「ひとり暮らし(谷川俊太郎著)」②ことばめぐり
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

「ひとり暮らし(谷川俊太郎著)」②ことばめぐり

2019-01-29 19:00




    ・著者が詩人であるからか、漢字一文字で詩などによく使われる、あるいはご自分がよく使うことばについて考えをめぐらしたみたいな。


     死ねば大地に還るのだろうが、空に溶け込むようにも著者は感じていた時期があるという。


     著者はこのことばを人間の運命の象徴みたいに使うとのこと。天文学にはうといとのこと。


     朝が嫌だという人と朝が楽しみという人がいる。著者は前者だが詩では後者の表現も。


     花の名前をあまり知らないので固有名詞は滅多に詩では使わない。


     生きることと生活することを若い頃は別に考え、今は分けられないものと考える。


     父が死んではじめて適正な距離がとれ、解放感も感じ作品に出せた。


     詩の中で母ということばはあまり使わなかった。母が惚けてから使うようになった。


     身近な他人との衝突と和解を繰り返す。そうした経験無しに人間を知ることはできない。


     著者は青空を嘘付き、夜空を正直ものと考えて嘘ということばを使っていた。今は違う。


     詩で使う一人称は「僕」「私」「俺」「ぼく」など。いまだに一人称に迷うことがある。


     愛ということばを何度も詩で使ってきたが、愛で表わせない何かがある。情かもしれない。

     以上。詩人とはたいへんだ。
    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。