「男にまかせろ家政術(植田健嗣著)」メモ
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「男にまかせろ家政術(植田健嗣著)」メモ

2016-12-28 19:00


    ・この人は本職はドイツ語の講師や旅行案内書執筆などをされていて、一冊だけ全然専門外のこういう本を書かれたらしい。私が親元を離れて一人で暮らすようになったころ、たまたま見かけて何か参考になるかな、と買った本。
     それっきり何十年も読んでいなかったが、けっこう未だに頭の中に残っていて、知らず知らず実践していたこともある。今何か参考になる事があるかと読み直してみた。

    古くてニコニコ市場には無いのでアマゾンのリンク
    https://www.amazon.co.jp/%E7%94%B7%E3%81%AB%E3%81%BE%E3%81%8B%E3%81%9B%E3%82%8D%E5%AE%B6%E6%94%BF%E8%A1%93_%E5%BF%AB%E9%81%A9%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%82%8A%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%AE%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81-%E6%A4%8D%E7%94%B0-%E5%81%A5%E5%97%A3/dp/4416886136/ref=la_B004L3MB18_1_8?s=books&ie=UTF8&qid=1481704176&sr=1-8

     著者はまえがきで、どんな男性でも(裏返せば女性でも)、妻帯者(これに対応する言葉って夫帯者かな?)であっても、離婚、単身赴任、死別などで突然ひとり暮らしになる可能性はあるのだから、備えておくにこしたことはない、また、自分には家事ができない、誰かに家事をやってもらおう、なんて魂胆で結婚したらあとで泣くことになる、みたいなことを書いており、筆者はこの本の出版時点で40代前半だったが独身とのこと、それでも全然困らないよ!みたいな感じで、自分でも独断と偏見に満ちた意見であると書いている。少子化を憂う昨今では困った意見と受け取られるかもしれないが、当時はまだそんな風潮ではなかったと思う。
     ちょっと女性に対して挑戦的な文章になっているのだが、そこは30年以上前の本であることを考慮されたし。
    とても細かい項目に分かれている(基本見開き2ページで1項目。なので読みやすい)本なので、その項目を全部書くとたいへんなので章ごとに要点をメモする感じで。
     私の付加した内容も入っているので、必ずしも著者が書いたことだけではありませんし、著者と異なる解釈をしている場合もあると思います。

    第一章
    ・日本の世論はすべてを「正しいもの」「間違っているもの」に識別したがり、男性が優位にあるようなことは全て間違いだ、みたいになっている、と書いてある。
    ・男性優位の考え方は、家政を知らない男性を生むが、それが男性を不幸にしている。家電に囲まれ昔とは労力が違う現在、男性も積極的に家政に関わるべきだ、みたいに書いてある。
    ・家政とは家計・家事・家庭の3つの要素で成り立っている。
    ・著者は二十代でドイツに行っており、この時にあちらの家政の考え方を学んでいる。それは自分のタイムテーブルを把握することからはじまるという。
    ・タイムテーブルを把握すれば、自分がその枠内で何をしたいか、何をしなければならないかを配置する。仕事、家事、勉強、娯楽、彼女・・・とはめ込んでいくと普通の人ははみ出る。
    ・そこで合理化を実行する。回数・頻度を減らしてはどうか。外注してお金で時間を買ってはどうか。考えて試して評価して、サラリーマンには常識のPDCAサイクルを回す。
    ・ひとり暮らしのタイプ分類。単身赴任みたいに期間限定なのか、死別などの半永久的なものなのか。
    ・ひとり暮らしイヤさに再婚を考えるのはヤメナサイと書いてある。あれは特別な人だけのものであると。
    ・女性の社会進出により、しわ寄せがどこにくるかを書いてある。少子化、介護問題、不倫の増加・・・ひと言で言えば家庭崩壊。現在はそうなっている。
    ・家庭崩壊している以上、結婚の価値も必要性も下がっている、みたいに書いている。
    ・著者ぐらいの年齢の独身男性が、ひとり暮らしの場合と高齢の母親と同居していた場合とで、後者の方がマザコンみたいに言われて世間の風当たりが強かったと経験から書いている。
    ・奥さんが不倫した結果生じた父子家庭には何の援助も無いが、母子家庭には手厚い援助があると著者は感じていると書いてある。私は調べたことがないのでわからない。
    ・著者は小学校時代に受けた家庭科教育がいかに無駄だったかを書いている。雑巾とパンツを縫ったそうだが、全く役に立ったことがないと。私は何やったか覚えてないが同感である。
     松本零士さんのワダチって漫画で、シマのパンツを作れる技術者がいなくなってしまって
    パンツの価格が高騰するというのがあったが。
    ・著者は料理については家庭科よりも部活キャンプでの自炊の方が何倍も役に立ったと書いている。これも同感。キャンプでジャガイモの皮をむいたのを覚えている。
    ・母親が身近にいるうちに母親から、あるいはプロの仕事ぶりから(カウンター席に座って調理の過程を見るとか)など、その気になれば学ぶ場所はたくさんあると書いてある。
    ・はじめてひとり暮らしをする人へのアドバイスとして、衣食住の順番じゃなくて、住食衣の順番で揃えなさいと書いてある。

