「ローダンNEO3 テレポーター(レオ・ルーカス著)」メモ(ややネタバレ)
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「ローダンNEO3 テレポーター(レオ・ルーカス著)」メモ(ややネタバレ)

2017-10-31 19:00
    http://ch.nicovideo.jp/metabou/blomaga/ar1320915 の続き。

    ・宇宙英雄ローダン リブート版の第3巻。
     つまらなくはないのだが、ちょっとビミョーだな、と思いながら読んでいる。
    なんというか、悪人じゃない人がけっこう無意味に死んでしまうのが気になるのと、ヒーロー側がさっそうと活躍するというよりは、泥沼を這いずりまわっている印象がある。

     現代ヒーローは昔と違って悩まないといけないので現代風といえば現代風なのだが、そこがなんとなくじれったい。

     読んだのははるか昔なので記憶が違うかもしれないが、ローダンの第三勢力(とはリブート版では呼んでいないが)の設立が旧版に比べてかなりモタモタしているし、世界情勢も旧版よりも脆弱で、すぐにでも世界戦争になってしまいそうな危うさがある。
     設定として世界最強の国は中国で、大ロシアがそれに次ぎ、アメリカの国力はかなり落ちている。なのでアメリカはこの力関係をくつがえすための千載一遇のチャンスとしてアルコンの技術を欲しがっており、そのためにはどんなに汚いこともやるという構え。メキシコとの国境には物理的なものではないが、「壁」が建設済みだったりする。
     ということで旧作にはいなかった中国軍人の出番が多く比重が大きい。まさかレギュラー入りするんだろうか。ハリウッド映画みたいな中国マーケット重視だろうか。

     白血病の上に地球の細菌に感染したクレストの治療はなかなかうまくいかず、テラニアの防御スクリーンを飛び出してインドやアフリカを転々とする。ネット技術やドローン技術があるので、アルコンの技術があっても追跡を振りきれない。
     
     2巻ではほとんど登場しなかったジョン・マーシャルは、超能力に目覚めたティーンエイジャーの男女を連れて正体不明の敵からの逃避行中。この相手の正体はオーバーヘッドか?イワン・イワノビッチ・ゴラチンか?表題のテレポーターはこの男の子で、タコ・カクタは未登場。

     マイケル・フレイトやデリングハウスらしき人物が登場するが、旧作とはかなり異なる性格や役回りで、以前のような準レギュラーからは脱落しそうな様子。一方で旧作で脱落したクラーク・G・フリッパーはローダン陣営に残ってもよさそうにも思えるがどうなるだろうか。

     SFファンをなんとなく揶揄したようなシーンもあり、どのへんの読者層を想定しているんだろう、と思う。この世界ではスーパーマンもバットマンもフラッシュもスタートレックも創作として存在するらしい。

     この展開だと日本人ミュータント部隊員は登場しないかもしれないな。今回は日本に関する言及は皆無だった。

     あとがきが無いのがさびしい。

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