テレビドラマ みをつくし料理帖(8)「寒鰆の昆布締め」(最終回)
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テレビドラマ みをつくし料理帖(8)「寒鰆の昆布締め」(最終回)

2017-07-12 19:00
    公式HP
    http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/miwotsukushi/

    ・青年医師から謎の侍の正体が、公方様の台所を預かる御前奉行であることを知らされたヒロイン。だがその御前奉行はそれきりふっつりと来なくなってしまう。実は御前奉行の中に食材の横流しを行うものがいるらしい、ということで上司からお達しが出て、これまでのように気軽に市中をふらふらできなくなっていたのだ。
     そんな感じで半年が過ぎ、年末となる。料理番付を出している版元から連絡が在り、ヒロインの店と以前から名店と評判が高いが何かと嫌がらせをしてきた店とが同点でどちらが大関か決められない、そのため二つの店の料理対決をして決めたい、というもの。
     指定された食材を使った料理を作り、それぞれの店を覆面審査員が訪れて優劣を競うというもの。ヒロインは本来そのような勝負事を好む性格ではないが、これで勝って評判になれば、行方しれずの若だんさんが気付いて訪ねてきてくれるかもしれない、との思いから勝負を受けることにする。

     そんな時に新しく瓦版が出て、それは御前奉行の一人が横流しの疑いで切腹を申し付けられたというもの。居合わせた戯作者たちはこの話題を大声で話し、御前奉行という仕事がいかに毎日が緊張の連続で、ささいなミスがあっても腹を切らねばならない厳しい職務であるか、ということを今更ながら知ったヒロインはずっと顔を見ない彼がどうしているか、もしや処刑されたのは彼ではないか、いやあのひとはそんなお方やない、などと考えているうちに指を包丁で深く切ってしまう。青年医師がすぐに縫い合わせて手当てをするが、かなりの重傷。
     早朝、稲荷にたたずむヒロインだが、そこに御前奉行がやってくる。
     勝負のことを聞いたぞ、勝てそうか、などといつになく明るく話しかける彼に、六月ぶりに会えたのになぜそんなことしか言ってくださらないのですか、貴方様は本当は御前奉行なのでしょう、とヒロインは尋ねかける。
     ヒロインはこれまでになく感情をあらわにして、勝負を前に貴方を案じて怪我をしてしまう私なんかに、勝負をする資格なんてありません、と弱気を見せる。
     御前奉行はお前の道はなんだ、道は一つだ、と言い聞かせて去る。

     ヒロインは腕比べに挑む覚悟を決めるが、指はまだ治らない。そこに吉原の使いが現われる。優れた料理人でもある彼は、楼主の命令で彼女を手伝いに来たという。鱧の礼として。
     彼は太夫からだ、と上方のおぼろ昆布も持参する。

     青年医師はヒロインの傷が治るように通い詰める。その治療中に彼は御前奉行が不正をしていないこと、だが身を慎まねばならず店に来れなくなっていたことを知っていたのに黙っていた事を詫びる。それを話していれば怪我をすることもなかったでしょう、私は卑怯でした、と語る。

     ヒロインはそれで先生が何故卑怯になるのですか?と問い、医師はヒロインの心の中には自分は全く存在せず、御前奉行で一杯なことに気付く。

     勝負の日。ヒロインはあえて料理の内容を絞り、鰆を使った料理は昆布締め一品にする。
    誉めた事のない戯作者が台所にやって来て、あれは何だ?と問いかける。それだけ絶妙な味だったのだろう。

     番付が出るが、結果は負け。だがこの結果はおかしいだろう、という抗議の声が版元に寄せられているという。

     ライバルの店は鰆の卵で作ったからすみを使っていて、これは勝負が決まってから仕入れても間にあわない高級珍味。お主はこの食材を手配してから腕比べを申し込んだのだろう、と御前奉行は指摘する。公方様の大好物でもあるこの品を負けとすることは、勧進元もできぬしな、と。

     久々にヒロインの店を訪れる御前奉行。折から節分で、煎り豆を食べる彼にヒロインが、
    「そんなに煎り豆がお好きなんですか?」と訪ねると、御前奉行はヒロインの顔を見つめて「好きだ」と答える。

     ある日、ヒロインとご寮さんは川舟の上に行方不明の若だんさんを見かけて必死に声をかける。相手も気付いた様子で、遠ざかる船の中で立ち上がる。ヒロインは私たちはどこそこにおります、と店の名を伝え、それは若だんさんにも届いたはず。きっといつか訪ねて来てくれるだろう・・・

     今原作が手元にないので正確にどのあたりかわからないけど、ヒロインが店が焼けてしまって屋台を出すところとか、省略されていくところも多くあるものの料理だけ見ていると5巻あたりの内容までは出て来てる様子。

     原作では青年医師を慕う娘さんなどレギュラー的な登場人物ももう少し多いのだけど、今後がもし作られるのであれば登場するのかどうか。お店で働くことになるお婆さんが面白いキャラなんだけど、登場するなら誰がやることになるのか。

     この後ヒロインを次々に試練が襲うとともに周囲の人の運命もいろいろ変わっていく展開になるのだけど、あと8回ではそれだけ収まらないかな。16回あればなんとか入るかなあ。

     出来は悪くないと思うので完結まで作ってほしいものです。


     
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