    第二章
    ・いきなり住処を買ったりせず、慣れるまでは借りて様子を見た方がいいと書いてある。最悪ホテル住まいでもいいと書いてある。
    ・おそらく著者の経験として、ビジネスホテルなどと一ヶ月単位で交渉すればマンションとさして変わらない金額だと書いてある。今はウィークリーなんとかもあるな。
    ・ツアーコンダクターの話として、軍隊経験のある人のツアーは手がかからないという。身の回りのことを片付ける訓練を積んでいて、集合時間を守る習慣があるからだという。
    ・家賃十万円のマンションに暮らすなら、月15万円のホテルに泊まったほうがいいと書いてある。管理費が別にかかることなく、光熱費や風呂代、電話も着信は無料。職場の近くであれば通勤が楽になってさらによいと書いてある。今もこの基準が通じるかはわからないけど。
    ・ひとり暮らしをはじめる場合、トランクルームをうまく活用して身軽になっておくといいと書いてある。余分な家具があるとそれを基準に住居を探してしまうからだという。
     私もトランクルーム借りたことがあるのだが、そこが急に閉鎖することになって困ったことがあった。近くに借り直して毎晩遅くまで手で運んだっけ。
    ・著者は極力サービスは人の善意に甘えるのではなく、金で買えと書いている。個人家主より法人家主の方がいいとも。これは当たり外れもあるし、考え方次第だな。
    ・著者はサラリーマンの通勤時間は出来る限り、独身ひとり暮らしならなおさら、職場の近くがいいという。場合によっては安易に呼び出されるなど弊害もあるので、プライバシーが保てるほどほどの距離でとも。著者は自由業ということもあり、都心に居を構えており、主な関係先からタクシーで帰っても1000円以内の位置だという。
    ・家探しのポイントは著者によれば 静けさ 陽当り 隣人関係 洋式or和式 管理サービス有無と内容 とのこと。特に夜間騒音は事前に確認しておきたいとのこと。
    ・なるべく同じような生活パターンの人が住むところの方が浮かなくてよく、ひとり暮らしで自由業なんて場合は騒音発生源だから1階の方がよそに迷惑をかけなくてよいという。
    ・著者の経験なのか、共働き夫婦の隣は避けたほうがいい、と書いてある。今は共働きでない夫婦の方が珍しいだろうけど。 
    ・ひとり暮らしの場合でも最低2部屋ほしいと書いてある。著者の場合は2DKだそうでもう一部屋欲しかったとも。LDKタイプはキッチンを片付けないとみっともないので不便とも。
    ・好みだが、やはりごろ寝できる畳の部屋が1部屋はほしいと書いている。
    ・不在時に何が来るかを考えて対策を考えるようにと。今は集金は振込じゃない人の方が珍しいから宅急便対策くらいか。あと定期点検とかもある。銀行口座は職場のそばの店舗で作るようにとあるが、昔は印鑑の照合なんかが口座を作った店舗でないとできなかった。これも今はどこでも変わりなくなった。
    ・著者は他にお米の配達やクリーニング屋などを上げている。今はコンビニ取次ぎのクリーニングとかあるな。
    ・著者が一番苦労したのが郵便物だという。講師もしていたので学生のレポートとかが書留で送られてきたり、原稿料が現金書留で送られてきたりという度に再配達を待って外出できなくなったらしい。今はこれもメールや振込みに変わり、書籍などもポスト投函の宅配とかあるからほとんど無いだろう。チラシはあるけど。
    ・著者は自由業だから仕事の依頼や連絡も電話で来る。この時代はまだ携帯もパソコンも無い。ということで留守番電話か、転送電話かということになったらしい。どちらも昔話だな。
    ・ひとり暮らしの健康管理について述べている。特に自由業・自営業の人は健康診断を年1回は受けるようにと。近所の医院の評判も聞いておくようにと書いてある。
    ・飾れ我が城 とあり、自分だけの住処である部屋もしくは家は城同然で、極力住み心地よく、きれいに仕立てよう、できれば わび さび も取り入れて とある。
    ・ひとり暮らしは自己管理を厳しくしなければならない、とあり、してはならないご法度はあると書いてある。
    ・ひとり暮らしは経費増しとある。私はあまり感じないが、ひとり暮らしは著者によればひしひしと寂寥感に襲われるものらしい。それを補うために、著者は演出費というものが必要になると書いている。必要ないのにテレビがついているとか、自分がいない部屋の電気もつけておくとか。こうしたものを無理に削らなくてもよいと著者は書いている。
     私は自分がいない部屋の電気はすぐ消しちゃうけど、著者がいいたいこともわからないではない。
    ・飛行機や鉄道のメンテナンスなどを参考にマニュアルを作って、毎日、毎週、毎月・・・のようにやるべきことを頻度別に整理しておくとよい、とある。
     一例として部屋は毎日掃除、トイレは週一回、風呂は月一回・・・みたいに書いてある。
    マニュアルを作ってそれに縛られるんじゃなくて、使いながら改善していく、みたいな書き方になっている。
    ・物の置き場所を考えろ、とあって、使用頻度の高いものは臨戦態勢で、自分の動線を考えて置いておけとある。例えば掃除機なんか、掃除のたびにホースを付けたり外したりじゃ駄目だと。私はホーキだけだから関係ないが。でも動線を考えて、臨戦体制で物を配置するのはもっと考えた方がいいな。特にキッチンの引き出しなんかは結構死蔵品がある。

