DVD「鉄塔武蔵野線」メモ
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

DVD「鉄塔武蔵野線」メモ

2017-08-13 19:00

    ・日本ファンタジーノベル大賞を受賞した原作の映画化。
     両親の離婚で、東京から長崎に引っ越す事になった少年。小学6年生。残り少ない夏休み、残り少ない東京の生活に何かけじめになるような事を、と思ったのか、自宅の近所の高圧線の鉄塔に71とナンバーがあるのに気付き、これを1番までたどろうと思い立つ。

     初日は歩いて行けるところまで行き、日を改めて自転車で友人と。だが日暮れになり、友人は親が心配するとリタイア。一人になった主人公は野宿をしてでもとゴールを目指すが、はたしてたどり着けるだろうか?みたいな話。

     東京から埼玉の、鉄塔が並ぶ風景がなんとなくはじめて見るのに懐かしいような。畑が続く中に鉄塔が並ぶ様子はなにか旅にいざなうようなものを感じる。
     少年は鉄塔の碍子の付き方でオトコ鉄塔、オンナ鉄塔という分類をしたりもする。

     普段気にとめることのない鉄塔に焦点をあてて、少年のひと夏の冒険という感じの話になっている。背景が都会ではない、かといって自然豊かな田舎でもない、畑と建物が混在する郊外、という印象のごく平凡で特徴のないような景色なのが、この作品には合っている気がする。どこか楽しいばかりとはいえない気だるさを感じるところもある。

     ラストがちょっと中途半端な気がして、これでいいの?という感じ。1号鉄塔の姿を見せてくれないのはなんでなんだろう。
     DVDの特典映像には1号鉄塔もちゃんと入っているんだけど。

    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。