テレビドラマ みをつくし料理帖(5)「ひとくち宝珠」
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テレビドラマ みをつくし料理帖(5)「ひとくち宝珠」

2017-06-23 19:00
    ・公式HP。
    http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/miwotsukushi/

    放火で炎上した、ヒロインが働く店。再建の金などない。だが吉原の太夫が十両をヒロインに託してくれる。吉原一とも評判の太夫は、幼い頃に水害で死んだと思っていた幼なじみだった。
     だが相手は吉原の籠の鳥、女であるヒロインが出かけていくわけにもいかず、会う事はできない。

     打ちのめされて料理もやめようと思っていたヒロインは、幼なじみの心遣いにもう一度店をやろうと立ち直る。主人はヒロインのお金で店をやることに躊躇するが、ご寮さんやご近所の説得もあり、少し離れた町に新店舗をかまえる。

     この店はいつも気難しく、ヒロインの料理を決して誉めないが実はヒロインとヒロインの料理のファンである戯作者が紹介してくれたものだった。だがその戯作者に土用の丑の日の料理は決めたのか、と聞かれて答えられなかったヒロインはまたしても怒られてしまう。
     また、戯作者のスポンサーでもある版元のところで新しく雇った料理人は、ヒロインの母親代わりであるご寮さんの店で昔働いていた男で、ご寮さんの息子が江戸に出店を作る時に同行した男でもあった。行方不明の息子のことを知っているのでは、とご寮さんとヒロインは彼に事情を聞く。
     だが聞かされたのは、息子が真面目だった故に吉原遊びにはまり、人柄も変わってしまって身を持ち崩し、遊女を身請けしようとしたりもして店の金もそのために使ってしまった、という信じられないような話だった。さらに息子はその遊女とこじれて彼女を手にかけてしまったという。

     一方常連の謎の侍の正体が明かされる。彼は江戸城で将軍の料理を整える立場の役人だった。江戸の食べ物屋には睨みが利くが、将軍が食中毒を起こすなどそそうがあれば、即切腹しなければならない厳しい立場でもあるし、常に将軍を満足させるためにはどんな料理を出せばよいか、と考え続けなければならない役目でもある。料理にも厳しくなるわけだ。
     また彼はそれなりの格式のある家の息子で、いろいろとそろそろ嫁をとれ、とうるさいらしい。だが断り続けている様子。

     ヒロインは土用のうなぎの由来について常連の医師に尋ね、うなぎではなく「う」のつくものであればいいのですよ、と聞いてうなぎでは高くて手が出ないがそれなら何か考えよう、という気になる。

     店が移転したため、これまで手伝ってくれていた近所の主婦が通えなくなり、人手不足に。そこで版元の料理人が助っ人に来てくれることになる。
     だがヒロインは彼の包丁を見て眉をひそめる。その包丁は汚れて、手入れが不十分なのは明らか。調子のいいことを言うのだが、心根がいまひとつ信頼できない。彼が話したご寮さんの息子、若旦那が人を殺めたなんて話も嘘かもしれない。

     謎の侍もとい将軍の料理番は、相変わらず正体を隠したままヒロインの店を訪れる。二人は「う」のつく料理を考える。料理のことを考えると夢中になる二人。
     将軍に出すお菓子を考えろ、と言われて悩んでいた彼はヒロインとの会話でヒントをつかみ、ひとくち宝珠なる菓子を考案し、上司に誉められる。

     息子の行方をどうしても知りたいご寮さんは、新しく来た料理人の心根も吟味しないまま彼に調べてくれるよう頼み、そのために吉原に行く、そのためには金がいる、と言う彼に主人の形見のかんざしを渡してしまう・・・
     
     この元ご寮さんの店で働いていた料理人役の役者さんがいかにもずるい奴がいい人を演じている、という風貌で、実写でねずみ男をやっても似合いそうな感じ。
     
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