    第三章
    ・著者は下手に自炊なんかしないでひとり暮らし初心者は外食から、と書いている。だが私はもう長いので見切り品を使った自炊派。一日家にいるなら食費500円が理想。
     ある程度大量買いができるように、冷凍庫は100リットル近くある。
    ・腹八分目と、アル中への注意。私は腹八分目のほうはほぼできていると思う。一人では飲まないので自宅で飲むという事もない。酒そのものが好きなわけではなく、気心の知れた人間と飲むのが楽しいので。
    ・外食は自腹で、と書いてある。取引先にかこつけて経費で飲み食いするなと。当たり前だが、カウンターの焼き鳥屋さんなんかで一人で飲みに来て領収書頼んでいる人とか見たことあるなあ。今どきそんな領収書が通る会社も少ないだろうが。
    ・著者はドイツ暮らしの経験から、昼と夜の食事の比重は、昼を重く、夜を軽くした方がいいのでは、と書いている。夜の外食は高くつくということもあるらしい。
    ・著者はなるべくカウンターのある店で、料理や盛り付けを見て聞いて学んだりもしたそうだ。親しくなって自分では買えないプロ向け素材を少量分けてもらったりとも。
    ・著者は朝食はパンよりご飯の方が準備も片付けも楽だと書いている。これは人それぞれだろう。私は朝は基本パン+ハム+チーズ+野菜スープで、皿を使わず新聞の上(読まない広告とか株とかのページを千切る)で食べるので片付けは新聞紙丸めてカップを洗うだけ。
     忙しい人はカロリーメイトとかゼリー飲料を使ったっていいと思う。
    ・調理済み食品の味の濃さについて書いている。私もああいうのの一袋は味が濃すぎると思う。というわけでたまにカップスープの素なんか買うと、一袋三回ぐらいに分けて使う。それでもあまり味は変わらない。インスタントラーメンのスープなんかも同様。塩分的にも予算的にもその方がいい。
    ・調理と片付けには時間をかけず、それぞれ30分、15分が限界というのが著者の意見。また常備品は少ない方がよく、著者は卵も10個パックは買わずバラで買うという。
     そのへんは買い物環境にもよるし人それぞれだと思うが、現在は防災上ある程度の備蓄は必要か。でも死蔵しないよう、うまくサイクルに入れないとな。年末は缶詰を処分するか。
    ・自炊も最初に道具や食器を揃えないで、必要なものを少しずつ増やすのがよい、とある。包丁よりもアーミーナイフみたいなものではじめてみては、とも。著者は電子レンジも無いそうだ。私も電子レンジは無いし魚を焼く網も無い。ステンレス多層鍋で芋もふかせるし魚も焼けるしレンジ代わりの暖めも(ちょっと苦しいが)できないことはない。
    ・著者はスーパーの特売チラシを敵視、個人商店推薦。今はスーパーもさほど悪くないと思うし、個人商店はほとんど無くなってしまった。
    ・デパートの値引き品も著者は時々使うらしい。近所のお店にはない、例えばおせち料理とか安く買ったらしい。これも買い物環境によるな。クリスマス料理やおせちの宅配サービスとかあるが、もうしばらくすると宅配インフラ崩壊してああいうのはダメになるような気がする。
    ・朝と晩は湯を沸かしてポットに入れろとある。私も起きてすぐと帰ったらすぐに湯は沸かす。ポットは無いけど、ステンレスのマホービン(現在のは瓶というより缶みたいだが)に入れておく。
    ・冷蔵庫内の管理について。後に勝ってきたものを奥に入れ、古いものを前に出す。これはやっているがたまに忘れる。
    ・料理は煮る、茹でる、焼くことからはじめて、新聞の家庭欄なんか参考にすればいいと書いてある。揚げ物は初心者はやらん方がいいと。私は一度も揚げ物はやったことない。
    ・生野菜より、味噌汁の実に野菜をたくさん入れたほうがいいとある。ホーレンソーやモヤシなんか生じゃダメだから、その方が種類も増えるな。
    ・ドイツではひとつ料理をするとその道具を片付けてから次の料理に進むそうで、料理しながら片付けなさい、片付け手順を考えてから料理にかかりなさい、みたいなことを言っている。
     私はご飯と味噌汁は別々のお椀じゃなくて同じお椀で、ご飯終わったら味噌汁入れる。洗い物ひとつ減る。一方箸はたくさんある。何本かたまったらまとめて洗う。
    ・ラップ、紙コップ、アルミホイルなども上手く使って後片付けの手間を省こうとある。私はこちらはあまりやったことない。手荒れ対策にハンドクリームも必要と。私はほぼ毎日食器洗ってるけど手荒れしたことないな。量が少ないからかな。
    ・何か材料に凝るなり、食卓に花を飾るなり、ひとり暮らしだからこそ変化や演出を楽しもう、とある。あまりこだわらないけどたまにはいいかも。著者は味噌と味噌汁に凝るそうだ。
    ・著者はヌカミソを自分で漬けるという。これはやってみたいんだけどなかなか。
    ・親しい人を呼んでホームパーティーもいい、とある。今はみんな忙しいから、全員リタイアして、年取って動けなくなる前にできればいいな。

