漫画「コゼットの肖像(作画 桂明日香)」メモ
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漫画「コゼットの肖像(作画 桂明日香)」メモ

2017-06-05 19:00

    ・「コゼットの肖像」アニメ版をようやく見たので、買ったきりになっていたコミック版も消化。
     OVAが一応ハッピーじゃないけどアンハッピーエンドでもないのに対し、コミック版はバッドエンド版という感じ。

     脇役もかなり顔ぶれが異なり、共通しているのはコゼットを殺すマルチェロと主人公と主人公のガールフレンドだけ。主人公が美大生であり、ガールフレンドがバイト仲間である事はアニメ版より明確に描かれている。
     アニメでは先にベネチアングラスが登場して、その次に肖像画が登場するが漫画版では肖像画が先でグラスが後。血の契約みたいのをアニメ版では早々にしてしまうが、漫画版では後半になる。

     アニメでは言葉だけでいまひとつ明確でなかった「器物」というものも、時計とかピアノとか鏡とか具体的に現われる。

     アニメ版では必ずしもはっきり説明された気がしなかった因果関係は

     コゼットという女の子がマルチェロという男に殺される。
     理由はこれ以上成長させないため。
     コゼットの持ち物(漫画版では時計や鏡、時計など。グラスもそうなんだと思う)は
     マルチェロを強く憎み、その憎しみがコゼットの魂を現世に縛り付けてしまう。
     器物たちは行く先で持ち主を次々に不幸にし、たいていは自殺に追い込んでしまう。
     魂を解放されたいことと、自分の持ち物が関係ない人に災いをなすのをとめたいのとで、
     コゼットの魂はマルチェロの生まれ変わりを探す。それが主人公。
     器物が主人公を痛めつけて満足すれば憎しみは溶け、コゼットの魂も解放される。
     だがおそらく主人公は引き換えに地獄に落ちることになる。

     みたいな感じで説明される。

     OVA版ではコゼットは主人公が本気で自分を愛してくれて、マルチェロとは別人格と悟って主人公の前から去り、代わって最も強く憎しみを持っていたコゼットの肖像画(肖像画も器物であったというのがナルホド)がコゼットに化けて主人公をたぶらかそうとする。

     漫画版では肖像画は早々に登場するものの、肖像画が顕現したコゼットが登場しているのかはよくわからない。

     OVA版では主人公は肖像画の挑戦に勝ち、コゼットの魂はおそらく解放されて永遠の眠りにつき、主人公はガールフレンドのもとに戻って来る。

     漫画版ではコゼットの世界に行こうとするが現世の人間関係を捨てられずにコゼットの手を離し、やはり現世に戻って来るが交通事故で死亡。コゼットの魂は解放されず主人公の次の転生を待つ、という結末。どっちがいいか、というと私はOVA版のほうかなあ。

     漫画版だけ読んでこんな話か、と思うと全然別物になっている。アニメの心象描写みたいなシーンを静止画でやるのはムズかしい。

     絵柄は好みだからあれだけど、OVA版の方がコゼットも美人だと思う。

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