DVD「カクレンボ」
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DVD「カクレンボ」

2018-09-29 19:00




    ・これは以前一度見たんだけど多忙な時で睡魔と闘いながら見たのでイマイチ内容が頭に入っていなかった。今回はちゃんと元気な時に見たのでどんな話かわかった。

     30分ほどの短編ながら受賞するなどで当時いろいろ話題になった作品だったと思うけど、映像は今見てもすばらしい。雰囲気はいいなと思う。
     話の方は時間が短いこともあってか背景がちょっとわかりにくかった。ウィキペディアを読むと小説版や漫画版があったみたいだけど詳細がわからない。
     漫画は連載していた雑誌が出版社ごと無くなったとかで未完らしい。小説版はどんな形で発表されたのかよくわからない。

     どこともしれない中華風な摩天楼の立ち並ぶ街で、子供たちがカクレンボをする。
     摩天楼の下のほうには入り組んだ路地があり、そのへんがカクレンボのフィールドになる。
    はっきり説明がなくてよくわからないのだけど、時々「オトコヨサマ」というのが主催してカクレンボが行われるらしく、それに参加した子供が行方不明になるという噂があるらしい。
     おそらく子供たちだけにそういう噂が伝わっているんだろうと思う。
     以前開催されたカクレンボで行方不明になった女の子がいて、その子の兄が妹を探すためにカクレンボに参加する。兄貴分が一緒である。彼らの他に、集合場所には双子と三人組と女の子がいる。全部で8名である。最初は参加者は7人と聞いていたらしいが8人いる。
     他の子の参加理由は特に語られないが、小説にはもう少し説明があったらしい。カクレンボのルールなのか、子供たちは皆キツネの面をかぶっている。
     面だけど、眼は動く。面に目のところだけ穴が開いているわけではなくて、面に書かれた眼が動いている感じ。

     特に合図もなく、なし崩し的に子供たちはグループに別れ、路地に入っていく。女の子は一人で参加しているようだったが、やがて妹を探している子のグループと合流する。
     面をしているのでわからないが、兄はその子が妹に似ていると思う。

     カクレンボと言っているけど、四種類の鬼が次々に現われて子供たちを追いかけ始める。つまり鬼ごっこのような感じになる。鬼はそれぞれ血取り、肝取り、油取り、子取りという名前があるらしい。生き物のようでもあり、人形のようでもある鬼たちで、言葉はしゃべらず、知能があるのかどうかもわからない。

     だけど逃げ回るうちに一人、また一人と子供たちは鬼に捕まっていく。時間の都合か、どうやって捕まったのかは描かれない子もいる。やがて残ったのは女の子と、妹を探していた兄だけになる。兄は、残った女の子がやっぱり妹で五番目の鬼だったことと、捕まった子供がどうなるのかを知る。

     わかるといえばわかるけど、わからないこともいっぱい残るオチ。でも映像的なイメージは印象的で忘れがたい作品。もう少し尺があっても良かったような気がする。印象としては、とても出来のいい見本を見せてもらって、本体は?という感じかな。ほとんど活躍してないキャラクターも多いし。
     基本的には3DCGだけど、全てを3DCGというわけではないみたい。
    使ったソフトはライトウェーブとフォトショップとアフターエフェクトとのこと。なるべくCGっぽくならないようにいろいろ工夫したとコメンタリーで語っている。
     少人数の制作で、脚本1名、音楽1名をのぞけば映像は3名で作ったみたい。製作期間は7、8ヶ月とのこと。アニメを作りたい人には、コメンタリーは参考になるかもしれない。
     パソコンスペックなんかも知りたいところ。

     ヤマトワークスという会社で作ったらしいけど、二人で作った映像制作ユニット、みたいな紹介もされている。
     現在も会社として活動していて、スタッフも募集している様子。
    http://yamato-works.com/

     他の会社にスタッフを派遣する、みたいな営業方針のようで、オリジナル作品をどんどん作るわけではないみたいだけど、監督のオリジナル作品ももっと見たい気もする。

     予告がユーチューブにあったので。
    https://www.youtube.com/watch?v=gt5mlyYKdqM
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