    第四章
    ・衣類にナンバー打って管理しようとある。これは私にはちょっとムリ。
    ・押入れをワードローブに使いましょう、とある。これも私にはちょっとムリ。
    ・ワイシャツの手入れについて。ワイシャツとネクタイをサラリーマンの仕事着に定着させた人物には一週間くらい説教したい。ネウタイはクールビズのおかげでまだマシになったが。
    ・クリーニングとコインランドリーと洗濯機の比較。私は下着と靴下はつけたまま風呂に入ってその日の分は洗ってしまう。ワイシャツは以前はクリーニングに出していたが、今は別に接客するわけではないので洗濯機で洗うだけになった。なのでそれでもたまってしまうバスタオルとかも含めて、2週に一度もコインランドリーに行けば十分。ランドリーには文庫本とお茶の入った水筒持って行く。
    ・著者は洗濯物をしまう時、パンツとかシャツとか靴下とか種類別にしまわないで、シャツ+パンツ+靴下をワンセットで紙袋にでも入れてしまっておけ、という。私はそこまでこだわらないが、人によっては役立つかも。古くなった下着とかは窓とか流しとかの清掃に使って捨てる。
    ・家の中のことを真面目にやると結構服が汚れるので、着古しのTシャツとGパンなど何か決めておいたほうがいいとも。私はたいてい作務衣になる。
    ・干す方の話。朝早い人は干すのもたいへんだし、帰宅が遅くなる人は取り込むのもたいへんなので、エアコンなどを利用した室内干しの方がよいと。私はランドリーの乾燥機でやってしまう。干すのメンドクサイし時間もかかるし忘れて雨になったりするし鳩も来るし。ひとり暮らしで一番の問題はふとん干しだが、考えようによっては丸洗いできる寝袋などの活用もありだろう。
    ・著者は羽根布団使っているらしい。これも好き好きだろう。ベッドはベッド・メーキングがたいへんだから布団より面倒だよ、と書いてある。
    ・タオルの使い方について。著者はバスタオルを枕の上に敷いて寝て、それからお風呂で使うそうだ。使いやすいのはデパートなどで買うものよりも、酒屋や米屋の贈答品の方が使いよいとかいてあるが、今はそうしたものをくれる個人商店など無くなってしまったなあ。
    ・カーテンは部屋の雰囲気に影響が大きいので、よく考えて選ぼうとある。著者は淡い色がオススメとのこと。
    ・靴について。靴と靴磨きのローテーション。私は革靴は全部捨てて、黒のスニーカーだけにしてしまった。もう堅苦しい席に出るつもりは無いし。同じものが三足あって一番ボロイのを泥道なんかで使う。
    ・意外に役に立たないもの、立つものの一例。デパートなどで衝動買いしたものはたいてい役に立たないといい、著者の場合はブラインドカーテンの掃除が面倒すぎて破棄したらしい。
     綿棒・歯ブラシ・ガムテープは水回りやキッチンの掃除に意外に役立つという。専用のクルクルするやつなど買わなくても、ちょっとした床のゴミはガムテープで取れるとのこと。著者はゴキブリ退治にもガムテープを活用するとか。
     年収150万円一家の人は宅急便の伝票を剥がしたやつで床掃除するって書いてあった。
    ・トイレ掃除について。トイレの敷物と便座カバーはかえって不潔で洗濯の手間もかかるのでやらない方がいいと。拭き掃除は毎週1回やっているそうだ。
