愚考 実際の計算尺での計算例(割り算)
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愚考 実際の計算尺での計算例(割り算)

2019-02-06 06:00

    ・手持ちの計算尺についていた使用法説明書に載っていた計算例を再現してみる。
    まず割り算について2例。
    ・8.4÷3.6=2.33


     目盛から読み取れるのは2.30から2.35の間にあるな、というところまでで、どちらかといえば2つの目盛間で右よりかな、という感じなので2.33としました、みたいな。

     電卓で計算すると8.4÷3.6=2.33・・・となる。



    ・5.7÷7.8=0.731


     この場合、1の目盛(基線)が先ほどの例では左にあったのが右側に来てしまっている。
    左側の1ははみ出してしまっていて対応する値が読めない。こういうのを目外れと呼んでいたらしい。
     でも左にはみ出した分、右から入ってきた長さと同じだと考えれば右側の基線で読んだ目盛を1/10すれば左側に下側の目盛を伸ばした時の読みと同じだろうと考えられる。
     なので右の基線で読んだ7.31(7.3までは読めるが残り0.01は目の子で検討をつけたもの)を1/10にして0.731となる。ということでいいんだろうと思う。
     私も使い方を教わったことがあるんじゃなくて、説明書とかいろいろ見ながら学んでるだけなので断言はできませんが。

     電卓で計算すると0.73076923・・・となる。


     上記の製品だと一番右の目盛は10ではなくて1と書いてあるんだけど、これが左右どっちでも基線にしていいんですよ、という意味でわざわざ1にしたのか、スペースの問題で10ではなくて1としたのかはよくわからないんだけど、個人的には1にしてあったほうが目外れしたら反対側でも同じこと、と教えてくれているような気がする。

     説明書は非常にそっけなくて、計算したい数字をこことここに合わせてここを読みなさい、と書いてあるだけ。
     特に対数の性質なども書いてないし、目外れのことについても説明はない。
     それだけ当時はそうしたことが計算尺ユーザーの常識で、学校で教えられたり職場で先輩から教えられたりしていたんだろうなと思う。
     

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