「ゲンセンカン主人(つげ義春著)」
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「ゲンセンカン主人(つげ義春著)」

2019-10-23 19:00




    ・ねじ式
     あまりにも有名な作品。あらすじを書く必要はないだろう。最初のひとコマ目の印象ばかり強いけど、他のコマもかなりのもの。

    ・山椒魚
     井伏鱒二さんのよりも、もっと異様な。

    ・通夜
     三人組は本当に強盗だったのか。死人は本当に死人じゃなかったのか。

    ・海辺の叙景
     男女の出会いの話。ここからはじまるのかこれっきりなのか。

    ・沼
     東京から猟に来た青年が沼のほとりで奇妙な娘に出会い、一夜を共にする。といっても隣り合って寝るだけ。娘は蛇を飼っている。蛇に首を絞められると気持ちいいというので青年も娘の首を夜中に絞めてみる。

    ・峠の犬
     右の耳が動かない、五郎ともハチとも呼ばれる犬。二重生活とでも言うのか。

    ・やなぎ屋主人
     衝動的に電車に飛び乗って海を見に行く。そこに残る自分と戻って来る自分。

    ・初茸がり
     民話調の作品。遠足当日より前日が楽しいみたいな話。

    ・古本と少女
     古本屋の客の学生と店番の少女のほほえましい話。

    ・チーコ
     漫画家と同棲しているらしい彼女とが文鳥を飼いはじめる。二人でかわいがるが。

    ・噂の武士
     江戸時代、温泉宿に出かけた武士が武芸者と相部屋になる。故あって名乗らぬ彼は名のある武芸者と見えたがその正体は。

    ・ゲンセンカン主人
     つげさんの有名作品のひとつ。温泉街で温泉宿らしいゲンセンカンを紹介された男性の話なんだけど、唐突に話が途切れているようなループ構造のような。
     

     寡作だけど作品を山ほど評論や研究されて、ついでに個人としても人生をあれこれ噂されてお気の毒にも感じるけどうらやましくも思う。
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