    ・トイレタリー用品みたいなのは使わない方がよいと。著者は粉石鹸とクレンザーだけでキッチンやトイレの掃除はまかなっているらしい。タイル用とか、便器用とか、いろいろ洗剤を使い分けていないとのこと。またトイレの芳香剤も不要とのこと。
    ・三角コーナーというのもすぐ汚れるので著者は使わないとの事。私も惣菜なんかが入っていた入れ物に穴をあけたり、紙製で自立型のものなど100円ショップで売ってるやつなどもたまには使って基本使い捨てにしている。排水溝もそうしていたが、100円ショップの排水口用使い捨てネットみたいのはすぐ目詰まりするのでスーパーのに変えたらそんなに詰まらなくなった。それだけ流れちゃってるというわけでもなく、何か違うらしい。どっちみち週一くらいで交換する。
    ・著者は風呂を乾燥室やアイロン代わりにも使うという。ぬれた洗濯物を風呂の蓋の上に並べれば乾くし、シワのできた背広を浴室内にひと晩吊るせばシワが消えるという。この場合風呂の蓋は開けておく。なので男のひとり暮らしでアイロンは不要とも。風呂の構造にもよるのだろうが。
    ・インテリアの色や柄の統一について。ヨーロッパでは家具や食器や壁紙が長年売られていて、毎年少しづつ買い揃えても統一感が出せるそうだが、日本ではそうもいかないので、著者はカーテンなどは予備も含めて一気に買うそうだ。私なんかは、カラーボックスの色もバラバラだな。
    ・著者は一年に一回くらいは家具の位置を動かして気分転換するそうで、家具の下に丈夫な紙を敷いて移動が楽にしているという。
    ・著者は貯めるより捨てる、派で、仕事の資料も終わったらすぐ捨ててしまうという。不要なものも場所を圧迫して家賃になっているのはもったいない、という考え方。雑誌や単行本も必要部分のみ切り取って捨てるという。そこまでは私にはできないな。
    ・電気代の見直しについて。マンションなんかは特に、最初から30アンペアなんてセットされていたりするが、ひとり暮らしなら20アンペアで十分だったりする。たまに使いすぎてもブレーカーが落ちるだけだ。私もIHヒーターで調理しつつオーブンでパンを焼いて電気ケトルでお湯を沸かすと落ちるが、ずらせばなんということはない。
     今は電力自由化とかでかえって料金体系がわからなくなってしまったが、昔の従量電灯という基本的な契約なら、30Aで基本料金842円40銭なのが20Aだと561円600銭になる。下げれば月約281円、年2810円、10年生きれば約2万8千円の節約になる。
     それをそれっぽっち、と言える人なら気にしなくていいだろうが私は気にする。
     いざというときに懐中電灯と電池の予備は置いておきたいし、蛍光灯なんかは年末とかに取り替えたい。この前変えたけど。
    ・何かあった時用に予備の鍵を誰に預けるか、という問題。近くに親兄弟がいる人は特に考えなくていいが、自分が年を取ると親兄弟も自分では身動きできなくなったりしてくる。
     友人同士の(生存確認)連絡網なんか、ゆくゆくは作った方がいいかな。60過ぎたら相談しよう。まさかレイア姫が60歳で・・・
    ・心のうるおいも必要とのことで、花なんかも飾ってみようと書いてあるが私はサボテンも枯らしてしまったことがある。果物を駕籠に入れてあるだけでもいいという、じゃあミカンだな。

