「カッコーの娘たち(樹村みのり著)」
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「カッコーの娘たち(樹村みのり著)」

2019-09-14 19:00



    ・漫画文庫は目にきついので読んで処分中。

     ・カッコーの娘たち
     父親はおらず、母が精神に障害を得て入院したために親戚に引き取られて別れて暮らすことになった三姉妹。長女14歳、次女11歳、三女8歳。事情を理解しているのは長女だけ。
     長女はニューヨークに残り、次女はその近郊。三女は遠くロサンゼルス。
     最初の頃は年に何度か集まる機会を持つが、成長するにつれて姉妹が揃って会うこともまれになっていく。

    ・40-0
     ウィスコンシンの大学に行くことにした青年。そこでテニスのコーチを押し付けられる。
    そこでは大学のテニスコートの敷地がもともとは地元の子供たちの遊び場だったということで、子供たちが遊び場を返せ、と押しかけてくる。青年はその中に素質のある女の子を見出し、熱心にコーチするようになるが、彼女は突然来なくなってしまう。

    ・晴れの日・雨の日・曇りの日
     小学六年生の活発な女の子が、夏休みにそれまで通らなかった道にある知らなかった空き地で同じ小学校に通っているのにこれまで顔を見たことなかった女の子と出会う。その子は少し足が悪い。夏休みの間、二人は毎日の洋に空き地で遊ぶ。
     だが新学期になると、その子が自分のクラスでは嫌われていることを知る。

    ・砂漠の王さま
     童話風の作品。ある砂漠にある横暴な王国の王が、周辺国に王女を花嫁としてよこせと言い、各国は身分の低い娘を王女だと偽って送り出す。王はまたか、とそうした偽の王女たちを帰せば波風も立つだろう、と遊ばせて世話している。嫌なら嫌と言えばいいのに、と。
     だが何人目かの娘は働くのが日常だったので城に来ても遊ばず仕事を見つけて働き続ける。
     王は物言いが率直で嘘がないこの娘が気になるようになる。装身具や宮殿を送るが娘はさして喜ばない。望みを聞けば城の一角を畑にしてよいかというので許可すると、国元から持ってきた草を植え、その草で編み物をはじめる。王はふと、これが編みあがったら彼女は国へ帰ってしまう、と不安に襲われる。だが娘が編んでいたのは王の衣装だった。

    ・夜の少年
     失恋してヨーローッパへ傷心旅行の女性。ドイツの廃墟で少年の幽霊を見る。彼女はこの廃墟が自分のように思え、少年と一緒に廃墟を掘って彼の家族を探す。自分の心を見直すように。

    ・Flight
     ライブハウスで歌ういかにもわけありの女性に魅入られた大学生。卒業するが就職できなかった。それでも店には通い続ける。やがて距離が縮まり彼女の家に泊まるようになるが、それ以上は進まない。新しいバイト先の上司は嫌味な男なのだが、彼女の話と彼の話に妙に重なるところがある・・・

     同じ表題の新書版コミックとは収録作品が一部異なっている模様。SNSなどされていない様子で近況はわからない。
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