日野新撰組散歩
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日野新撰組散歩

2016-08-13 19:00
    ・日野というところにはじめて行ってみた。きっかけは先日多摩動物公園(多摩動物公園も日野市だそうだから、初めてというと語弊があるが)に行ったときに、駅に置いてあった「たまもの」というパンフレットを見て、多摩モノレール沿線に新撰組関係の史跡が多数あることを知ったから。




     私の新撰組に関する知識は手塚治虫の「新撰組」(これで芹沢鴨と近藤勇を知った)、望月三起也「ダンダラ新撰組」(これで土方歳三を認識した)、横山光輝「少年忍者風よ」(この作品で山南敬介を知った)から得たものが大部分で、その後に司馬遼太郎「燃えよ剣」「新撰組血風録」、子母澤寛「新撰組始末記」とかを読んだ。
     あとタイトルも作者も覚えていない少女マンガで、土方が石田散薬を売り歩くシーンを覚えているが、これは木原敏江「天まであがれ」だったのか。確認できないのでよくわからない。

     映像化作品ではほとんどこれといったものを見ていない。大河ドラマの「新撰組」も昔ブームになった「新撰組血風録」も見ていない。「御法度」程度。そんな程度の知識。

     「たまもの」に多摩モノレールの甲州街道駅から万願寺駅へかけての散歩コースみたいのが載っていたので、これに沿って歩いてみることにした。

     そのコースの中に日野宿本陣があり、これがほぼ当時のまま残っている都内唯一の本陣らしい(甲州街道ではあと小原宿と下花咲宿の計三箇所しか残ってないらしい)。以前はそば屋として使われており、大河ドラマの新撰組がきっかけで史跡として保存されるようになったらしい。大河の力、恐るべし。



     夏休みのせいもあってか、10人弱のお客さんがいて、ちょうど学芸員みたいな人の解説がはじまったので一緒に聞かせてもらった。
     今はかなり敷地が減って、隣はマンションみたいになってしまっているが、それでも大まかな建物は残っており当時を想像できる。
     新撰組ファンならご存知のことだが、ここは土方の姉の嫁ぎ先であり、この敷地内に道場があり、近藤勇と沖田総司はここに出稽古に来ていたので土方と知り合ったという場所。
     試衛館は市ヶ谷にあったというから、日野まで来るのも帰るのもたいへんだったと思うが、日帰りだったのか泊りがけだったのか。当時の人には当たり前だったのか。
     ここで土方が昼寝していたとか、沖田が四股を踏んだ、とかいう部屋が今も残っている。
     歴史や建築に興味がある人にとっては、昔の宿の部屋割りとかを中に入って確認できる、必見の場所だろう。釘隠しや欄間の透かし彫りなんかが珍しいらしい。本当はもっと棟があったらしいが、縁者の住む家が火事になったときに、大部屋を棟ごと引いて行って渡してしまったというエピソードもあるらしい。引いて行ったその棟は現存するが非公開だそうだ。
     一時期はこのあたりは東京ではなく神奈川県だった時期もあるとか。

     で、ここで入場券を買うときに、新撰組のふるさと歴史館というのが近所にあって、それも一緒に入場するのなら割引(2施設合わせて300円)になるというのでそちらにも行ってみることにしたが、炎天下15分歩くことに。



     こちらはコスプレなんかができるらしい。2階に資料室があって、中学生が夏休みの宿題なのか、グループで調べ物みたいなことをしていた。
     私としてはイラストとかがちょっと美少年すぎるのが気になったが。井上源三郎まで美少年なのはいかがなものか。

     私は行かなかったが、日野本陣の斜め向いくらいのところに日野交流館という観光案内所があって、そこでも関連する展示があるらしい。
     また、井上源三郎資料館、佐藤彦五郎新撰組資料館、土方歳三資料館というのもあるようだが、これらは観光施設というよりも、ご子孫などゆかりの方が自宅を開放しているみたいな感じなのか、原則毎月第一・第三日曜日しか開館しておらず、開館時間も12時~16時と短い。
     どうしても行きたい人は事前の問い合わせとかしてからの方がいいかもしれない。
     土方歳三記念館は万願寺駅のそばで、他の施設からはかなり離れているので一緒に回るのはたいへんかも。

     本当は甲州街道駅から万願寺駅まで歩こうと思っていたのだが、新撰組のふるさと歴史館まで歩いたら疲れてしまったので、八坂神社に立ち寄って日野駅から帰ることにした。



     そんな感じでした。イヤー、暑かった。
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