スタートレックBEYOND(ネタバレ控えめ)
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スタートレックBEYOND(ネタバレ控えめ)

2016-10-22 19:00
    公式サイト
    http://www.startrek-movie.jp/

     公開がはじまったばかりなのでネタバレはなるべく予告で出ている範囲+冒頭30分くらいでわかる範囲で。

     このJ・J・エイブラムス氏監修のシリーズは一種の並行世界のシリーズの3作目で、ウィリアム・シャトナーやレナード・ニモイが演じたのとは別のカークやスポックがいる世界。
     第1作でバルカン星が破壊されてしまい、第2作ではリカルド・モンタルバンではないカーンの挑戦を退けた。パイロット版でエンタープライズの初代艦長だったクリストファー・パイクは自分の誕生日に父を失ったカークの父親代わりのようなキャラクターだったが、第2作で殉職。二つの世界をつなぐ存在であったレナード・ニモイ氏も2作目までは出演していたが、先日亡くなって、この第3作でも亡くなったことになっている。
     また、この世界ではスポックとウフーラが付き合っていることになっている。あっちの世界ではカークと結婚することになる(離婚するが子供はできて、その子供はクリンゴンに殺される)キャロル・マーカスも第2作では登場した。

     今回は第2作からどのくらい後の話なのかよくわからなかったけど、少なくとも3年以上は過ぎているらしい。というのは、エンタープライズは5年間の深宇宙探査ミッションについて3年目、と冒頭に説明されるから。これは最初のテレビシリーズの設定。

     エンタープライズのレギュラーのクルーたちはもう長く一緒にいて、人間関係もそれなりに深まっている様子だが、カークとスポックはそれぞれの事情でエンタープライズを降りようと考えているがそれを互いに言えないでいる。またスポックとウフーラは破局した様子である。

     エンタープライズは補給基地ヨークタウンに立ち寄る。このヨークタウンはドーム都市ならぬドーム惑星というか、人工的に作られた星で、この基地の描写は面白い。
     エンタープライズがこの人工惑星のドッグに入ると、そのドッグは惑星内の都市の川に通じていて、川の水面から惑星内の空に出れたりする。

     ズィンディやロミュランなどの宿敵とも友好条約を締結済みらしく、現在の銀河連邦に特別な敵はいない。クリンゴンやドミニオン、ボーグなどの名前は今回出てこない。
     なのでエンタープライズの所属も軍ではなく、カークたちも軍人ではない模様。この辺はあまり説明は無かったのではっきりわからないけど。
     人工惑星ヨークタウンにも、防衛兵器は無く、防衛艦隊もいないみたい。ある意味平和ボケした世界でもある。

     そこに女性のエイリアンが助けを求めて来る。彼女の船はある星雲の中で遭難し、彼女だけが何とか脱出ポッドでここまでたどりついたという。彼女の船を捜索、救出できるヨークタウンにいる宇宙船はエンタープライズだけの様子。

     というわけでエンタープライズはその星雲に向かうが、ここは連邦が未調査の星雲で地図もなく、またこの星雲に入ってしまうとヨークタウンとの通信できなくなり、孤立無援の状態になってしまうという。
     カークとスポックは互いにこの任務が終わったら、船を降りると言おうとするが言い損なう。

     だがお約束だが星雲の中には未知の敵がいて、彼らの攻撃を受けたエンタープライズはあっけなく破壊されてしまう。乗組員はかなり死亡したようだが、生存者も大勢いてポッドで脱出。都合よくそこにある呼吸可能な星に逃れるが、お約束通りここは敵の本拠地でもあった。

     初代エンタープライズはミスタースポックを探せ!で、エンタープライズDはジェネレーションズで破壊されており、劇場版のお約束でもあるのだが、これらはクライマックスで破壊されるのに対し、今回は開始早々にほとんど一方的にやられてしまうので、船のファンにはつらいところ。

     以降の設定や展開にはかなり都合がよすぎるところが目立った気がして、完成度はイマイチの気がするが、そのあたりはスタートレックであまり突っ込んでもあれだろう。
     日本のアニメでは絶対批判される、エンタープライズが傾くと、乗組員が斜めになった廊下を滑り落ちていく、というのも何度もやっている。

     結局いろいろあって、クルーが一人増える感じで終わる。来年からテレビの待望の新シリーズがはじまるみたいだが、このクルーでやるということなのかな。チェコフ役の人は事故死したため、これが遺作となってしまったが。

     監督が台湾出身の人、製作にもアリババピクチャーズというあちらの会社が出資しているみたいで、ミスターカトーではないスールー役の役者さんは中国系の人で、出番は決して多くないんだけど見せ場が多い気がする。エンドロールにもカークやスポックを差し置いて一番最初に名前が出てきたような気がするが、監督の方だったのかな?ちょっと自信が無いので書きかえた。いずれにしても中国押しは最近のハリウッドの傾向だな。

     そんな感じでした。
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