OVA「羊のうた」
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OVA「羊のうた」

2019-06-09 19:00


    ・原作漫画や実写映画もあるけどOVAもある。漫画とか忘れちゃったのではっきりわからないけど展開やラストは違う感じ。

    ・先祖代々の病気を受け継ぎ続ける一族。でももう最後の姉弟二人しか残っていない。姉は三歳で発病。弟は男にはあまり出ないこともあり発病せずにすむかと思われたが高校生で発病。

     その病気の主症状は吸血への渇望。人の血を吸いたい、という気持ちでいっぱいになり、理性を失ってしまう。でも吸血鬼というわけではないので吸われた相手が吸血鬼になる、感染するみたいなことはない。

     薬で抑えることはできるが、その薬が心臓に悪い。姉は心臓病もかかえているのでいつまでも薬に頼れない。姉がここまで生きてこれたのは父親の血を吸っていたからでもあるらしい。血を吸われた相手にはダメージもある。

     医師でもある父親は、発病した姉を自分が連れて行くことにして、主人公である弟は(たぶん)弟夫婦に託す。主人公には自分の事も姉のことも忘れてもらおうと思っている。母親もちょっとわけあっていない。だが主人公も発病してしまった。好きなクラスメートの血を突然吸いたくなるという形で。もう彼女のそばにはいられないとわざと嫌われるような言動をして相手を遠ざける。そんなタイミングで父親も亡くなり、昔住んでいた家に戻って来た姉と弟とは出会ってしまう。

     薬に頼らず理性を保つ方法は、姉弟が互いの血を吸うこと。一緒に育ったわけではないので初めて会う男女同士と意識は変わらない。そして互いに気兼ねなく血を吸える相手である。
    二人の距離は姉弟でもない、男女でもない、もっと近いものになる。
     互いにすがらないと生きていけないが、それは相手の命を縮めることでもある。
     
     ということでちょっと隠微なエロチシズムがある。

     原作はもっと長いので、エピソードをかなり絞ってあるんだと思うけど覚えてない。

     閉じられた世界の陰陰滅滅とした話なんだけど妙に美的だったりする。こういうのを耽美っていうのかも。

     ラストもバッドエンドだけど原作はそうじゃなかった気もする。
    連載中に独自解釈でつくったラストみたい。


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