「ビートレス」アニメ・原作比較  Phase5 Boy Meets Pornography
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「ビートレス」アニメ・原作比較  Phase5 Boy Meets Pornography

2019-06-03 19:00




    ・Phase5 Boy Meets Pornography
     神奈川県溝口にある住宅地。エリカ・バロウズという人物が住む邸宅では主人以外はhIEの使用人ばかり。出入りする配達人などもhIEに限るというので近隣からは人形屋敷と呼ばれている。この屋敷の主人は人間が嫌いらしい。
     この屋敷である日十体以上のメイドや従者のhIEが全て破壊されるという事件が起きる。犯人らしいhIEはその場にいて、大柄な身体をボロ布で覆っている。灰色がかった薄い茶色の髪。野生児のような印象。
     この屋敷の女主人、エリカ・バロウズ17歳はそのhIEに話しかける。何をしたいの?名前くらい言えないの?愚図ね。
     hIEはレイシア級タイプ003 サトゥルヌスと名乗る。あなたのようなオーナーが欲しいと。
     エリカはこの22世紀で超有名人である。それには様々な理由がある。それだけに自分の名声目当てに近づいてくる者を嫌う。
     エリカはあんたはかわいくないから、という理由で拒否する。だがかわいくなったら拾ってあげるとも受け取れる。
     
     抗体ネットワークによる大井町産業振興センター襲撃があったのは4月29日。今日は5月1日。アラトはユカと自宅にいる。ユカは連休なのでごろごろしてゲーム三昧だ。
     アラトも自宅にこもっているが、ユカとは理由が違う。自分はテロの現場にいた。レイシアのおかげで姿は見られていないはずだが、警察に逮捕されるような気がして外出が怖い。
     ニュースがあると自分が映っていないことを確認したくてつい見てしまう。そのニュースに父親が出ている。ミコトは父親が開発したhIEであり、あの日25階のスタッフルームに父親もいたのだ。
     父・遠藤コウゾウはミコトが破壊されてもネット上のバックアップデータは無事で、現在の研究である次世代型環境実験都市でのhIEによる社会生活実験には影響がないと語る。
     現場で見た男が映る。警備会社・真宮防の社長・真宮寺君隆(きみたか)だ。彼は警備を請け負った者として素直に失態を詫びている。実験参加者には死傷者が無かったが、ヘリに同乗していたレポーターは死亡している。
     ヘリの激突は事故ではなく、抗体ネットワークとは別口のテロと分析されている。この両者が戦闘を行ったとも。

     ユカはアラトが事件現場にいたとは知らないが、何かを感じとっているようで普段よりアラトにかまってくる。彼女なりになぐさめようとしているらしい。
     レイシアはアラトさんの姿はカメラには映っていません、と安心させようとする。だがアラトは死者が出ていたことにショックを受けている。スノードロップはためらわずに人を殺したのだ。レイシアもあと一歩で誘拐犯を殺しそうだった。レッドボックスのhIEとはそういうものなのだ。レイシアは姉妹のhIEのことを話そうとしない。知らないとしか言わない。

     ユカはアラトの様子がおかしいと、事情聴取を実行する。水道橋の喫茶店でオーリガと、海内紫織と会っている。紫織はリョウの妹である。長い黒髪の美人。妹同士も仲がいいらしい。ユカは誰とでも愛想良く話すタイプで、ケンゴお兄ちゃん、リョウお兄ちゃんと呼んで彼女たちとの兄とも関係が悪くない。
     妹三人がつるむようになったのは紫織が誘ったからのようで、集まる際の店の手配なども彼女がやってくれる。なので輪の中心も紫織になる。
     オーリガによるとあの日兄の帰りが遅いとユカに相談した後、やってきたアラトが夜遅くに兄を連れ帰ってくれたという。なんでも新宿でバイトを探していたらしい。端末で近所のアルバイトを探せる仕組みがあり、新宿で探せば多くの仕事が見つかるということで。
     オーリガは兄がなぜ毎日遅く帰っていたのか、はっきり聞いていないという。ユカは兄にはもっとたかっていいんだよ!と話がずれていく。
     紫織はユカちゃんのお兄様、わかりやすくていいじゃない、みたいなことを言う。
     アラトのことを相談するはずだったのがだんだん脱線して雑談になっていく。オーリガは意外と毒舌である。話題はレイシアのことになって、アラトはレイシアにデレデレみたいな話になる。アラトの話になると紫織の目元がちょっと上気する。

