「メッシュ(萩尾望都著)」Ⅰ
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

「メッシュ(萩尾望都著)」Ⅰ

2019-09-15 19:00




    ・パリを舞台にひょんなことから同居生活を送ることになった贋作画家と、まだ何者でもない主人公の周囲とのかかわりみたいのを描くみたいな。

     主人公は家庭が複雑で、母親に捨てられ父親を憎む(母親が若い男と逃げ、父親が妻に裏切られたショックから子供に母親の悪口だけを言い続けたなどいろいろある)みたいに育ってしまっている。父親の後妻である義母とは比較的折り合いが良い。

     主人公は髪が染めてもいないのに金と銀の二色なので愛称はメッシュ。男性だが本名はフランソワーズという女の名前。これは情緒不安定なところのある母親が女の子を欲しがったせいらしい。容姿も女と間違われる顔立ちと体格で、女物の服を着るのにも特に抵抗はない様子。
     年齢ははっきり書いてなかったと思うけど10代にも思える。

    ・メッシュ
     ミロン、メッシュを拾う。
     メッシュ、ミロンの同居人になる。
     ドルー、バンを裏切る。
     メッシュ、ドルーを殺さないようサムソンに頼む。
     サムソン、メッシュの頼みを拒絶。
     バン、ドルーを処刑。
     メッシュ、ミロンにサムソンへの殺意を語る。
     
    ・ルージュ
     サムソン、バンと取り引き。 
     メッシュ、サムソンを襲おうと計画。
     メッシュ、ラッタより取り引き詳細を聞く。
     ユフィル、ラッタを殺しメッシュを取り逃がす。
     メッシュ、ユフィルの銃を手に入れる。
     ミロン、ユフィルと行動を共にすることになる。
     取り引きはいろいろあって潰れる。
     メッシュ、サムソンを撃つが顔をかすっただけ。
     ユフィル、現場から去るついでにミロンとメッシュを送る。
     ミロン、メッシュをなだめ、落ち着かせる。

    ・ブラン
     ミロン、画廊の主人の代理で画を売りに行く。メッシュ同行。
     買い手のブラン、メッシュに関心を持つ。
     モリス、画の鑑定に呼ばれる。
     使用人のリリーはモリスを意識している。
     ブラン、メッシュにちょっかいかけたところを帰宅した妻・シュザンヌに見つかる。
     いろいろ修羅場があって画が売れる。

    ・春の骨
     ミロン、メッシュ用の新しいベッドを買ってくれる。
     舞台女優のココ、ミロンの家の向かいに越してくる。
     ココの恋人で劇団主催者のジェルダン、ミロンに舞台の背景画を依頼。
     ミロンの手伝いに行ったメッシュ、ジェルダンのインスピレーションで舞台に出ることに。
     ジェルダン、ココにプロポーズ。彼は妻帯者だが妻からは見限られている。
     ジェルダン、芝居の成功祝いとココとの婚約披露を兼ねたパーティ開催。メッシュも参加。
     ジェルダンが死ぬ。メッシュは自分が突き飛ばしたせいだと思って飛び出す。
     メッシュはパーティーでヘロインを飲み、朦朧として街をさ迷う。
     メッシュ、ココの同僚の役者・ユーベルに拾われる。
     ユーベル、メッシュから事件を聞いて病院へ。ミロンも病院へ。
     ジェルダンは自殺とわかる。幸い命はとりとめる。妻のオルガが取り仕切る。
     メッシュは薬のまわった頭で自殺を考えている。最後にとミロンに電話して誤解と知る。
     ミロン、メッシュを回収。何かあったら逃げ回らずここに戻れ、と言い聞かせる。
     
    ・モンマルトル
     ミロンと出会う前のメッシュの話。
     メッシュ、倉庫荒らしに参加してつかまり、ドルーに引き取られる。
     メッシュ、ドルーに射撃を教わる。いかがわしい商売も教わる。
     メッシュ、ポールという客に付きまとわれ、ドルーがポールを痛めつける。
     ポールの後ろ盾のアレクス、ドルーに圧力をかける。
     アレクス、メッシュを痛めつける。ポール、アレクスを撃つ。
     ポールは精神病院へ。退院したアレクスとメッシュは言葉を交わす。

    ・MOVEMENT
     ページ合わせみたいな短編。
     メッシュがパントマイムをしてミロンが答える。ひとつも当たらない。

    ・MOVEMENT Ⅱ
     メッシュが見る幻のような空想のような。

    ・MOVEMENT Ⅲ
     ミロンと待ち合わせるメッシュの存在感の変化。

    ・革命
     メッシュ、ジュジュを拾い家に送り届ける。同居人カティと出会う。
     メッシュ、ジュジュを訪ね、一緒に地図を見ながら空想旅行を楽しむ。
     メッシュはカティを男性だと思っていたが女性だった。メッシュも自分が男性と明かす。
     ジュノーという男がジュジュを訪ねてくる。カティとも知り合いらしい。
     ジュジュは歌手だったが歌に疑問を持って歌を教えた恋人のジュノーの元から逃げてきた。
     ジュジュはメッシュのはじめての相手になる。彼女はベッドでジュノーを恋しがる。
     ジュノーとジュジュは気持ちをぶつけあい、よりを戻す。
     カティはメッシュを心配してミロンを訪ねる。

    ・Plan de Paris(パリの地図)
     ルーブルに行くメッシュの毎日。
     
     テーマは親に愛されない子はどうしたらいいの?子を愛せない親は?みたいな。
    ミロンとメッシュの関係はアメリカン・パイを連想したりもする。
    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。