「画皮(がひ) あやかしの恋」
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「画皮(がひ) あやかしの恋」

2018-04-27 19:00
    ・なんかギャオの無料動画にあったので視聴。シンガポール・中国・香港の共同制作らしい。

    https://gyao.yahoo.co.jp/player/00339/v08691/v0853400000000529296/

     大雑把な説明はこちら。これによると秦から漢にかけての時代らしい。
    http://eigato.com/?p=8431 

     砂漠を越えてどっかの遠征から戻ってきたらしい軍隊が、盗賊の捕虜になっていた若い娘を助けて都(江都コウト と言っている。現在も中国江蘇省の揚州市に江都区というのはあるみたいだが、同じ土地なのかはわからない)に連れ帰る。
     娘を助けた軍を率いるのは男前の将軍で、娘は裕福な商人の娘だったがいろいろあって盗賊に売られたらしい。将軍は帰るところのない娘を自分の屋敷に住まわせることにする。娘は自分の命の恩人である将軍に心を惹かれた様子だが、将軍には妻がいる。
     娘は性格もよく美人で、兵士たちにはすぐに人気者になる。ある日、行き倒れみたいな男が将軍の屋敷にかつぎこまれる。彼こそ、先代の将軍で、軍を絶大なカリスマで率いていた男だった。現将軍と一人の女性を争い、これに敗れて軍を現将軍に譲って去ったのだった。そして現将軍の妻がその争った女だった。だが今はただの飲んだくれ、といった様子。だが現将軍は旧将軍を兄貴と呼んで歓待する。

     娘は現将軍に対して色目を使うのだが、将軍は妻一筋でそういう気は無い様子。折から都に妖魔らしきものが出没し、何人も心臓をえぐられて殺される。将軍は毎晩のようにその警戒に外出する。そして娘の部屋に妖魔がやってくる。カメレオンのように身体を透明にし、壁や軒下を自由に這い回る事のできるその妖魔は、娘に心臓を持ってきたのだった。
     カメレオン妖魔は、やはり妖魔である娘に求愛しているのだが、娘妖魔は相手にしていない様子。だが彼女は心臓が無いと皮が持たないようで、メッシーよろしくカメレオンに狩りをさせて貢がせている様子。カメレオン妖魔はいつもならすぐに殺すのに、何であの将軍は殺さないんだ、とヤキモチを焼いている様子。

     娘が妖魔であることを将軍の妻だけは気付いている、というかむしろ妖魔は彼女だけには牽制するように自分が人間では無いということを小出しにしてみせる。怪我をしても一瞬で治したり、催眠術で人を操ったり。妻は道士に相談するが、道士はわしの手には負えん、と恐れをなし、翌日心臓をえぐられて発見される。だが夫は信じないし、兵士も屋敷の使用人も妖魔と知らず娘に心酔している。先代の将軍は、元カノである彼女から手紙を受け取って戻ってきたのだった。どうも彼女の方が裏切って現将軍になびいた様子だが、元将軍は彼女を手助けすると約束する。たまたま居合せたちょっと太目の娘がいて、彼女は妖魔と戦うのをなりわいとしている降魔師一族の娘。彼女は元将軍に力を貸すことになるが、妖魔退治の腕はたいしたことない様子。

      というわけで妖魔対元将軍+降魔師の娘 ということになるのだが、現将軍は娘が妖魔とは信じないし、他の兵士も使用人も娘に篭絡されているので、将軍の妻は非常に孤立した状態となり、屋敷内でも正妻はどっちなの、という感じで使用人にもあからさまに娘につく者が出る。妖魔の娘も妻にだけは妖魔の本来の姿を見せ、貴方には何にもできないでしょ、と挑発する。
     将軍の軍師はさすがにちょっと怪しく思ったようで、旧知の元将軍とも連携して動いていたのだけど罠にはまって妖魔に殺され、彼を元将軍が殺したかのような感じになってしまう。これで元将軍も兵士に反発を受け、屋敷に近づきにくくなってくる。

     妖魔はついに現将軍に自分を側室にするよう申し出て、将軍もこれを受け入れる。さらに正妻に妖魔の姿になる毒を飲ませて、正妻の方が妖魔だったということにして、将軍自身に正妻を殺させようとする。正妻には貴方が毒を飲めば、私も永遠の命を捨てて、将軍と一緒に年老いて死ぬとも約束する。正妻は将軍を助けるためなら、とその毒を飲むのだが、ここで妖魔にとっての誤算があった・・・みたいな感じ。

     セットや衣装なんかは豪華な感じで、金かけてるな、という印象。思ったより面白かった。画皮は最後、花びらになって散っていく・・・みたいにしたかったんだろうけど、ちょっとウロコに見えてしまった。

    画皮の元ネタは聊斎志異らしい。この映画では美女の皮をかぶった、人の形をしたミミズの集団みたいな。鬼太郎の5月12日まで無料で見れる「ゲゲゲの鬼太郎 最強妖怪軍団!日本上陸」ではたんたん坊みたいな姿で登場してたけど。

    http://www.toei-anim.co.jp/kitaro/news/2018021602.php



     


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