     アラトとレイシアは、恵比寿でファビオンMCの仕事がある。妹同士が会うというので行きがけにちょっと様子をのぞくがどうもあやしい。ケンゴと口裏合わせはしているのだが。
     オーリガも紫織もユカちゃんみたいなお兄さんだったらいいのに、と言っているのだがアラトは知らない。

     今日の仕事は業界ではインスタレーションというらしい一種のセット撮影によるショーである。舞台は立体映像とセットを組み合わせたものになる。使われている立体映像は、今はハザードの影響で立ち入り禁止になっている、旧産業技術総合研究所の廃墟らしい。その室内に未夢(ミーム)と呼ばれるロボットが立っている。正確にはHRP-4C 未夢。今は廃墟となっているこの産業技術総合研究所で開発された。その隣には金属製の人工筋肉を採用した世界初の汎用家事ロボット・ナディア。80kgまでの荷物を持ち上げることができ、椅子に腰掛けることもできる。ここまではいわゆるロボット。
     さらに最初のhIE、マリー。次の機体はその発展形で、顔がそれまでは製品で共通だったものがオーナー毎に個別の顔を持てるようになったというもの。もう人間と区別がつかない。それまでは顔が同じなのでナンバープレートのようなものが頭についていたらしい。
     次に Humanize-W。これまでは本体内部に人工知能を搭載していたものが、彼女から無線で外部クラウドから行動制御を行うようになったという。
     同席している如月明日菜によれば、どの機体も技術革新の節目を示す機体らしい。最初に人間と見分けがつかなくなったhIE、最初にクラウド制御を採用したhIE・・・明日菜は見かけは軽そうだがこういうことにはとても詳しい。
     そしてそのhIEの進化の最前線として、レイシアが紹介される。本物のレイシアはアラトの隣に座っているが、立体映像のレイシアは演技を続けている。時折りオーナーであるアラトにどうですか?と声がかかる。ダメとは言えない。

     今回のショウのテーマはボーイ・ミーツ・ガールだという。この時代でも若い男性が女性型hIEを所有すると、女性と人間関係を持てないのね、と揶揄される。アラトもご近所さんにそう思われている気配がある。如月明日菜はそういう概念はもう古いんだ!と異性型hIEと暮らす生活スタイル、レイシア式スタイルみたいのを売り込んでいきたいらしい。
     そうするとhIEと人間両方に使用できる入浴剤や化粧品などのスポンサーにとっては高級な消耗品の販売を拡張するチャンスになる。
     アラトはレイシアが狙われる要因を増やすような気がして賛同できかねている。

     そこでノックの音がする。この時代、端末経由で人を呼び出すのが普通でノックをする人なんていない。だが明日菜は血相を変えて立ち上がり、ドアを開けにとんでいく。スタッフも総立ち。明日菜が手でドアを開けると、少女が入ってくる。今どき誰も着ていないような、クラシックなワンピースを着ている。アラトにごきげんよう、と挨拶をする。
     アラトは自分の名を名乗る。少女は名刺を出して手渡しながら、エリカ・バロウズと名乗る。オーナーは携帯端末を持たないのよ、と明日菜が教える。アラトはオーナー?と驚く。自分と同じくらいの年なのに、と。エリカはその場をすっかり支配している。ここ、狭すぎない?などとダメ出しをはじめる。

     その頃、リョウは東京湾にいる。先日会ったシノハラの仲介で、渡来銀河という研究員に呼び出されたのだ。彼はミームフレームの研究部門を統括する立場にある有名人だ。彼はまわりくどい、リョウを試すような質問をいろいろしてくるが一応満足したらしく本題に入る。
     リョウは場合によっては自分は抹殺されると察している。レイシアがミームフレーム社で造られ、脱走したレッドボックスだという秘密を知った者をミームフレーム社が放置するはずが無い。同席しているシノハラは察せず困惑している。
     渡来は君は友人を選んだ方がいいな、と忠告し、ミームフレームは承知の通り二つに割れている。来るなら自分の派閥に入れ、(でないと君の友人にも危害が及ぶぞ)と圧力をかけてくる。