    第五章
    ・安全管理として、弁護士のツテと自分が加害者になったときに備えての傷害保険、特に個人賠償責任保険の加入をすすめている。そこまでとも思うが、盲点かもしれない。生命保険の分をこちらに移管してもいいかも。
    ・都会に住むなら、マイカーはやめた方がいいと書いてある。金もかかるしリスクも高いと。
    車の運転は一生できるわけではないから、終の棲家は車が無くても暮らせるところがいいよなあ。電車やバスが廃止されちゃうこともあるけど。すると都心になっちゃうか。
    ・著者は長期出張も多いそうで不在時の事故防止、盗難防止、火災防止に非常に気をつかっている。新聞は止められるが郵便物が止められず、長期不在を示してしまうのが困るらしい。
    ・出先で倒れた時のことを考えて、身分証明や血液型、持病があればそんな情報も何らかの形で身につけておき、さらにあまり貧相だと放置されてしまうかもしれないのでそこそこの格好を、と書いてある。
    ・遺言のすすめ、何をどうしてほしい、みたいなことをきちんと書き残して託す人を決めておくようにと。考えんとなあ。
    ・著者はうかつに結婚すると絶対不幸になる、と繰り返し書いている。とにかく悪女につかまるな!みたいな話が随所に出てくるがそのへんはまあ省略。
    ・趣味というか、夢中になれるものが在ればひとり暮らしは全く苦にならない、と書いてある。これは同感。

     まあざっとこんな感じ。「飾れ我が城」とか「演出費」みたいな単語は、わりと心に残って自分の生活に多少影響を与えている。

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