気をつけた方がいいのかもしれません。

    以上がDaiGo師匠のアドバイスです。

    やればできるという自信のことを心理学的には自己効力感と言います。
    これによりレジリエンスを鍛えることができて、困難にぶつかっても前に進み成長していくことができるようになります。

    その力について学ぶのであれば、最も読みやすい本としてはこれらがおすすめです。


    なぜ、一流になる人は「根拠なき自信」を持っているのか?

    激動社会の中の自己効力

    自己効力感:Self-efficacy

    心理学者のアルバート・バンデューラという方がいて、もともとはこの方が自己効力感という考え方を提唱されました。
    それが今では一般的になりレジリエンスという言葉に結びつきました。
    定義としては、「やりがいがある目標に向かってやるべきことを遂行できると自分を信じること」となります。
    つまり、自分を信じる力のことです。

    どんな障害があっても必ず乗り越えられると信じる希望理論
    ただし、やればできるとただただ信じるだけでは意味がありません。
    やればできるというだけでは、まだ本気を出していないだけで自分はやればできると考えてしまうと意味が全く違ってきます。
    ただし障害が大きいと思っていることがポイント たやすいと考えると危険、たやすくないがやる価値が高いと認識 
    それが容易くできると思ってはいけません。
    そこには数々の障害があるけれど、自分はそれを乗り越えていくことによって必ずできるようになると考えることがとても重要です。
    つまり、どんな障害があっても乗り越えていくことができるという自信で、簡単にそれができるという自信ではありません。
    やりがいがある目標に向かってやるべきことを遂行できると自分を信じること 
    例えば、ダイエットであれば、その気になれば体重を落とすことができるというような意味ではありません。
    体重を落とすためには、食欲と戦うことが必要だったりやるべきことがたくさんあるけれど、どんなつらいことがあったとしても乗り越えることができると考えることができるのが自己効力感です。

    どんな障害があっても必ず乗り越えることができると信じる希望理論というものがあり、このような希望の持ち方をすることにより人は前に進むことができると言われています。
    実際に物事を成し遂げる確率も高いということも分かっています。

    これは大きな障害を乗り越える決心のことだと言えます。
    大きな障害を認識してそれを乗り越える決心を持つことが重要です。
    障害から目を背けて、やれば簡単にできると思っている人ということではありません。

    自己効力感を高める3ステップ 

    1.「あなたが叶えたいと思う目標をひとつ上に書いてください」

    2.「それを叶えるために立ち上がる大きな障害を3つ書き出してください」

    3.「それでもその夢を叶えたいと思う理由や意義を書き出してください」

    その夢を叶えたい理由としては、個人的な欲求と大義名分があると思いますが 、お勧めとしては両方書いてください。
    自分のためだけでは達成率が下がってしまいますし、他人のためだけでもよくありません。
    そういう意味で理由と意義の両方を書きます。
    自分も世の中もよくなるから、自分はその大きな障害を乗り越えてでもその目標に向かって挑戦する意味があると思えるようになることがポイントです。
    それを達成した時に社会に対してどんな貢献ができるのかということも考えてください。

    この3つのステップはとても簡単ですので、何か目標を決めようと思っている時には使うようにしてください。
    大きな障害は3つ書いてもらいましたが、これはもっと多くても構いません。それを理解していれば当然対策を立てることもできますし、ポイントとしてはたやすいことではないということを認識することです。
    大きな障害がたくさんあったとしても、それを乗り越えなければならない理由をちゃんと意識することで、実際にそれを乗り越えていく可能性が高くなります。

    軽いものではないということをしっかり認識した上で、それを乗り越えていくからこそ自信を持つことができるようになります。

    Self efficacyにレジリエンスは比例 
    どんな困難であっても乗り越えることができると信じることにより、心が折れてしまっても立ち直ることができる力も高くなります。

    メンタルを強くするためには自分の心を鍛えなければいけないと考えると思いますが、人は自分は困難を乗り越えることができると信じることによりレジリエンスが後からついてくるということです。
    自分ができると信じればいいということではなく、困難を乗り越えることができると信じることが大事です。

    ここから先は、まず皆さんの自己効力感をチェックするテストを行い、ワークショップ形式で自己効力感を鍛えていく方法について解説していきます。
    実際に困難を乗り越えて夢をつかみたいという方は続きをどうぞ。