     アラトの自宅。エリカから紙の名刺をもらったアラトは、これをもらえるのはごく限られた人だけ。私だって持ってないの、と明日菜に言われたがピンと来ない。レイシアにはすがすがしいくらい言われっ放しでしたね、となぐさめともからかいともつかない言葉。
     ケンゴとはあれから互いに何も無かったか、と連絡をとっている。今日も変わったことはない。
     明日菜の提案したライフスタイルの話は今も気になっている。このことは拡大してユカやケンゴも危険に巻き込んでしまうのではないかと心配なのだ。一番心配なのはレイシアなのだが、彼女は私には心が無いのでお気使いは不要と言うばかり。
     いろいろ話しているうちに試供品としてもらったシャンプーの使い心地みたいな話になって、一緒にお風呂に入って確かめて見ますか、みたいな話になる。レイシアは汗や老廃物とは無縁だが水分を含んだ皮膚の劣化を防ぐため風呂にはいる。ユカとは時々一緒に入っているらしい。アラトはこの流れにラッキーと思うが、レイシアがアラトさんが18歳になるまでそういうのはダメでした、と前言をひるがえす。
     18歳になったらいいのか、と反射的に聞き返すと、アラトさんが望むのでしたら、みたいな返事。アラトは十年後レイシアと一緒にいるのだろうか、と想像するがイメージがわかない。
     翌日は昼から東京湾の第一埋め立て島群の廃墟ビルでショウの撮影だ。なんだか気まずくて、レイシアは車で出かけさせるが自分は電車で行く。昨日の映像リハーサルのように、未夢が既にスタンバイしている。廃墟だが照明を設置するなどいろいろ手が入れてある。アラトがいかにも無知、という発言をすると、そばにいた派手な美人が知らないの?と振り向く。綾部オリザという人間の人気モデルだがアラトは知らない。アラトは自分がレイシアのオーナーだということは最小限の人間にしか教えない事になっているので名乗れない。
     幸い相手もアラトに興味はないようで、hIEつまりレイシアを人形の癖に、とかぶつぶつけなしている。この時に悪口として、hIEの欠陥をアラトは一つ聞く。hIEは人間用の洋服を破らずに脱ぐ、ということができないのだ。クラウドのデータだけでは洋服それぞれの引っかかり方とかに適合しないため、力加減ができないのだ。そういえばレイシアもそうだ。だからhIE用の丈夫な服を普通は着る。
     明日菜はまたはじまった、めんどくせ、という感じでオリザを避けるので、アラトが自然と彼女の相手をするみたいな感じになる。
     リハーサルがはじまるが様子がおかしい。レイシアの座るはずの椅子に、いつの間にか見知らぬhIEが座っている。全体的にオレンジ色である。アラトは直感で逃げろ!と叫ぶ。
     そのhIEが一瞬で視界から消えると天井がバラバラと落ちてくる。hIEたちが人間に危険を知らせ、避難させようと動き出すが、謎のhIEが次々に彼女たちを破壊していく。シャンデリアが落ちてきて、アラトがオリザをかばうような形になる。
    (追記 ちょっと勘違い。アラトは呆然としていて動けず、リョウがオリザを助けたみたい)
     いつの間にか来ていたリョウがアラト、そいつを使え!と叫ぶ。アラトはレイシアになんとかしろ、と命じるが不明瞭すぎると却下される。そいつを外に押し出せ!人間を傷つけずに、と言い換えるとレイシアは了承する。謎のhIEはスピードが速く人間の眼では動きを捉えられない。だげレイシアには見えているようで迎撃する。人間たちは部屋の外に。それに合わせるように天井が落ち青空が見える。謎のhIEはレイシアを欠陥機と呼ぶ。そしてレイシア級4号機、メトーデと名乗る。唯一のレイシア級の完成品だと。そして用は済んだとばかりに姿を消す。

     アラトはリョウと話している。レイシアは警察に視覚データを提出に行っている。リョウはレイシアといる限りアラトは危険だ、と責める。ボーイ・ミーツ・ガールというのも危険な思想だという。アラトは一部同調できるところもあるのだが、全面的にリョウに賛同できない。
     いずれレイシアはお前が責任をとりきれないようなことをやらかすぞ、とリョウが言うのを
    僕のチョロさで人類がやばい ということか、とアラトが返す。リョウがわかってるじゃないかみたいな態度をとる。リョウはアラトにお前はモノと人間どっちを取るんだ、と問いかける。
     メトーデは基地に帰還する。ミームフレーム社東京研究所の地下である。彼女のオーナーがそこにいる。渡来銀河である。メトーデはリョウが来たので早めに引き上げたと報告する。
     渡来は兄妹揃って優秀なことだ、と答える。

