「書けない漢字が書ける本(根本浩著)」第一章
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「書けない漢字が書ける本(根本浩著)」第一章

2019-12-02 19:00




    ・なかなか書けない漢字の書きかたを、語呂合わせで強引に覚えちゃいましょうという本。
     全部で三章に分かれているのだけど、第一章の「さらりと書けたらカッコイイ漢字」にあるのはこんな品揃え。


     向田邦子さんのエッセイに「ウツ」という漢字がサッと書ける人はステキ、とある美人女優さんがのたまわって、某男優さんが必死に練習したみたいな話があったと思ったんだけど見つからないので勘違いかもしれない。でも薔薇とか憂鬱とかはそういうネタになる漢字だと思う。ということでこの本も憂鬱のウツからはじまる。
     著者の覚え方をそのまま書くのは申し訳無いので自分の備忘として自己流に解釈しなおしてヒントだけ。

     上の部分はリンカーン。下の左はとある飲みもの。下の右はその分量。

    薀蓄
     ウンチクのウンは温州みかんのウンかと思うとちょっと違う。
     
     温 という漢字の「日」の中身を「人」に変えることを覚えて草冠をつける。

    顰蹙
     ヒンシュクという漢字はヒンもシュクもむずかしい。けどよく見ると4つの漢字の組み合わせになっている。そのもとの漢字を覚えてないとダメだけど。

    懺悔
     ザンゲのザンはパッと見何と何が組み合わさっているのかわかりにくい。
     リッシンベン、人という字二つ、戎からナを取ったやつ、非の上下を横棒で挟んだやつ。

    痙攣
     ケイレンもケイもレンも難しい。
     ケイはヤマイダレの中に一、くくく、エだから イチクミエ とでも。
     レンの上半分は恋の旧字戀と同じ。恋の心が手に変わるとケイレンする?

    颯爽
     サッソウ のサッはタチカゼ。ソウは四つの目(という番組が昔NHKであった)を一人で見ているみたいな。

    滑稽
     コッケイ のコッは滑らかな意味でサンズイにホネ。ケイは稽古なんかでも使うわりと見かける字なんだけど意外と書けない。分解するとノギヘンにイヌに旨い。ノギヘンの代表的な字は秋だから 秋田犬旨い とでもするか。

    俯瞰
     フカン も4つの字の組み合わせ。人+府+目+敢 敢えて(アエテ)の敢はあまり使う機会が少ないけどそのまま覚えるしか仕方ない。敢からTを取ると取になるが。

    燦燦
     美空ひばりさんの「愛 燦燦と」で読みは知られているサンサン。
     火と上とタと又と米で出来ている。

    薔薇
     出たな、という感じのバラ。よく見かけるけど書けない字の代表みたいな。
     バ はクサカンムリに土に回に人と人で分解するとやさしい字の組み合わせ。
     ラ もクサカンムリに微生物のビ かと思うと、山とπ(パイ)の間に横棒が一つ多い。


    檸檬
     よく知っているのに書けないレモン。梶井基次郎とかすぐ連想する。
     レモンのレはキヘンにウカンムリに心に皿に丁。
     モンはキヘンにクサカンムリにワカンムリに一に豚の右側。

    林檎
     リンはいいとして、ゴはキヘンにヘにナベブタに、出から縦棒取って下のをひっくり返してメとム。なんてややこしく説明しなくても、離という字の左側に「ヘ」がかぶさっているのだった。

    葡萄
     ブドウもよく見かけるけど書けない。ブもドウも外側は同じで中が甫と缶と異なる。その同じ外側はクサカンムリに匂うのヒをとったやつ。句の口をとったやつでもいいけど。
     こういうのに名前が無いから覚えにいんだな。国語審議会か何かで決めてくれ。

    蜜柑
     ミカンはかろうじて書けるけど念のため。
     蜜蜂とかの蜜が蜜柑の蜜。柑橘系の柑が蜜柑の柑。


     ワラも書けないな。でもよく見るとクサカンムリの下に高木。


     ネギも書けないな。
     でもよく見るとクサカンムリと心の間に接吻の吻の右側に、を重ねた奴。

    蜥蜴
     トカゲという字は江戸川乱歩の黒蜥蜴で覚えたような。でも書けない。
     でもよく見るとトもカゲも虫偏で、トの右は分析の析、カゲの右は易者の易で書ける字だ。

    蜘蛛
     読めるけどとっさに書けないクモ。でもこれも蜥蜴同様、クもモも虫偏。
     クの右は知識の知、モの右は朱色の朱。

    牡蠣
     カキもレストランなどでよく見る漢字だけど書けない。
     カは牛と土で簡単だけどキはすんなりいかない。ムシヘンはいいとして、ガンダレに萬か。
     虫のガンマンとでも覚えればいいか。


     よく知っているけど書けない、形がととのえにくい感じの字。
     上はウスダさんの臼。下が名前がつけられずむずかしい。以の左側が二つにテンが4つ、
     風の右側みたいの一つ。こういうパーツの名前がほしい。


     雨からTを切り取ってクサカンムリに変え、テンの代わりに左に糸、右に虫。

    麒麟
     十二国記にやたらと出て来るキリン。キリンビールの麒麟。どっちも鹿ヘンでキは右が其、
     麟の右は鱗の右で米とタとヰ。十二国記では麒は男で麟は女。


     ワニは何故か魚ヘン。わからないでもないけど。蛇はムシヘンで鰐はサカナヘンというのが
     ちょっとおもしろい。右は号の上の口が二つ並んで、一が口の下に割り込んで来る。

    駱駝
     ラクダも知ってるけど書けない。あまり書く機会もないけど。ラクもダも馬ヘン。
     ラクのミギは各でダの右は蛇のミギ。

     というところで一章はここまで。

     普段ちびっちゃい活字でばかり見ていると、なんとなく全体の形で覚えちゃって要素に分解して考えないけど、楷書できちっとした手書き文字を見ているともっと意識するのかも。





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