     このあたりから小説版とアニメ版にかなりずれが目立って来る印象。アニメ第6話のHiggins village というタイトルは小説版には該当する章名が無く、Phase5の Boy Meets Pornography が6話、7話に分けられている感じ。

     アニメ6話冒頭で下水道みたいなところで「はじまった」と呟くのがサトゥルヌス。このシーンは小説に無い。小説でこの章冒頭のエリカバローズ邸の出来事は6話のラストと7話の冒頭に出てくる。

     ということで6話はユカがごろごろしてアラトがニュースを見ていることから。アラトが外出するにもびくびくしている様子はアニメからは感じられない。
     小説ではアラトの父親がテレビに登場し、ユカも父親がテロの現場にいたことを知っているが、アニメでは父親は登場せず現場にいたことをユカは知らない様子。父親は筑波学園都市に詰めていてここのところずっと帰ってこないと語られる。真宮寺がテレビに出てくるシーンもアニメには無い。

     続くミームフレーム本社の会議室のやりとりも小説には無い。既に登場しているシノハラ以外は誰が誰やらわからないが、一番偉そうな人はエンドロールを見ると吉野というみたいだけど今のところ小説には出ていない。弱そうなシノハラさんを攻め立てている中年男性が鈴原、その後ろにいる体育会系女性が堤美佳。ふてぶてしい感じでメトーデのオーナーになったという男性が渡来銀河。
     ミームフレーム社が二つの派閥に分かれているのがわかるシーン。アニメではAI派と呼ばれていた何でも超高度AIヒギンズに聞きましょう、経営判断もゆだねましょうという親コンピューター派と、最終判断は人間がやるべきだという人間派。鈴原・堤は人間派で、紫織は人間派に近い。渡来はAI派の実力者。シノハラは小説ではこんな会議に出るほど偉い感じではなく、定年間近で研究員という肩書きはあるものの窓際管理職みたいな印象。
     小説ではミームフレーム社の派閥争いは次のPhase6で説明される。

     紫織の見合いのエピソードも小説版には無いが、堤は仕事だからというわけではなくて一人の人間として彼女に同情も感じながら接しているちょっといい人として描かれている。
     彼女と紫織の親しさが感じられるパーティ同行のシーンもアニメオリジナル。堤の出番やセリフが小説版より増えている。

     メトーデが紫織に接近して二人目のオーナーになるよう申し出る話は小説では既に終わったことになっていて回想で語られる。紫織はアニメほど反発したりもせず悩まずオーナーになったみたい。

     彼女が兄が変わっていったことを思い起こすシーンは小説では次の章に入っているが、兄が遠ざかった分、兄の友人としてしばしば遊びに来て紫織の心の寂しさを埋めてくれたのがアラトということになっている。アラトを思い出して彼女が頬を赤らめるのはそういうわけで。

     メトーデのオーナーが渡来であることはアニメでは早々に明かされるが小説ではこの章の最後。
     妹三人会に小説版ではアラトとレイシアが現れるがアニメでは通りの向こうを歩くのを見るだけ。小説では紫織はアラトの話題に上気するがアニメではレイシアを見て拳を握りしめぐぬぬする。アニメではオーリガがケンゴの先日の行動をどう思っているかも話題にならず。アラトのことだけだが、小説ではそれぞれが兄の話をしてユカちゃんのお兄さんが一番優しいよ、みたいな感じ。小説ではオーリガは妹同士だともう少し遠慮なくものを言うちょっと毒舌キャラに変わるがアニメではさほどでもない。

     リョウと渡来が会うのはビル内で、小説のように埋立地では無いので命を奪われるかも、という小説版の緊張感は無い。

     というあたりまでがアニメ第6話。第7話にはショーでの惨劇が中心となる。

     7話冒頭でエリカ・バローズとサトゥルヌスの会話が入った後、ショーのコンセプト映像をアラトが見ているシーンに。
     未夢、ナディア、マリー、小説では名前が無かったその発展形はアニメではマリーXXと名前がついている。Humanize-Wはヒューマナイズダブリューと読む模様。
     この紹介シーンは文字で説明するだけで次々画面が切り替わる感じで、文字が小さく文字数も多めで私は読みきれなかった。なのでどれがどんな特徴があるかというのはわからぬまま、動きや表情で進化しているんだな、とわかる程度。未夢は100年前のロボットということで、樹脂製の肌や眼球に経年変化がありちょっと荒れているという描写がある。
     アニメではかわいらしく描いていた。他の娘は動けるが、小説でも未夢は動けずそこに立っているだけ。
     技術的にはお面のようだった顔が人間と見分けがつかなくなったマリーとマリーXXの差が大きいような気がするけどアニメではたいして違って見えない。

     エリカ・バロウズはファビオンMGのオーナーとしてアラトの前に登場するが、彼女がこの社会でそれだけに留まらない重要人物で億万長者で金融プレーヤーであることは小説では登場と同時に語られるがアニメではまだ説明されていない。そして彼女が有名なもう一つの最大の理由があるがそれは後の章で語られる。
     エリカはアラトが先に名乗ったことでちょっと気に入った様子。アニメでは挨拶したところで終わっているけど小説ではエリカがバンバンダメ出ししてショーのスタッフは右往左往する。アラトは最初はちょっとそういうのにあらがおうとするが結局エリカに圧倒されてしまう。家に帰ってからレイシアに ユカよりわがままだ!とか言っている。
     アラトとレイシアのお風呂をめぐる会話はだいたい同じだけどアニメの方が表情や口調でレイシアが人間っぽく感じる。その分腹黒にも感じる。アニメでは風呂の話ばっかりだけど小説ではケンゴや抗体ネットワークについても話している。ユカが風呂から上がってきて会話を中断することもない。

     たこ焼き屋での妹三人会はアニメオリジナル。このたこ焼き屋はアニメスタッフお気に入りなのか店内のポスターやメニューにいろいろ遊びが見える。「たこやきをえびえんべいにはさんだ・・・」とか「やまもりのキャベツをソースと一緒に・・・」とか書いてある。

     リョウは渡来との対話で、レイシアはミームフレーム社から逃走したものであるとわかっている。そのオーナーであるアラトと親しい事は会社としては要注意人物ということになる。
     渡来は友達を選んだ方がいいと警告するが、リョウとアラトにはある絆があり、今後もアラトとは友人ですよ、彼の味方を僕はしますみたいなことを渡来に言い返す。

     リョウの部屋に白い子犬みたいのがいるが小説ではここではそういうシーンは無い。

     紫織がメトーデとの契約に悩むシーンもアニメだけ。小説では全然悩んでない。

     メトーデの襲撃に際し、次々に破壊されるマリーなどhIEは人間を避難させようとするがあまり性能がよくなく、アニメでは無かったけどナディアなどは人命よりお片づけを優先したりする。
     未夢は動けないので避難誘導に参加することもなく、破壊もされていない。さすがに未夢を破壊するのは著者も嫌だったんでは。アニメでは省略されたけどナディアも破壊されている。

     天井からの落下物(小説ではシャンデリア)から綾部オリザを助けたのはアニメだと如月とリョウだけど小説だとアラト(追記 ここ勘違いで小説でもリョウだった)。小説でもリョウは駆けつけて、アラトにレイシアを使うように助言する。

     アニメ7話Cパートでメトーデは渡来のところに帰還するあたりはほぼ小説と同じ。小説ではメトーデの足は人間より機械に近く、ひと目で人間ではないとわかるみたいだけどアニメではそれほどでもない。このあたりの地の文で超高度AIやレッドボックス(小説では人類未到産物 と書かれることの方が多い)がいかに科学のあり方を変えたかみたいなことがわかるけど、アニメではそんなに印象が強くないように感じる。

     レイシアのファッションショーみたいなシーンは先日の渋谷もそうだけどそんなに華やかに感じない。私はそういうのにうといのでよくわからないけど。

     次章で語られるけど、紫織にとってアラトは単に友人の兄というだけではなくて、彼女を孤独から救い出してくれたような特別な存在であるらしい。
     小説ではアラト、ユカ、紫織三人で撮った写真を大切にしている。このときユカはエンドロール冒頭の写真のようにアラトの後ろに隠れている。これは撮影役のhIEが怖くて隠れたらしい。
     

     
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